noteを始めて本当に良かったという話。
せっかく感じたことがあるなら、
消えないように、どこかに残しておこう。
そんな気持ちで始めたnote。
実は、私は書くことなんて苦手だった。
別に詩的な文とかに限らず、
単なる報告文とか、単純な文も書くのは
順序がぐちゃぐちゃになって下手くそだったし、
人を感動させる文章なんて、到底書ける人間でも、
書ける技術もなかった。
だから、うまく書こうとは全く思わずに、
なんだか言葉では話しづらいこととか、
あえて人に言わないだろうなってこととか、
そんなことが書けたらいいなというくらい。
実際、書き始めたら、
いろんなことに気づけた。
◯自分のことを話すのは苦手だけど、
書くことならできる。
それは日々感じること。
あ、あのときこう思ったんだよな。
そんなことがあれば、noteに書ける。
ちょっと直接話すのは、照れくさいな。
そうだ、noteにこっそり書いておこう。
とか。
次に、
◯書いたことで愛が伝わる。
これはまずこのnote。
普段関わっている団体への思いを込めたものだけど、書きながら改めてコミュニティとは何かとか、人間関係について考えるきっかけにもなれた。
そして、このnoteも。
これは、愛猫への愛を手紙風にしてみたものだけど、なんだか面と向かって猫には言わないであろう、自分の気持ちを言語化できて、さらに愛が深まった気がする。
さらには、Twitterにリンクを載せてみると、同じように猫を飼っている大学の友達がこんな連絡もくれた。
「突然メッセージすみません!
猫への手紙にとても共感してしまって...😭✨
私も一人っ子で猫を飼っていて、本当に同じ気待ちです!!手紙書いてくれてありがとうございます✨感激しました。。
お話しする機会がなかったけど、同期なんですね☺️」
実際にはまだ直接話したことのなかった友達。
noteがきっかけで繋がった。嬉しい。
◯つらい体験は書くことで、見てくれた人に何かちょっとしたハッピーをプレゼントできる。
これを実感できたのは、このnote。
ただただ辛かった就活の思い出。
音大生の中でガチな就活をする人がほんとに少ないから、何か書いておきたかった。
すると、思っていたより、
同じように苦しんでいた友人や後輩がいたことを知れた。
「気持ちわかる!」
「頑張ったね!」
「相談のってください!」
などたくさんメッセージをくれた。
つらかったことを、自分の中だけでためておかなくてよかった。書いてよかった。
そして、
たまたま会社のとてもとても優しい、
ライターの経験も豊富な先輩社員さんが、
この拙いnoteを読んで、こうおっしゃって下さった。
「さっそく読んで、ぐっときました…!文章素敵ですね😊えみりさんの物語にすっと入っていけて、一緒に心が動ける感じ。」
拙い文なのに、こんなことを言っていただけて、
自分で書いたものなのに、なんだか変だけど、
涙が出そうになった。
さらには、この先輩社員さんが社内にも共有して下さり、素敵な社員さん方がそれぞれ温かいコメントを下さり、こんな新卒のひよこみたいな私の文をそもそも読んでくださったこと、そしてそれを読んでくださる会社の温かさや優しさにまた気づけた。
◯詩を書こうとすると、音楽がないと難しい。
突然、詩を書いてみようと思ったのがこれ。
自然とか風景を見て、いろいろイメージするのが好きだから、書いてみようと思った。
書かなくはないけど、音楽がほしいぃ。
小さい頃、クラシックの音楽を聴いて、勝手に妄想の世界をストーリーに描いていたのもあって、
何もないところからそういうストーリーを生み出すのはちょっと難しかった。
やっぱり音楽ありきがいいなぁ。
音楽があれば映像が浮かぶのになぁ。
そんな自分の苦手なところにも気づけた。
◯旧友と話すきっかけに
そして、たまたま今日、小学校で3年生くらいのときに転校してしまった仲良しの友達が、Instagramのストーリーに私のnoteリンクを貼ってくれた。
そこに書いてくれてた文章は、
「ふとなんとなく小学校の友達のブログ読んでたら、私まで心が豊かになれそうな感覚になった」
なんて嬉しいんだろう。
小学校以来全く会えてもいないし、
彼女が今、何をしているのかは明確にはわからない。けれど、そんな遠い関係になってしまっても、
読んでくれて、こんな素敵な感想をくれて、なんだか感動してしまった。
そして、そこから個人的に話すきっかけになり、
年末まで卒論をお互い頑張って、ご飯に行く話も決まった。
◯毎日の励みになる。
毎日書き続けることは、たしかに簡単ではない。
学校や会社があれば、物理的に忙しいし、
夜飲み会に行けば、考えている暇もなく、次の日を迎えそうになる。
けれど、毎日何か書こうとすれば、
電車に立っている時間に自分のことをちょっと考えてみたり、
映画を見るときも台詞や音楽に今まで以上に意識が行ったり、
ぼぉっと適当に生きることがなくなった気がする。
そして、その継続は、昨日1ヶ月を迎え、
PV数が1万を達成という、目に見える形でも出たし、「継続は力なり」って言うとおり、何か書く行為に抵抗もなくなった。
今まで書いてきたnoteのタイトルを見て、
日記のように、この日は何を考えたんだろう、学んだんだろう、と振り返るのもなんだか楽しい。
書くことが正直キライで、苦手だったのに、
少しスキになれた。
明日は何を考えるのかな。
まだ何も決まってないところに、
ちょっとした不安とわくわくがある。
これからも書き続けたい。
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