れびぃ

外資系ITコンサルタントを本業としながら、自宅に設置した音楽スタジオで細々と音楽制作を…

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外資系ITコンサルタントを本業としながら、自宅に設置した音楽スタジオで細々と音楽制作を続けています。拙宅のスタジオ・機材を使ったレコーディングのご相談など、お気軽にご連絡ください。最近は息子くんにプログラミングを教えているので、その様子もnoteにまとめていこうと思っています。

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  • 幼稚園児からのプログラミング教育?

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DTMer向け float(浮動小数点数)の説明

以前floatとintegerの違いについて、DTMer向けに連ツイしました。この記事はその時の内容をまとめなおしたものです。DTMer向けと書いていますが、その基礎はDTMの世界にとどまるものではありません。ご参考にしていただけると幸いです。 最初にお断りしておくのは、これを知ることで、即、音楽制作に有利になるというものではないということです。興味を持って「floatって結局何なの?」と思っていらっしゃる方に向けた、読み物だとご承知おきください。 floatは浮動小数点

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    • 足し算ゲームのiPhoneアプリを作ってみた話 3. SwiftUIでのMVCとビジネスロジック

      SwiftUIのViewは、画面表示をリフレッシュするときの挙動を記述するというものでした。しかし、その画面に表示される内容はどのように持てば良いのでしょうか。はるか昔から、MVC(Model View Control)という考え方がオブジェクト指向の世界には浸透しています。アプリケーションが本質的に処理するべきデータとその取扱(Model)と、画面表示についての詳細(View)と、UIからの入力を受け取ってModelを制御する(Controller)の3つに分けて考えてみよ

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      • 足し算ゲームのiPhoneアプリを作ってみた話 2. SwiftUIで画面を作ってみたらすごく大変だった

        従来型の画面デザイン開発とは異なり、SwiftUIでは宣言的っぽく画面デザインを定義していきます。JavaのLayoutManagerを覚えている方には、その時の記憶を思い出して頂きながら、SwiftUIで画面デザインをしていく私の七転八倒ぶりをご笑覧いただければと思います。 bodyは一つのオブジェクトしか格納できませんstruct ContentView: View { var body: some View { get{ var てきすと

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        • 足し算ゲームのiPhoneアプリを作ってみた話 1. SwiftUIに挑戦してみた動機とかなんとか

          最初にお断りしますが、私はスマートフォンアプリ開発の専門家ではないです。ただし計算機の専門家ではありますし、膨大なデータの超高速処理についてのコンサルタント・ソリューションアーキテクトを本業としています。SwiftもUIKitもSwiftUIも趣味的に勉強しているだけ、とお考えください。息子くんに「勉強しているパパの姿」を見せてあげたかったというのもあります。あえてこの記事がプログラミング教育に関連するのだと考えるなら、どちらかというと子供向けの教育というよりも、プログラミン

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        • 幼稚園児からのプログラミング教育?
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          6歳の息子にPythonでプログラミングを教えはじめてみた話 3. フィボナッチ数列編

          告白します。なぜフィボナッチ数列を息子くんに教えたかと言うと、足し算の問題を自分で考えるのが辛かったからですっ← だって計算問題を作るのも大変ですしなぜか息子くんは寝る前になると、計算問題をせがむのです。おそらく、ゲームもタブレットも漫画も全部とりあげられてしまったあとになって、鉛筆と紙だけで楽しめる遊びということで計算を楽しんでいるのだと思います。しかし、パパの立場からすると一日の仕事を終えて(ないときもありますが)頭がクタクタになっているときに、でたらめな数を書き出すの

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          6歳の息子にPythonでプログラミングを教えはじめてみた話 …

          6歳の息子にPythonでプログラミングを教えはじめてみた話 2. 足し算・引き算ゲーム

          前回はPythonのREPL機能を使って、足し算や引き算、繰り返しによる掛け算の再現などをデモしたお話をしました。その続きとして足し算ゲーム・引き算ゲームを作ったお話を紹介します。 まずは作って遊ばせてみましたimport randomdef たしざんゲーム(): たされる数 = random.randint(10, 99) たす数 = random.randint(10, 99) while True: print( str(たされる数) + " + " + str(た

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          niceの値とジョブのCPU利用状況が矛盾する話?

          結論から言うと矛盾しません。矛盾しないんですけれど・・・あるジョブAが、別のジョブBよりもniceの値が低く設定されているはずなのに、ジョブBがCPUをより多く見えることがあります。これはそれぞれの別が複数のプロセスが並列・並行処理をしているケースで見られる現象です。これを説明して欲しいと言われたので、ざっくりしたスライドを作ってみました。ここではLinuxを引き合いに説明させてもらいます。 niceの値はプロセスへのCPUの割当時間を調整するものUNIXのような時分割方式

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          niceの値とジョブのCPU利用状況が矛盾する話?

