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学校に行かないと「社会性」が身に付かない?

「社会性が身に付かないのでは?」


これって、学校に行かない子が言われる言葉NO.1なのではないかと思います。


今のご時世、オンラインの学習方法が沢山提供されているので勉強は学校に行っていなくてもできます。

 

でも社会性は?

 

これについては私もホームスクーリングを始めた頃はどうなのかなと考えてきました。

小1より学校に行かなくなって7年目になる今は、問題ないと思っています。

 

そもそも「社会性」って一体何なのでしょう?

 

発達心理学において、社会性は

 

対人行動

(他者を信用し認めることができること)

集団行動

(集団の中で協調的に行動できること)

社会的欲求

(仲間から好意を受けたいという欲求を持つことや仲間として認られたいという欲求を持つこと)

社会的関心

(時代の情勢、風潮に感心を寄せること)

とされています。

でもこれらの項目、学校に行くことで身につけることが果たしてできるのでしょうか? 

 

 

今の学校の多くは子供を細かく管理し、協調と言えば響きは良いですが集団の同調圧に自分を素直に表現することを抑圧されているように思います。

 

そんな環境下で他者を信頼し、仲間として所属したいと感じるのでしょうか?

そもそも、学校に行って社会性が育つなら今、社会にでている大人の大半は学校を通過してきた人達です。

 

 

なので大人は皆、社会性をもった行動ができているハズですよね

 

でも現実はどうでしょうか

 

ということは学校=社会性が身に着くというわけではどうやらなさそうです。

 

この「社会性」の項目に私はひとつ大切なことが抜けていると思います。

 

それは

 

「自分を尊重すること」

 

これは「自分勝手にする」「自分の意見を押し通す」という意味ではありません。

 

自分はこういう考えを持っている、それが他人と違っても大丈夫、私は私だ。

 

というようなことです。

 

セラピストとして様々な悩みを抱える方にお出会いしますがそのお悩みの大半が

 

「自己重要感」が低いこと

子供時代に「自分を尊重してもらなかった」こと

 

が原因でおこっていると場合がとても多いです。

 

「自己重要感」が身についていれば自分を卑下したり、他者に攻撃になったり、他者からの称賛や承認を求めよとしません。

 

そして社会性の項目にもある「他者を信頼し認める」つまり「他者を尊重する」ことにも繋がります。

 

「自分を尊重するこ」を身に付けるためには「自分の心からの意思、意見を尊重してもらう経験」を子供時代に積み重ねる必要があります。

 

「子供の意思を尊重する」とは「学校に行きたくない」という子供の意思を尊重することでもあります。

 

そうやって、身近な人に大切にされた、自分の意思を尊重してもらえたと子供が感じていれば

 

 

学校に行っていないからといって社会性が身に付かないなんてことはおこらない

 

ただ、社会性の項目にある「集団行動」はうちの娘は無理かもしれません。それはもう仕方ありません、

 

それが娘の個性です。

 

 

変えることはできません。

変えるものでもありません。 

  

その個性を生かしつつ集団行動をとらないで済む社会とのかかわり方を探していきます。

 

 

  

ここまでお読みくださりありがとうございました

弥栄

マインドヘルスセラピスト

岩松千絵

 

 

 

 

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