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はじめてずかん1000を買おうかどうか、すごく悩んでる

娘(1歳4か月)の言葉の発達が目覚ましい。
毎日何かしら新しい単語を言ってる気がする。

「耳」とか「鞄」とか、いきなり言うからびっくりする。
特に教え込んだわけじゃないのに、日頃からちゃんと聞いてたんだなぁと感心。

私が山盛りサラダを食べてると、小声で「葉っぱ、葉っぱ」と囁いてくるのがおもしろい。
そうだよ、ママは葉っぱを食べてる。

最近は風船とボールの違いが気になるらしく、ボールと風船の写真や絵、実物をたくさん指してる。

そこで気になるのがこれ。

食べ物とか身の回りのもとか動物とか、いろんな写真が載ってて、タッチペンで触るとその物の名前の音声が流れるっていう図鑑。

娘、絶対好きだと思う。

でも、何か抵抗感がある。
多分理由は次の2つ。


1、楽しすぎじゃない?

ペンでタッチしたら名称が流れるだなんて、きっと今の娘にとっては無茶苦茶楽しいと思う。
楽しすぎるんじゃないかな。

家の中と家族は「安心できるけど退屈」なくらいがちょうど良いと思ってる。
テレビも動画もあまり見せてない。
検温したり、髪結んだりする時だけ。
あと雨の日の隙間時間とかはYoutube流して一緒に踊ってる。
これは
「ただ座って見てるだけで楽しませてもらえると思うなよ」という私の謎のスパルタ精神による方針。

退屈だからこそ、何か楽しいことを見つけたり、考えだしたりするのだと思う。あと、そのほうが外の世界が楽しく感じられるかなと。
娘は私の行動をよく観察して、先回りしながら私のお手伝いをしてくれるんだけど、もしかしてそれも退屈で他にすることがないのかも、と思ったりもする。

そう思うと、「音がが出るタッチペン付き図鑑」だなんて、楽しすぎるかもと少し不安になる。
自分でそういうものを見つけてくるなら良いけど、わざわざ親が提供しなくてもいいかなと。

2、写真を見て、その単語を言えるようになることに、どれほどの意味があるんだろう?


これがよくわからない。
感情とか「〜したい」みたいな行動を表す単語ならその必要性はわかる。
物の名前もいずれは覚える必要があるだろうけど、今わざわざ紙面で覚える必要あるんだろうか。
名前を知るとわかった気になって、物をよく観察しなくなるのでは?と懸念したりする。

単語や知識は効率よく多くをインプットするより、
ひとつひとつの物をよく観察して、感動や驚きを持って学ぶという経験を大切にして欲しいな。
知識そのものよりも、知識を得るまでの過程を楽しんでほしいというかなんというか。

で、娘はどうなの?

以上は私の懸念点だけれども、「実際の娘はどうなのか」という視点は忘れたくない。
とりあえずこっちの図鑑を買ってみた。

単語は650個、音無し。

うん、気に入ってくれてる。
やっぱりこういうの好きだったんだ。

「学び」という観点からは実物に勝るものはないと思う。
でも、今の娘はとにかく色んなものの名前を知りたい。娘自身の興味や楽しさも大事にしたい。
今の図鑑は会話しながら一緒に眺めるようにはしてる。
でも私も家事があるので、ずっとそばにいるわけにはいかない。

車の中だけの「スペシャルおもちゃ」として取り入れようかなと思う。

車の中って暇じゃない?
娘は10分くらいなら頑張ってくれるけど、長くなるとぐずり出す。
流石にこういう時は「楽しすぎるおもちゃ」を使っても良いんじゃないか。

まぁそう神経質にならずに、普段から使っても良さそうだけどね。
何が良いおもちゃかなんて、子ども自身が決めることだから。
普通に買って家で使うのも全然アリだと思う。

なんかウダウダ考えたけど、結局親子で笑っていられたらそれが私達の正解なのだ。

でもまぁ、とりあえずは普段650語の図鑑で楽しんでもらい、車の中だけ1000語タッチペン付き図鑑、という組み分けでやってみよう。

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