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キャリア女子的産前産休|やることアイディア

産前産休、暇だな~というキャリア女子、多いのでは?

私も34wから産休入りしたものの、田舎に里帰りしたし、インスタで流れてくるPostに書かれているやることなんて一般的すぎるし、初日から暇すぎて手持ち無沙汰すぎる・・・。ゆっくりすべきなんだろうけど、やることなさ過ぎて反対にストレス!!

というわけで、出産準備、検診、動画鑑賞、マンガ読みだめ、運動、料理、お菓子作り、パン作り、家事、外食、以外のアイディアとしてキャリア関係のアイディアについてLet’s go! 


1. キャリア編

産休に入る人達は、20代後半~30代前半の人が多いと思うのですが、ちょうど所謂「クオーター・ライフ・クライシス, ”QLC”」に直面している世代でもあるのでは?

私も実際20代後半に直面し、何か変えたい!そのソリューションとして婚活に奔走笑(そもそも自分の人生を変えるために、他人に自分の人生をゆだねて依存するような選択が正解になる確率は低いよね笑

結果として婚活に失敗し、駐在に行きましたが、そのあとも日系大手一社でキャリアを積み上げることや、駐在後のキャリアにも不安をかなり感じていた結果、海外MBAへ行ったわけで。今はこのQLCについてはクリアしている状態です。

この記事は産休明けのキャリアについて、日系大手等に総合職として勤めながらキャリア形成に迷っている人や、転職未経験者、外資転職を初めて考えている方の役に立つかも?

a. キャリアの棚卸

まずは自分のこれまでのキャリアを振り返ってみましょう。そのうえで、今後のキャリア展望が見えてくるはずです。

未来というのは過去の延長線上にしかないもので、①現状維持、②キャリアスローダウン、③キャリアアップの転換点の3つのどの方針を選ぶかになります。育休明け後にどれを選ぶかは、パートナーやサポート体制、経済状況、ご自身とご家族の人生設計に依存すると思います。

キャリアのアクセルを踏むのかスローダウンするのかは自分次第ですが、どれを選択にせよ自分のキャリアの棚卸しと人生設計はリンクしてくるはずなので、良い機会として振り返ってみてはいかがでしょうか。

また棚卸しを行うことで、育休取得後に部署移動、職務転換、転職等を実際に行う際のストーリーに説得力を持たせるものになります。

就活したことがある人はある程度は自分でできると思いますし、キャリアコーチやGoogleに聞けば詳細は色々出てくると思うので、棚卸する際の参考まで。

①過去の職務の振り返り
まずはこれまでに務めた職務における責任範囲/タスクと達成事項を洗い出しましょう。達成事項は数値化し、相対的にどれくらいのインパクトがあるか言語化しましょう(例:営業成績であれば何人中何位や全体売上高のx%に寄与、企画系であればどのくらいの期間でどのようなKPIを達成したか等)

②今有しているスキルは何か(ハードスキル・ソフトスキル・資格等)
上記の①を達成するにあたって、どのようなスキルが必要だったのか?どのようなスキルを発揮できたからこそ達成できたのか、①と整合性のとれるスキルを列挙しましょう(例: セールス・マーケティング、プロジェクトマネジメント、交渉スキル、Microsoft office、統計学検定、IT系資格、クロスファンクショナルマネジメント、TOEFL/IELTS、TOEIC等)

③今後のキャリア展望(キャリアの軸)
純粋に自分が次のキャリアとして何を求めているのか、洗い出してみましょう。(例:新しいことへの挑戦、グローバルに働きたい、違う国で働きたい、マネジメントへの挑戦等のキャリアアップ、スキルアップ、給料アップ、ハイブリッドで働く等のWLB改善、福利厚生等)

自分の求めていることを洗い出し、言語化したたうえで、優先順位が分かったら、業界軸と職務軸を検討しましょう。

一般的にキャリア転換を考える場合に①業界、②職務、③ロケーションの3つがありますが、この3つ全てを一度に変える転換は難易度が最も高く、キャリアダウンに繋がる可能性が高いです。パートナーがサポートしてくれる、年収ダウンは気にならない、本当にやりたい気持ちが強い等であれば大きなキャリア転換はありでしょう。(例:未経験の業界で関連スキルや経験がない)

20代であれば大きくキャリア転換しても取り戻せる可能性が高いですが、30代以降はこれまでのキャリアの延長線上で①業界か②職務は変えないのが安全牌になるハズです。

実はこのキャリア軸を作るプロセスが一番時間がかかるのではないかなと思います。というのは、What do I wantの答えはいくつも出てくるけど、何が必須で何はnice to haveなのか、優先順位をどうつけるかは以外と状況によっても変わるものだと思います。
自分では「こうだ!」と思っていても、実際経験してみたり、人と話している中でとちょっと違うなーと感じたり。

