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住めば都・・・新しい場所に引っ越したときの習慣

お気に入りのことわざを少し紹介していく。
ついつい過去と比べて、ないものねだりをしたくなったときにこの3つのことわざを思い出す。


「郷に入れば郷に従え」
「住めば都」
「ローマは一日にして成らず」


きっとあなたも聞いたことがあることわざであろう。
この3つのことわざ決して類語にはならないが、密なつながりを感じる。

新しい地域での暮らしは、素晴らしいこともあれば、前と比べ不便なこともあるかもしれない。


わたしは、大学でインドネシア語を専攻していたこともあり、インドネシアとの縁が深い。
今まで、インドネシアの3つの地域で暮らしてきた。そこで得た気づきのひとつ。


はじめてインドネシアへ行ったのは、大学1年生の春休み。
1年間、大学で毎日インドネシア語を勉強してから行った語学研修+ホームステイ。


ホームステイ先は、「高原にある田舎の学園都市」のちょっとお金持ちな夫人のおうちだった。

立派なおうちだった。まず客間があって、家長である夫人の部屋、息子夫婦とその子ども達の部屋、そして2つのゲストルーム。2階は、大学生の下宿先になっていた。

でもシャワーはなかった。初めての体験だ。

南国なのに高原に位置していて、朝晩は意外と冷えたから、シャワーするときはやかんいっぱいのあつあつの熱湯をもらって、水場から水を大きな桶に移して、お湯を少しずつ小さな手桶のなかで混ぜて体を洗った。

1週間もしない内に慣れた。 1ヶ月ホームステイさせてもらって、あーこう言う生活も案外楽しくできるのだなと感じた。


2回目は、政府機関の中長期プロジェクト“日本語パートナーズ”に参加した。

同級生が留学をするなか、ひとり別の選択肢を選んだ。

中間所得者が住むアパートメント(マンション)で、小さいながらも学生ではなかなか経験できない贅沢な暮らしを経験させてもらったと思う。


最後は、社会人になってから社宅やコンドミニアムで暮らして、日本ではできないリッチな暮らしをしている。
それでも不満を感じることもあるのだから、人は欲深い生き物だと感じる。


新しい場所で生活する時は、「不安」と「ときめき」がまじりあう。

どこで生活するにも、そのコミュニティの人とどう接するかを決めるのは自分自身。それは田舎であっても、都会であっても、アプローチの違いこそあれ、最終的に決めるのは自分自身。


新しい時代、大変なことはたくさんあると思うけれど、みんなの進む道が光輝くものでありますように。

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