          6歳の息子にPythonでプログラミングを教えはじめてみた話 1. 掛け算は足し算の繰り返し

          意識高いわけではないんです2020年から小学生のプログラミング教育が必修化になりましたが、それを意識したわけではなく、単純に自分がプログラミングを始めたのが6歳だったからというのが大きな動機です。大きな違いは自分の場合はすべて独学であったことでしょうか。教えすぎるのはよくないと思いますし、突き放すのもよくないと思うので、匙加減が難しいと感じています。 思ったよりもすんなりとプログラミングを子供が受け入れてくれて、かつ、楽しんでくれたので、この体験を共有することに意味があると

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          Cubaseでボーカル録音にキューミックスを使う(PreSonus StudioLive 32R in 自宅スタジオ - 4. キューミックスとヘッドフォンアンプ)

          キューミックスの利用はボーカル録音にとどまるものではありませんが、イメージの湧きやすい利用シーンの一つであると思います。本稿では自宅スタジオでのボーカル録音でキューミックスを利用することを想定して、Cubaseでのキューミックスの使い方を説明します。 キューミックスとはキューミックスというのは、個々の演奏者に向けて個別のミックスを作ることです。ボーカルブースに小さな4chのミキサーが置いてあり、ボーカルさんがそのミキサーを操作して、自分の求めるモニターを作っているシーンを見

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          S様専用DAW向けPCパーツまとめ

          ツイッターでお世話になっているS様からDAW向けPCの構成についてのご相談を頂きました。ツイッターのDMで情報をお送りしたのですが、情報過多で見にくくなってしまったこともあり noteにまとめることにしました。 はじめに最初にお断りしたいのですが、私自身はこの構成のPCを組み上げていません。ですから意図せぬ不具合や相性問題が出てくる可能性は否定できません。そのうえで、なるべく安全側にふった形で構成を考えています。本稿に至らぬ点があれば、ぜひご指摘をいただければと存じます。

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          DTMer向けメモリと仮想メモリとスワップの説明

          本職のSEやプログラマでもメモリについて誤解をしている方々を見かけることがあります。実は仮想メモリの消費量と、実装するべき物理メモリ量は必ずしもイコールでは無いのです。DTMはCPUとメモリを潤沢に必要とするアプリケーションなので、メモリのことは気になると思います。本稿では、DTMerの皆さん向けに、メモリについてのご説明をしようと思います。 仮想メモリ≠スワップたとえば16GBの物理メモリを実装している計算機で、あるアプリケーションが32GBytesの仮想メモリを要求した

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          PreSonus StudioLive 32R in 自宅スタジオ - 3. ボーカルを録音してみる

          思っていた以上にボーカルのレコーディングについてのご相談をいただくことが多いです。高い品質のバーチャルインストゥルメントを揃えることでオケはデスクトップで完結するのですけれど、ボーカルの録音では実際に声を出せる環境が必要になるので、手を貸してほしいとお願いされることがあるのです。本稿では、StudioLiveを使ったボーカル録りの方法についてご説明していこうと思います。 ボーカル録音にリバーブをボーカルの録音では、マイク以外にもヘッドフォンが必要です。また、ボーカルが気持ち

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          PreSonus StudioLive 32R in 自宅スタジオ - 2. ベースをフロアモニターで鳴らす

          自宅スタジオの最大の敵は低音です。拙宅では電子ドラム、ベースにフロアモニターを接続することで対策をしています。今回はベースに注目し、ベースの音を録音しながらフロアモニターに返していく設定についてご説明します。 はじめに繰り返しますが自宅スタジオの最大の敵は低音です。以前はHartkeのベースアンプを設置していたのですが、どんなにボリュームを絞っても家が揺れるのです。このあたり、木造住宅に自宅スタジオを据えるときの限界なのだろうと思っています。そのため拙宅では、ベースの音につ

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          PreSonus StudioLive 32R in 自宅スタジオ - 2. ベースを…

          PreSonus StudioLive 32R in 自宅スタジオ - 1. Cubaseでのシンプルなセットアップ

          この記事ではPreSonus社のStudioLive 32Rというデジタル・ミキサー/オーディオ・インタフェースをCubaseで利用する方法についての解説をしながら、自宅スタジオに多チャンネルインタフェースを導入することについてのお話をしようと思います。 はじめに 拙宅のスタジオではPreSonusのStudioLive 32Rというデジタル・ミキサー/オーディオ・インタフェースを使用しています。このデバイスはその名前が示唆する通り、32Chの入力チャネルを持っているのです

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