記事一覧

モンティ・ホール問題のプロセカ的解説

モンティ・ホール問題とは、確率論の問題で、ベイズの定理における事後確率の例題の一つです。 その内容のシンプルさと、シンプルなのに理解できない難解さのギャップから…

空き缶
2年前
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竜とそばかすの姫 感想

自分のための整理なのでネタバレ等には一切考慮していないです。以下本文。 概説 本作はどういう物語なのか、と書こうとすると、なんとなく悩んでしまう。それはこの作品…

空き缶
3年前
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レンガの塔とこれから

桜も散ってしまった、4月も10日の頃のこと。 人生初の長編小説を完成させて、人生初の公募にチャレンジしました。 提出したのは、第28回電撃小説大賞。ライトノベルを中…

空き缶
3年前
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なぜ1日は24時間しかないのか?

この疑問を抱いたことのない人などこの世にいないのではないだろうか。絶えず時間に追われている現代人にとって、時間というのは貴重なものだ。喉から手が出るほどほしいも…

空き缶
3年前

2020年創作まとめ

こんにちは。2年振りのNote投稿および創作TALKさんの企画参加になります、空き缶です。 2020年の創作まとめということで、自分用に今年の進捗を書き連ねたいと思います。 …

空き缶
3年前
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2018年創作まとめ

今年も終わろうとしていますが、脈絡もなくnoteを始めてみました。 もともとTwitterに書き切れない散文は、はてなダイアリーのほうにごくまれに書いていたのですが、こち…

空き缶
5年前
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モンティ・ホール問題のプロセカ的解説

モンティ・ホール問題とは、確率論の問題で、ベイズの定理における事後確率の例題の一つです。

その内容のシンプルさと、シンプルなのに理解できない難解さのギャップから、「シュレーディンガーの猫」と同様に漫画や映画の題材としてよく取り上げられている印象があります。

モンティ・ホール問題は、それが生まれた経緯からしてめちゃくちゃ面白いのですが、それは各自ググっていただくとして、ここではその概要を把握して

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竜とそばかすの姫 感想

自分のための整理なのでネタバレ等には一切考慮していないです。以下本文。

概説
本作はどういう物語なのか、と書こうとすると、なんとなく悩んでしまう。それはこの作品があまりに多くの題材を抱えているからだ。
だが、強いて本質的なストーリーラインに着目するのであれば、この作品は主人公、すずの成長物語であると言えるだろう。

すずは田舎に住むおとなしめの女子高生で、幼い頃に母親を亡くしたショックから、母と

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レンガの塔とこれから

桜も散ってしまった、4月も10日の頃のこと。

人生初の長編小説を完成させて、人生初の公募にチャレンジしました。

提出したのは、第28回電撃小説大賞。ライトノベルを中心としたレーベル「電撃文庫」の新人賞です。そこに、人生で初めて書き上げた11万3千字の長編小説を出しました。

自分の作品を公募に出すのは、小説を書き始めてからの夢でした。「書いてみよう」と最初に思ったのは高校1年か2年の頃だったの

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なぜ1日は24時間しかないのか?

この疑問を抱いたことのない人などこの世にいないのではないだろうか。絶えず時間に追われている現代人にとって、時間というのは貴重なものだ。喉から手が出るほどほしいものだ。だからこういう願いが生まれる。光陰矢の如し、時は金なりと昔から時間の大切さは説かれてきたが、先人たちの教えの通りに時間を常に有効活用できる者など稀である。その他大勢、時間の浪費家たちは、しばしば空を見上げてこう嘆く。ああ、もっと1日が

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2020年創作まとめ

こんにちは。2年振りのNote投稿および創作TALKさんの企画参加になります、空き缶です。
2020年の創作まとめということで、自分用に今年の進捗を書き連ねたいと思います。

この2年間、自分としては重要なライフイベントが目白押しでした。
就活に、大学院卒業に、就職。
今年は社会人一年目ということで仕事に慣れるだけでも大変でしたし、そんな中でもよく創作に取り組んだんじゃないかなと思う部分もあります

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2018年創作まとめ

今年も終わろうとしていますが、脈絡もなくnoteを始めてみました。

もともとTwitterに書き切れない散文は、はてなダイアリーのほうにごくまれに書いていたのですが、こちらの方がスタイリッシュで見やすいなあと思って気にはなっていました。
そんな折、Twitterに流れてきた#創作2018_19という創作まとめのハッシュタグでたくさんの方がブログの記事を貼っているのを見て「僕もやってみよう、どうせ

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