夏至に想う 書くということ
今日は夏至だ。
夏至というのは、ご存知の通り、一年で日照時間が最も長い日。
ここのところ、梅雨らしい毎日が続いていて、気がついたら今日という日を迎えていた。
その一日を、どう過ごしたのかといえば、私はいつものスタバのいつもの窓際の席でパチパチとPCのキーボードを打っていた。
とある本の書評を2本書き、無事に入稿。
目を上げて外を眺めると、湿度が高く、空気がグレー。
その割に、クーラーが妙に効きすぎていて、長袖を着ているのに、店内はうっすらと肌寒い。熱いコーヒーがまだ美味しいと感じるのだから、夏の手前という感じだなあと思っていた。
今朝見た朝ドラ「半分、青い」は、何だか身につまされた。ガラス越しに外を眺めながら、つらつらと思い出す。
毎日毎日、マンガを書き続ける主人公と仲間たち。
創作の苦しさやそれをやり続ける難しさ、やがてのアイデアとモチベーションの枯渇。
幸せのカタチが何なのかも含めて、もやもやふわふわと考えさせられる。
そして、夏至。
ここがまた一つの季節の分かれ目で、明日は暑いとかいう天気予報も流れていて。
仕事をするということは、やっぱり苦しいなあと思うときもあるけれど、次の夏至も、何かを書いていられたら幸せだと、ぼんやり想う。
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