あえて読まないようにしているエニアグラムのサイトを紹介します

 最終的によそ様のサイトを紹介する話です。
 『国のレベルと「レベルを上げる条件」』で「個人のWEBサイト」と書いたのはこのサイトのことです。

 私は昨年中にエニアグラムの電子書籍を出そうとして、今も書けておらず、"やるやる詐欺"になっている状態なのですが、電子書籍を書くにあたって、今、読まないようにしているサイトがあります。
 『リバースエニアグラム』というサイトです。
 なぜ読まないようにしているかというと、読むと、引っ張られそうだからです。
 私には、エニアグラムに一家言ある部分とそうでない部分があります。性格タイプも良く分かっていて(良く分かっているつもりで)、売られている書籍の記述に不満が言えるほどエニアグラムを執筆できる部分と、良く分かっていなくて、うまく執筆できない部分があります。
 こういうときに、内容の濃さそうなサイトを読むと、影響を受けてしまいます。とても的確な表現が書かれていた場合、その表現を使いたくなるし、また無意識にどこかで使ってしまう可能性もあります。
 そういうわけで、自分の電子書籍を出し終わるまでは、なるべく見ないようにしているのです。とくに、各タイプの説明は読むのを避けています。

 このサイトの売りは、サイトの運営者である篠田工治さんが、かなりの数(39冊)の日本で出版されたエニアグラムの書籍を読んでいて(ここにその写真があります)、その上で比較・感想を書かれていることと、各タイプの説明がとてもとても長文であることです。
 エニアグラムを学んでいない人がいて、身近な"エニアグラム使い"からエニアグラムの説明を受けても理解できなかったのが、このサイトの説明を読んだら理解できた、という話を聞いたこともあります。

 ただ、このサイトは、ひとつだけ問題点があります。今現在、更新が止まっているようで、性格タイプの説明が途中までとなっているのです。
 次に書かれるものはタイプ5であったはずです。私は、タイプ5は得意なので、この部分だけは読んで、お手並み拝見といきたかったのですが、なぜだか書かれないままです。
 これは想像なのですが、今まで書いてきた長文の文章量でのタイプ5の記述ができなくて止まっているのではないか?と見ています。
 エニアグラムを扱う者には、それぞれ得意分野のようなものがあります。以前、『全てのタイプに会えるわけが無い』や『身近に、そのタイプのいる人にはかなわない』で書いた話ですが、出会わない性格タイプや、深い付き合いが無い性格タイプというものは、誰しもあります。そして、その違いは、理解度の違いとなって表れます。このかたは、タイプ5が周りにいないか、いても、タイプ5の深いことまでは語れないか、そのどちらかで止まっているのではないか?と想像しています。後は、ご本人の精神レベルが落ちて執筆する状態ではなくなっているのかも知れません。私自身、noteでこういった文章を書いていて、執筆がきついと思うこともあるので、そういう想像を勝手ながらしています。さらに付け加えると、タイプ5に関しては、下手なことを書くと、理論的なツッコミが読者のタイプ5から入りそうなので、書くことに躊躇しているのかも知れません。

 そうは言いながらも、ここ数年の間で見ると、充実したサイトであるので、のぞいても損は無いと思います。
 例えば『エニアグラム関連書籍一覧 by Amazon』では関連書籍の一覧を調べてくれていたり、刊行数をグラフにしてくれていたり、キーワード検索数を調べてくれていたりしています。

 私は、先ほど説明した理由で見ていませんが、それでも一時期"エニアグラム使い"たちに知られていたサイトなので、よろしかったらご覧ください。

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