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【テック】外出先から自宅PCに電源オン!-スマホからWindows PCにマジックパケットを送信-

こんにちは、Emuです。
当記事をご覧くださり、ありがとうございます!

今回は、外部環境(WAN側)からLANにマジックパケットを送信、ホストPCの稼働状況を確認する方法をご紹介します。マニアックな内容なので、興味を持たれる方は少ないと思いますが、最後までお読みいただけると嬉しいです。


WOLとは


WOLはWake On LANの略です。

ワイヤレスに対応したWWOLも存在します。Latitude E7240は10年以上前のモデルですが、WWOLに対応したNICを搭載していました。

WOLはなんの為にあるかというと、遠隔地からPCの電源をオンにするというためにある機能です。

作業やメンテナンスがリモートでできるのは、管理者としてはありがたい機能の一つです。

以前、WOLの設定に関しては記事にしていますので、詳しく知りたい方は、こちらの記事をお読みいただければと思います。

Wake On Lan


Androidデバイスのみのアプリですが、シンプルで使いやすいのでオススメです。

Wake On Lan UI

起動中はグリーン、電源オフ、不通状態はレッドのインジケーターが点灯します。

Ping値も表示されます。Ping値は小さいほど通信速度が速いです。ローカル環境では5ms前後、遅くても10ms程度です。

WOLをローカル環境で使う


WOLをローカル環境で使う場合は比較的簡単です。同じネットワーク上のデバイスからマジックパケットを送信すればOKです。

WOLを外部環境で使う


外部環境(WAN側)からWOLを使う場合は、VPNを併用します。(WAN側から自宅ルーターへVPN接続する)

Open VPNの場合

VPNはルーターに準処したものを使用してください。グローバルIPが固定になってない場合はダイナミックDNSを使用するか、直前のグローバルIPを使用してください。

電源を入れたいPC(以下ホストPC)のIPアドレス、MACアドレス、ポート番号を確認します。

ブロードキャストアドレスはグローバルIPのことですが、VPNを使用する場合はローカルのままでOKです。(〜.255など)

ホストPCでコマンドプロンプトを開き、「netstat」を実行します。

ポート番号はRDP(リモートデスクトッププロトコル)のTCP 3389でした。このポート番号がはなくても、起動することはできますが、起動状態を確認することができません。

マジックパケットを送信する


ローカル環境よりPing値が大きい

4G、5G回線から自宅VPNに接続して、PC名をタップするとマジックパケットが送信され、ホストPCが起動します。

これで、グリーンのインジケーターが点灯すれば起動したことがわかります。

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まとめ


WOLを使い始めた当初、モバイル回線から電源を入れることはできたのですが、起動確認ができなかったのです。どのポートから起動状態を監視しているかわかりませんでした。結果的にRDPのポート番号から確認をとっていたようです。

ルーターのポート転送機能を使う方法もありますが、これだと解放状態になるため、VPN接続時に解放して使う方が良さそうです。

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