私の20代後半の頃は、達成したいキャリアの軸の一番実現性確度が高かったのが「転職なしで海外駐在」だった為、「これまでの実績」と「これからやりたいことの理由」のストーリーをそれっぽく作った上で、いかに自分が狙っている海外駐在ポジションにふさわしい人間か社内面談でアピールしました。

海外駐在&海外MBA後の進路については、かなりキャリア軸については悩みました。優先順位も最後の最後まで変わったので、転職活動中にも大きく変わってくる可能性は高いです。(とりあえず転職先は受ける前に絞りすぎず、受かってから考えるでいいと思いますが)

b. 職務経歴書/CV/LinkedInのアップデート

棚卸ししっぱなしでは勿体無いので、時間があるこの産休中に職務経歴書やCV(英文の職務経歴書、外資系転職では必須)のアップデート、転職サイトへのプロフィール登録をしている人はそのプロフィール更新も行いましょう。

また日本ではまだメジャーではないかもしれませんが、外資系への転職や年収800万円以上のポジション獲得を目指される方はLinkedInの登録をしましょう。

基本的には英文CVに沿う形でアップデートすれば良いですが、ビジネスプロフィール写真のアップデートの他に、100人以上は繋がりがある状態が望ましいと思います。

周りlinkedInやってる人少ないよーという人は、学生時代の友人、同じ会社の人や関係先、転職エージェントや気になる会社や業界の人を検索して繋がり申請をするのが良いでしょう。

どのようにこれらをアップデートすべきかニーズがあれば、後日別記事にしようと思います!

c. 情報収集(エージェント/ネットワーキング)

もし時間と気持ちに余裕があれば、実際にエージェントや気になる会社/業界に勤める友人や知人とチャットをするのもいいでしょう。産休中にあれこれ妄想するネタにもなるでしょうし。笑

一般的に実際に転職活動をする際は、転職サイトで求人を見てエージェントとお話→インタビューに進むという人がマジョリティかなと思います。

外資系や800万円以上のポジションを目指す人は、エージェントからの一次情報だけではなく、実際に勤めている人とお話して実際の2次情報を収集することを強くお勧めします。

エージェントからの情報は、エージェントによってクオリティに差があります。(クライアントである企業側HRとのコネの強さで情報の粒度が違う、あくまでエージェントフィー欲しさに言いことしか言わないエージェント等)

一方、実際に勤めている人の情報は解像度も高いのでお勧めです。近年ではOpenwork等でも実際の情報が取れるようになってきましたが、やっぱり一番のおすすめは自分のネットワーク(友人・知人)から情報を取得することです。

特に高校や大学時代の友人ネットワークはうまく活用しましょう。ゼミの先輩等でもいいですし、場合によってはゼミの教授や大学の同窓会であった人に紹介してもらうのも手です。

そんな伝手もないなぁ、という人はLinkedInの活用がおすすめです。直接的な知り合いでなくても、高校・大学の学部が一緒で気になる企業に勤めている人がいれば、積極的にDMを送ってお話を聞いてみましょう。LinkedInを活用している人は、この手のネットワーキングに慣れていますので尻込みせず積極的に活用しましょう。

私も海外MBA生という立場を活用して、学校関係なしにアタックしまくりました。自分のキャリアの方向性を相談したり、どこかいい会社や進路がないかというざっくりとした相談もしましたし、気になる会社に勤めている人からは会社の社風に限らず、場合によってはJob title別の詳細な給与明細まで教えてくれる人もいました。笑

産休中もエージェントやリクルーター5社以上と今後のキャリアについて情報収集とポジションについて話しました。転職活動をするタイミングはまだ先になる予定ですが、自分のキャリアの棚卸を含めて人と話すことで色々と自分の頭の整理ができてとてもよかったです。

またどんなポジションに応募可能で、どのような待遇があるか情報収集ができたのも収穫でした。

2. 副業編

何かスキルがあって、副業のオファーがある人はできる範囲で副業にいそしむのも一つでしょう。

ただ納期があったり、責任が生じるものについては、出産の日程が分からない為、納期や品質に大きなコミットが生じさせず、ストレスを感じない程度のもので対応するのがベストかと思います。

a. お小遣い稼ぎ

簡単な作業から、Youtuber的な副業にチャレンジしてみるのもいいでしょう。個人的には下記のココナラでお小遣い稼ぎもありかなーと思いました。

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b. ボランティア

私はパートナーの新規事業立ち上げに向けたマーケットリサーチ、事業戦略策定のお手伝い&ピッチ作成をしてました。

普段とは違う業界を勉強できて、意外といい経験になりました。今後一緒に事業をしていく可能性もあるので、その足掛かりとしてもよかったです。

さて、私の産前産休もあとわずかになりそうです。
落ち着いたころにはキャリアとは関係ないですが、一応計画無痛分娩に挑むつもりなので、そのレポートでも書きたいなーと思っています

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