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自分の直感で選択するとは、今を楽しむということな気がする。

画家を目指していく過程で、このnoteを始めて現在に至るわけですが
今回は「画家になろう!」と本気で目指す前の話しをしようと思います。

私は絵をきちんと学んだことはなく完全独学で描いてきました。


なぜ美大や専門学校を目指さなかったのかといえば
もし気が変わったらと考えたら後々面倒だなと思ったから。

これは今でもそう思っていますが
「今が楽しいことが大切」
と考えていたので
専門のことを学んだらその道しか選べないと思っていて
(全然そんなことないんですけどね)
縛られる感じがして嫌だったんです。
とにかく自分の中で「自由」が一番大切で
描きたいときに描きたいものを描くことが重要でした。
だから四六時中絵を描いているわけじゃなかったんです。
一か月絵を描かないこともあったし
美大目指してデッサンを習う気には全然なれませんでした。

その時の自分の直感で物事を選択していきたかったので

なんて、かっこいい風に言いましたけどww
つまりは自由にフラフラしたかったってことで
本気で絵を仕事にしたい!という覚悟がなかったんですね。

そんな感じで四年制大学へ進学してとにかく自由に過ごしました。
ちなみに大学の間はほぼ絵を描いていません。
遊ぶことで(もちろん勉強することも)忙しくてそんな時間はありませんでした。むしろ絵に描いたようなキャンパスライフを謳歌してましたww

四年制大学を選択したことは正解だったと思いますし
いろんな考え、価値観、将来のビジョンを持った人に出会えたのは私の中でかなりいい刺激になりました。
なにより毎日楽しかったです。
良いことも悪いことも、今思い出しても最高な時間だったなとドキドキします。

そんな今を楽しむことを考え、自由にフラフラ過ごしていた私が
いよいよ将来を考えなくてはいけない時期がやってきました。
周りの同級生は3年の夏には就職活動を始めていて、何社エントリーシート書いたとか、何社受けたとか、何社内定もらったとか話し始めた4年の夏に私はやっと動き出したんです。
そのときの私は広告代理店にしか興味がなくて、しかも3社しか惹かれなくて、内2社内定いただいたんですけど(すごくない?自慢ですww)
たったそれしか活動してないのにめちゃめちゃストレスでw
で、久しぶりに絵を描きたくなったんです。

自分の頭の中の世界。
人魚が海に咲く花といる絵を描きました。

で、せっかくだからその絵を、なんだったか忘れましたけど
どっかに応募したんです。
で、賞をもら……うわけはなくww
でも私の絵を評価してくれた人と少し話す機会があって
その人と話したときに「物語を感じるね」と言ってもらったんです。
その言葉をキッカケにどうしてもこの絵を絵本にしてみたくなって
実際に描いてみました。

それが
「くすんだうろこ」
です。

せっかくnoteで自己発信始めたので、この絵本を何日かに分けて載せていこうと思います。絵本の公募展にも出したんですけど佳作で名前が載ったくらいの作品ですが、元をたどればここが一生絵を描いていくことを決めた原点だと思うので、興味のある方は読んでもらえると嬉しいです。

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