上司から「ありがとう」と言われたら、どれだけ気持ちが楽になるか
今20〜30代の方で、会社とかで働いているほとんどの人には上司がいますよね。
上司との関係がうまくいかないだけで、モチベーションが上がらないって人は多いと思います。私もそうですし。
仕事のやる気くらい自分で出せよっていう人もいると思いますが・・・
それは間違ってないです。
自分で選んだ仕事だったら、他人からどんなこと言われても迷わずやるべき。
変なこと言われて、嫌な気分になっても仕事をするのがプロ・・・
なのはわかってますが、とはいえ上司の存在はでかい
上司との関係が良くないだけで、なぜモチベーションが上がらないのか考えたんですが、
やっぱり上司から「人として認められてない感」があるからかなと思ってます。(もちろんそうじゃない上司の方はたくさんいる)
上司の気持ちもわかります。
例えば仕事の報告をしに行って、
部下の仕事がうまくいってなかったり、部下がミスをしてしまったりした場合、とりあえずネガティブなことを言ってしまうことがある。
早くやって欲しい仕事なのに、あまり進んでなかったら上司だってイライラしますよね。
そのイライラ、めっちゃ伝わります。
しかし最近はハラスメント問題が特に目立ってしまっていて、
上司も部下に対してあまり強くは言えなくなってきてますよね。
部下の気合を入れるために、厳しいことを言いたいけど、言えない・・・
でも仕事も早くしてほしい。
特に私のようなゆとり世代に大声で叱責したり、厳しいことを言ったりすると、次の日職場に来なくなったりするので。(私はいきなり来なくなったりしないと思うけど)
上司のそんな気持ちからか、
「期待してるよ」って言われることがあります。
とりあえずこれを言っておけばいいだろうと思ってるのかも。
でもこの場合、部下は
・仕事の成果に対する期待
・部下の成長に対する期待
の2つの意味があると考えます。
多くの場合、上司は仕事の成果に対して期待してるんだと思います。
でもそれは当然で、そうじゃないと組織として回らないから。
部下の成長とか知ったこっちゃないから、仕事はこなしてね。
ってことです。
だから、仕事の報告や相談が終わったあと去り際に「期待してるよ」って言いたくなるのかな。
仕事中に真顔でそんなこと言われても、部下のやる気はわかないんです。
なぜなら、仕事の成果に対する期待だと考えてしまうと、
「とりあえず早く仕事しろよって思ってるのかな」
「仕事さえ終われば私はどうなってもいいのね」と感じてしまうから。
同じ仕事をする仲間として認めてもらえてない雰囲気を部下が感じてしまうと、仕事をしてても安心感が得られない。
安心感がないとモチベーションも上がらないわけです。
じゃあ「部下の成長に対する期待感」を伝えればいいのかと言われたら、
…それも違う気がします(笑)
「いやぁ〜、〇〇くん、君には期待してるんだよ〜」
と飲み会とかで言われたら、「あ、ほんとに期待してくれてるのかな」と私は思っちゃう派なのですが。
それはそれでプレッシャーです。自分が自分らしく仕事ができなくなります。今後ミスとかできなさそう。
結論はなんなのかというと!
「仕事に対する期待」と、「部下の成長に対する期待」。
どっちも部下に伝えなくていいから思っといてください。
って言いたかっただけ(笑)
じゃあ部下は上司からなんて言われたら良いんだろうって考えたら、
やっぱりシンプルに「ありがとう」って言ってくれるとメンタル的に助かります。
仕事の報告して、上司の前から去ろうとしたとき去り際に
「この仕事をここまでやってくれてありがとう」って言われたらどれだけ気持ちがラクになるか!
ありがとうって思ってなくても言ってもらえたら、ほっとするんです!
私が上司の立場になったら後輩にはそうしよう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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