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小麦粉さん、ありがとう、そしてさようなら。

小麦粉を悪にするつもりはありません。たまたまわたしと相性が合わなかっただけ。

以前の投稿に書きましたが、グルテンフリーを始めたきっかけは、30年の間患ってきた慢性皮膚病改善のためです。アレルギー検査をすることもなく、勢いと直感で、軽い気持ちでグルテンフリーを試してみましたが、やっぱり小麦粉などに含まれるタンパク質の一種のグルテンは、わたしの身体には合わなかったことがわかりました。

グルテンフリーをしていると周りの人に言うと、”かわいそう”とか”気の毒”って言われることもありますが、わたしはあまりツライとは思ってません。実はグルテンフリーをしてみてよかったことがあるので、お伝えしたいと思います。

眠気がなくなりました

わたしはこれまで粉もの中心の生活(パン、うどん、ケーキなど)をしてきたのですが、40歳をすぎた辺りから、食事の後に耐えられないほどの眠気に襲われていて、老化?寝不足?更年期???など思っていました。グルテンを摂取すると血糖値が上がり、それを下げるためにインシュリンが分泌されるようなのですが、そのときに眠くなると読みました。小麦粉製品をやめてから、一番初めに気づいた変化は、昼間の眠気がなくなったことでした。(夜はちゃんと眠れます。)

7キロ減量

パン、ドーナツ、ケーキ、クッキーなどをやめたので、さすがに体重がグングン落ちていきました。これまでどれだけの量を食べていたのか!(笑) ただ、グルテンフリーだけではなく、ほぼ毎日ヨガ(アシュタンガ、フローなど身体を常に動かすヨガ)をしていたので、グルテンフリー&ヨガのハイブリッド効果だと思っています。

美肌効果

尋常性乾癬が改善してきたこともありますが、顔を中心にくすみなどがなくなり、肌が明るく透明感が増した気がします。今は、日焼け止めを塗るくらいで、ファウンデーションをつけることはなくなりました。”肌は腸の鏡”と言われますが、グルテンの摂取を制限することによって、腸内環境が改善してくれたようです。わたしは元々便秘や下痢などに悩まされることもなく、自分の腸は健康だと信じていたので、盲点でした。

新しい世界との出会い

グルテンフリーを始めてからは、食材やアレルギー表示により関心を持つようになりました。パン、クッキー、パスタなど全く食べたくなくなったかと言うと、正直やっぱり大好きなので食べたいです。なので、米粉などの代替品を使って、自ら作ることを始めました。ウェブ上でもYoutubeでも皆さんがグルテンフリーのパンやスイーツなどの作り方をあげてくださっているので、本当に感謝です。それでも、ここ中国で手に入る米粉と日本の製菓用の米粉が違うので、失敗することもありますが、そのプロセスも楽しくて、次は何作ろう〜と考えるのも楽しいんです。ちなみに、わたしはあまり料理もお菓子作りも得意な方ではないのですが、美味しいグルテンフリーのものを作る、探す、食べるというわたしの飽くなき挑戦は続いています。

自分のルール作り

グルテンフリーとさっきから何度も書いてきましたが、実は100%グルテンフリーはできていません。お醤油にも小麦が使われていますし、(一般には、発酵段階でグルテンが分解されるので問題ないとも言われています)外食などでもしかしたら小麦入っているかなっていうものも、少量なら良しとしています。ストイックになればなるほど、窮屈になり、ストレスになるので、自分なりのグルテンフリールールを作っています。そして、なるべく食物繊維がたくさん含まれるデトックス効果のあるフルーツ(ドラゴンフルーツがおすすめ!)を食べて、常に腸をキレイにすることを心がけています。

小麦粉への感謝

グルテンフリーで小麦粉製品に別れを告げましたが、わたしはこれまで思う存分小麦粉製品を堪能してきました。感謝しかありません。大好物で心の癒しだったバームクーヘン、ドーナツ、パン、クッキー、ケーキ。そしていつもお腹を満たしてくれたラーメン、うどん、パスタ、ピザ、お好み焼きなど。小麦粉には今までありがとう!でも、相性の不一致によりさようならします〜。笑

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