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グラレコ初心者が引っかかりやすい「ちゃんと描かなきゃ!」の罠に気づく

皆さん、こんにちは!
エンパブリックスタッフの渡邉です!

ここでは、empublicStudio内で毎週水曜日12:15~12:45に開催している「今週のエンパブTOPIC」で行ったセッションの様子を紹介します♪

今週のエンパブTOPICでは、「ちょこっとアンラーニング」をテーマに、エンパブリックスタッフが日々の中で気になった、みなさんと一緒に学びたいコンテンツをトピックとして週に1回発信しています!
エンパブリックが持っているたくさんの動画やシート等から、皆さんの興味にも合うテーマを厳選しています。

1回30分の参加でも良い刺激になりますので、ぜひ自分の問題意識や気になるテーマにご参加ください♪

今週のTOPICは?

今週のトピックは、「グラレコにトライ!」
グラフィックレコーディングとは、その名の通りイラストや図式(グラフィック)を使って、話し合いの内容を記録(レコーディング)する手法のことです。
対談イベントを始め、会議、話し合い、ワークショップなど、いろんな人が話している内容をライブで記録するために使われたりもしています。

また、最近では、ファシグラ(ファシリテーション・グラフィック)という言葉も出てきたりして、話し合いをただ描きとるだけではなく、どんな事柄について、どんな構造で話しているのか?を場の全体でビジュアル的に共有するための1つのスキルとしても扱われているようです。

今回は、上手に絵を描くよりも話の骨子をビジュアル的に表現するためのトレーニングとして、ランチの30分でサクッとグラレコに挑戦してみました。

他の人に伝えようと思うと、話の構造が大事になる!

今回は、下記の約3分程度の動画を見てグラレコ練習をしてみました。

今回のプレゼンテーションでは、私たちが「これが正しい」だと思っていることも、立場や見方を変えるとまた「正しくなる」ということがテーマで、住所の捉え方や医者の意味、音楽におけるリズムの取り方などなど、多くの例を引き合いに出しながら、このようなメッセージを伝えていました。

これらの内容を一言一句書き起こそうをするとなかなか難しくなってしまいますが、グラレコで大切なのは、内容を事細かに以上に「誰かと共有するためにある」ということです。

これは参加者の皆さんと一緒に、自分がグラレコを書くときに注意したポイントを聞いたときに出てきた言葉でした。

・内容をしっかり書くというよりも、この動画を見てない人にどういうことが伝わったら良いか考えながら書いた。
・さまざまな例の「比較」が多く出てきたので、図面でも比較ということが伝わるようにしてみた。
・日常的な様々な場面で常識に違いがあるんだなと感じたので、それが伝わったらと思った。

参加者の感想より

スタッフをはじめ、ついつい目の前のプレゼンを書き出そうとすると、
「この部分はどうやって表現しようか?」
「あの例を書き逃してしまった・・・!」

と内容やグラレコ自体に目が向いてしまいますが、このプレゼンテーションを見たことがない人に伝えようと思うと、必然とプレゼンテーションの構造を捉えることが必要になってきます。

今回のランチでは、グラレコ初心者だからこそ陥りがちな「上手く書かなきゃ」の罠があることに気づくことができました。

ランチトークでは、引き続き、定期的に「グラレコを書いてみよう!」の企画を開催していく予定です。
「グラレコって言っても絵が上手じゃないんだよね・・・」
「いつもの議事録はwordが中心だな」
「会議で話しているうちに『あれ?今なんの話をしてるんだっけ?』となってしまった経験がある・・・」

というかた、ぜひ一緒にグラレコ力をあげてみませんか?


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