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【言葉の宝箱】言霊

まだわたしが幼かったころ、母親から言霊(ことだま)について教えられた。


言葉には魂が宿る。
なにげなく言ったことが言葉が本当(現実)になることがあるから、
悪い言葉は使わないで。


三姉妹で育ったわたしは、小学生のころ、よく妹たちとケンカしたものだ。
なんの影響か、「ウザイ」とか「死んじゃえ」という言葉がわたしの口から飛び出すこともあった。


そんなとき母は、自分のお友達の実体験として、「死ね」と言った後、本当に身内が亡くなってしまった話をわたしに聞かせてくれた。

当時素直に受け入れられたかと言えばそんなことはないが、大人へと成長する過程で、心から納得できるようになっていった。


確かに、言葉にはパワーがあると思う。
強く願えば、実際に声に出して言えば 叶うことは多いと思う。

だから夢は、周りに共有したほうがいいと言われているし、愚痴や悪口ばかりこぼしていたら負のエネルギーをたくさん寄せ付けてしまう。


わたしは、ちょっとした愚痴や悪口も時々なら声に出していいと思っている。
だけど言葉にした後、取り返しのつかないことなど、
自分の中で絶対に使わないNGワードを決めている。



言葉は、プラスの力も大いに秘めている。
ポジティブな言葉は、自分を前向きにさせてくれる。


最後に精神医学者のエミール・クーエの言葉を紹介する。

Day by day, in everywhere, I'm getting better and better.
by Emile coue

(私は毎日あらゆる場所で、ますますよくなっていく)


すごく落ち込んだ日々が続いたとき、なかなか気分が良くならないとき、
わたしはこの一文を洗面所のよく目にする場所に書き込んで、目に留まった度に口にするようにしている。

そうするといつの間にかに、ポジティブな気分になれているのだ。


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