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骨盤底筋のケアはとっても大切!

骨盤底筋のケア、意識したことはありますか?

女性にとって(男性にもですが)骨盤底筋のケアはとっても大切です。
妊娠出産を経験した女性にとっては特に。

でも初めてクラスに来られた方などにお聞きすると、
まだ骨盤底筋を知らない方もいたりして、
骨盤底筋を意識されたことがない方がまだまだ多いなーと感じます。

子供となわとびで遊んでいたとき
くしゃみや咳をしたとき

あっ💦と思ったことはありませんか?
そんな方は特に!
そうでなくても。
骨盤底筋のケアが必要です!

と言うことで、今回は骨盤底筋のケアの大切さについてお話ししたいと思います。

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骨盤底筋とは?

骨盤底筋は、
骨盤の底にあるハンモック状の筋肉群で、
尿道、膣、肛門の入口を締めたり緩めたりする筋肉であり、
内臓を一番下から支えている筋肉です。

前から見た骨盤。ピンクの部分が骨盤底筋です。


インナーユニット(体幹部分にある、体の軸を作り安定させる体の奥にある筋肉)を構成する筋肉の一つでもあります。


ヨガでも、骨盤底筋(会陰部)を引き上げることは、
"ムーラバンダ(根の締め付け)”
と言って、エネルギーが下から逃げない様にしたり、
ポーズを安定させる大切な方法として使われます。

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なぜママにとって大切なの?

なぜ骨盤底筋のケアが女性、
特に妊娠出産を経験した女性にとって大切かと言うと、

1.妊娠中、子宮の中で成長していく赤ちゃんを
骨盤の一番下から支えていて、
負担がかかっていること

2.経膣分娩の際、
産道となりダメージを受けていること

そして、
3.そもそも女性の骨盤は
出産時に赤ちゃんが出てきやすいようにするために
男性の骨盤よりも横長になっていて、
その分普段その中に収まっている内臓が
下に下降しやすい構造になっていること。
(下の図を見てもらうと、
開口部(赤丸の部分)が女性の方が広いことが分かりますよね)

前から見た男性の骨盤と女性の骨盤


その内臓を下から支えているのが骨盤底筋です。

つまり、妊娠に関係なく男性よりも女性の方が骨盤底筋に負担がかかりやすい構造になっているということです。

ですので、妊娠出産でさらに負担のかかった骨盤底筋は
しっかりとケアしてあげないと、

尿漏れ
下腹ぽっこり
腰痛
体幹の崩れ
姿勢の崩れ
子宮脱

などのトラブルが発生します。

また、産後も特にトラブルがないからとケアをしないでいると、
更年期に入り筋力の低下やホルモンバランスの変化によって
先程のトラブルが起こったりもします。
そこで、その前から日々ケアしておくことが大切です✨

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私のクラスでは
骨盤底筋をケアする呼吸法や、
アーサナ(ポーズ)、
を行っています。

ぜひ日々の生活の中でもケアを意識してもらいたいところです!

お読みいただきありがとうございました😊


※この記事は、過去にLINE登録者の方に配信したコラムを再編集して投稿したものです🍀



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