世界肝炎デー!生きやすい世界へ!

|世界肝炎デーとは

世界保健機関(WHO)は、2010年にウイルス性肝炎の
まん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や
感染予防を目的として、7月28日を“World Hepatitis
Day”(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の
実施を提唱しました。


|肝炎検査を受けましょう


自らからの経験を通して、
早期発見・早期治療の大切さや
患者の『心のケア』の必要性を感じます。


B型慢性肝炎歴19年の私ですが、、、
本日、こちらの活動を初めて知りました!

この10年、キャンドルを通して
”健康” の大切さをどう伝えるか!に夢中でした。

治療の過程で、傷ついた心は過去に取り残され、
今を生きれず、無意識に逃げていました。

過去の心の傷を癒すことで、今を生きるようになり、
病気を受け入れ、向き合う勇気も生まれました。

そして、世界の変化に
心が「愛」と「優しさ」に包まれ
あたたかい気持ちになりました!



肝炎は、世界中の誰もが感染する病気です。
恐れず・迷わず検査を受けましょう。




市町村によって異なりますが、
条件満たせば、無料で検査できます。

新型コロナウイルス感染症の拡大により、
一部の地域では、当面肝炎検査を中止
のところもあるようです。

心配な方は、かかりつけ医に相談しましょう。



|年齢層の変化


ここ数年のことですが、
病院の待合室で、20−30代を
よく見かけるようになりました。


これまで、70−80代を中心に
50代が若年層でした。


私は、1983年生まれですが、
当時では珍しかったです。


肝臓は沈黙の臓器で、
自覚症状なく悪化することもあります。
早い行動が大切だと思います。



|感染者数

世界保健機関(WHO)は2015年末、ウイルス性肝炎の
感染者を世界で約3億2,500万人と推計しました。
(B型肝炎が2億5,700万人、C型肝炎7,100万人)


厚生労働省は、日本国内の感染者を約300~370万人
と推計し、その70%をC型肝炎が占めています。


日本では、約40人に1人が感染しています。
この現状に、深刻な問題だと知る事ができます。


検査と予防で、自分と大切な人を守りましょう。
必要に応じて、予防接種を受けましょう。


|私の経験


18歳の時、長引く風邪をきっかけに
B型肝炎が見つかりました。


最初の症状は、
かぜのような軽いだるさでした。


治療はなく、経過観察のみ、
肝機能は少しずつ上がっていたが、
通常の生活をしていました。


重くなる体のだるさで、朝起きれず、
遅刻が目立つようになり、
走って学校に向かう事もありました。


母からの休学提案を拒み、大学受験もあり、
立ち止まる勇気がありませんでした。


B型肝炎の90%は急性肝炎を経て治癒し、
慢性肝炎に移行するのは10%です。


急性時の過ごし方が、その後の病状を
大きく左右すると言っても過言ではありません。


いかに、免疫力を高めるかがポイントです!



中国と日本の違い


あとから、知りましたが、
中国では、肝炎を発症した場合
休学や休職して、治療や休養に専念します。



早い人は2-3ヶ月、
長い人では1−2年休養して治します。

目をできるだけ休ませ、
本・携帯・テレビを見てはいけません。

運動禁止、基本は横になって安静です。
食事は、バランス良い・さっぱりしたものを摂ります。



東洋医学の考えでは、

目を休ませる=肝臓を休ませる

目と肝、繋がっていると考えます。

また、怒りの感情も肝臓に負担をかけます。
肝炎の人を怒らせないよう、周りが配慮します。


毎日、良い気分でいることも、休養の一つです。



中国では、”富貴病” (富病)と言われるほど、
しっかり休養します。





一方の日本では、医師から、
生活のアドバイスは、特にありません。
通常通りの生活を送りました。


最初の頃、不規則な生活、暴飲暴食、薄着、夜更かし
が日常的で、肝機能が異常でも、安静にしなかったです。


健康に目覚めたきっかけは、
病状が深刻してからのことです。


自然治癒力を高めるため、
運動、食事の改善、免疫力を高めもの、
健康に良いこと、なんでも試しました。



感染ルート


私は、中国生まれ、12歳来日しました。
母子感染ではありません。


考えられる感染ルート

・ピアス
・予防接種
・点滴の注射針
・病院の裏庭に散乱していた注射器
 を拾って友達と遊んでいた


来日のビザ申請に、健康診断がありました。
肝炎検査も含まれていると仮定し、
考えられる日本での感染ルートを考えました。


1997年か1998年に集団ツ反検査を受けました。


私の記憶では、一人一本の注射針ではなく、
何人かで一本を使っていた記憶が残っています。
もし事実なら、そのうち明らかになると思います。

  

