世界の見え方の違い

こんばんは。看護師で、自分を存分に生きる人を応援したいライフコーチの松岡恵美子です。お越し下さってありがとうございます。

息子は発達障害があり、高等養護学校に通っています。先日、学校で受けた色覚検査の結果を持ち帰ってきました。

結果は眼科受診を勧める内容だったので、夫が眼科に受診に連れて行ってくれました。結果は先天性の色覚異常があるとのことでした。

私は夫から電話で連絡をもらったのですが、予想通りだったし、あまり驚きはしませんでした。我ながら不思議なことに落ち込みもしませんでした。

以前はアトピー性皮膚炎があれば「私からの遺伝だ。申し訳ない。」と悩み、発達に問題があると指摘されれば「妊娠中に何か良くないことしてたのかな、育て方がよくなかったのかな…」と悲しみ、私が母じゃ無かったら息子はこんな苦労しなかったかもしれないのに、ごめんなさい。そう思っては勝手に一人で落ち込んでいました。

アトピー性皮膚炎は遺伝の要素があるかもしれないけど、親が引き継がせないように選択できるようなものではありませんね。発達に問題があることも同じ。そもそも、どちらもそれで人生が不幸になると決まってはいません。

勝手に落ち込んでいた私は、私の基準でしか息子を見られていなかったし、何なら「息子は私の所有物」のような傲慢な価値観を持って生きていたのかもしれません。

今回わかった色覚異常も、異常があると就くことができない職業はあるけれど、それ以外では社会生活をする上で特に支障はありません。

既にこの世界から息子が五感を通して受け取っている内容と、私が私の五感を通して受け取っている内容は違うというのに、今さら世界の見え方が少し違う事に落ち込む時点でナンセンスな気すらしています。

私の経験がお子さんの発達や向き合い方に悩み、苦しい思いをしてみえる方の何かの参考になったら嬉しいです。

眼科の待合室で、保育園に入園した時に担任をして下さった先生と偶然にお会いしたそうです。先生は夫を見て思い出して下さったらしく、息子はあちらにいます、と夫が指さした先を見て「あの、○○ちゃんが、こんなに大きく…！」と驚かれたとか。
無理もありません。先生に抱っこしてもらって嬉しいけど恥ずかしくて、はにかんでいた子が今や180cm近い大きさになってるんですもの。

私も彼と一緒に精神的に成長していきたいと改めて思う一日になりました。きっと浅くはない縁で私たち夫婦の所に生まれて来てくれたのですから。

今日もここまでお付き合い下さってありがとうございました。明日があなたにとって、心穏やかな一日になりますように。

松岡恵美子


自分の大切にしたいものを人生の真ん中に据えて生きたいと思われる方に、「夢を叶える魔法のランプ講座」がオススメです。気になった方はこちらからお申し込み下さい。

受ける前に必要そうかを相談したい。松岡と相性が合うか心配だから、まずは話を聞いて考えたいな！という方は、コーチングお問い合わせからご連絡下さい。

あなたとお話できるのを楽しみにお待ちしています。