差別


当時は、生きやすい社会ではなかったので、
自分で生きやすい環境を作りました。


病気が原因で、アルバイト先から解雇され、
その後、病気を隠すようになりました。
新しい友人にも言えず、失うことを恐れていました。


大学三年生になって、やっと心を開いて
仲の良い日本人の友人に、言えるようになり、
温かく受け止めて頂きました。


残念ながら、中国では、肝炎を正しく理解できる
時代ではありませんでした。
中国や台湾の友人に、言う勇気もタイミングも
ありませんでした。


その代わり、
血液感染だと知りながらも、いろんな可能性を想定し、
必要以上に神経を尖らせ、行動をしていました。



治療と仕事の両立は、10年前では難しかったです。
結果的に、退職せざるを得ない状況になりました。


今の自分と出会うため” と捉えますが、
当時は先が見えず、焦り・不安の中、
必死にもがいた時期もありました。


目に見える病気でないため、家族だけでなく、
自分も理解に苦しむ時期がありました。


活発に動きたい20代は、特に葛藤が大きく、
体調不良の時は、いつも孤独感を感じていました。


他人の差別よりも、
自分で自分を差別していたと思います。


長年、自分を大切にする方法が分からず、
自分に価値があると心から思えなく、
模索し続けました。



心と体の変化


私の経験では、肝機能障害を起こした後、
数値が正常に戻っても、だるさが続きます。
頭も働きません。忘れっぽくなります。


自分を見失い、恐ろしい感覚に襲われ、
恐怖にさらされている事にも気付かず、
できなくなった自分に、イライラしたり、
クヨクヨしていました。


経過観察の長さと数値の上昇幅が
患者のストレスの大きさを決め、
回復時間の長短にも影響します。


賢い判断と早い対応が医師に求められます。



また、幼少期の心の傷がうつを併発、
心と体のバランスが崩れ、眠れない状態が続き、
気持ちの回復に、2ー3年かかることもありました。



幼少期の課題は自覚していましたが、
当時、自分がうつになっていたとは知らず、
自暴自棄になっていた時期もありました。


肝炎患者だけでなく、芸能人の名倉さん、
歌手のセレーナちゃんも、病後うつを併発しています。
治療と同時に、心のケアも必要だと思います。



私が20代後半、心身のバランスを崩した時、
キャンドルの製作体験をきっかけに、心と体に
エネルギーが満ち、体調が回復した経験をしました。


感情が健康に与える影響


ここ数年、隠れウイルスの増悪により
肝機能異常が現れ、医師と治療方針ズレの中、
抗ウィルス薬による治療が始まりました。


さらに、肝臓に影が見つかったことをきっかけに、
改めて、感情健康に与える影響に着目しました。



これまで、抑圧した感情が、肝臓を攻撃し、
急性胃腸炎、顔面麻痺にも悩まされました。



心身の不調に苦しみ、自信がなかった私、
10年をかけ目的地に辿り着きました。


『癒しキャンドル』✖️『感情ケア』
で過去の感情を癒し、心と体の元気を取り戻しました。



体の中に、溜まったストレスホルモンが
涙から排出され、体がドンドン軽くなり、
感情の巡りも整い、心の渋滞が解消され、
今を楽しめるようになりました。


さらに、幸福度が向上し、
いいことがなくても、毎日が楽しいです!



|私が考える、希望の医療


長年、医師との関係に悩んでいました。
理想な関係になるまで、18年かかりました。


私が思う希望の医療とは、
医師と患者、常に平等な関係であり、
患者の意思を尊重し、ベストな治療方針を提案、
選択肢・決定権を患者に与えることです。


患者が思い描く、
理想なライフスタイルに近づくため、
医師のサポートが必要不可欠です。
気分が良いと、体も元気になります。


理想な関係は、自分次第!!

何よりも、一番大事なことは、
患者自身が自分に責任を持ち、
気持ちを表現することです。


表現するために、
まず、自分の需要を知る必要があります。
私たちは意外と自分の需要を知らないのです。


自分がどうしたいのか、
心を静め、問いかけてみると
本当の自分に出会えます。


人それぞれ違うので、
人と比べず、自分を信じ、
自分の気持ちを大切にしましょう。


 ”人生の主人公” であることを忘れず、
気長に、優しく、自分に寄り添い、
毎日を楽しみましょう。


楽しい心は、免疫力を高めてくれます!
予防にも、回復にも、役に立ちます。



心のケアの重要性


治療とともに、患者の ”心のケア”
が早い回復に繋がります。

残念ながら、現在の医療では
心療内科で薬を出すのが現状です。


先生も人間です。
悩みや人生の課題があると思います。
医療従事者への ”心のケア” が
より良い医療環境を作り出します。


これからの時代は、セルフメンタルケア

コロナ禍で、健康意識が高まる中、
不安・恐怖などの感情や、コロナうつで
悩む方も多く、誰もが『心のケア』を必要
としていると日々強く感じています。


環境・心・体の変化に対応できる、
健康習慣を身につけ、免疫力を高め、
予防医療に力を入れましょう!!


あなたの、最後の癒しカウンセラーERI


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