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うらやましいほど何も無し ~婆ちゃんの第4回ワクチン接種~

先週、義母の4回目の接種があった。

以前の1回目の接種の時は、かなり緊張していた義母。

しかしその後、2回3回…と回を重ねていくうちに、義母はすっかり「接種慣れ」していった。今では我が家で一番堂々としている。

1~2回は集団接種会場で済ませたけど、高齢の身体には体育館での接種はいろいろ不便で大変だったので、3回目からは、かかりつけ医の個人医院で打ってもらうことになった。
ありがたいことに、過去の1~3回目の接種を振り返ると、義母には副反応は全く起きていない。せいぜい「打ったところが少し痛い」という程度で、熱は出ないし、腫れることもないし、だるいとか、節々が痛いとか、認知症のような状態になることも無し。
本当に羨ましいほど、何事もない。


私なんて2回目を打った後に「ブレインフォグ」状態になってしまい、一週間くらい頭が働かずボーとして過ごしていた。

ここでは明るく体験を書き綴っているけど、実は結構怖かったんだよね…。
マジ戻らなかったらどうしよう~とかなり心配だった。
そこで、実はここだけの話、今も3回目を躊躇している。

だから、義母の「全く何もない」という状態が、本当に羨ましい。
でも、これを人に話すと「お婆ちゃんは超高齢者(御年93歳)だから、体が反応していないんだよ。副反応が無いのって、かえって良くない状況なんだよ」と言われるけど。



さて、毎月一回の義母の定期診察の日に合わせて、4回目の接種の予約を入れておいた。
義母ももう恐れ慄くことなく、ワクチンの接種の案内が届いたところで即、「打つように予約しといてくれ」と自分から頼んでくる。

「体験は、人を成長させるんだな…」と、勇ましく4回目にチャレンジしようとする義母を、私は目を細めて生あたたかく見つめるのであった。

こうして接種日当日。
病院ではいつもの診察を受けた後、隣の処置室に移動し、そこでワクチンを打ってもらった。あっけなくサクッと完了。

そのあと、待合室で15分間待機して、異変がないことを確認し、そのまま帰宅した。まぁ「針が刺さったところが少し痛い」とは言っていたけど、心配するような副反応は全く出ていない。

次の日も変わりはなく、いつも通りの平熱だったので、デイサービスにも元気に行ってこれた。いたって良好。よかったよかった。

そして、この義母の接種から一週間後、お世話になっているデイサービスで、他の利用者さんが陽性になったとのことで、デイは休業となった。

「間一髪だったわ。早いうちに打っておいてよかった」
と胸をなでおろす義母。

そういえば今年の冬にも、CORONAでデイがお休みになったんだよね。

また同じことが起きて、施設のスタッフさんは本当に大変だろうな。早く収束してほしいと心から思う。

ところで、この時は、確か第6の波だったよね。

そして今は、第7のビックウェーブの真っ最中だ。

以前と比べたら、ずいぶんCORONA慣れしたとはいえ、波の最中にいると、誤嚥でむせて咳が出ても、「ごほん」と音を出した瞬間、至る所から「えっ?この人ヤバくね」と,視線が飛んでくる。人目が突き刺さる。怖い怖い。

更に、いろんな行事が軒並み開催されるようになり、今度は逆に「大事な用事をドタキャンしないように…」と、自分の体調を気遣うようになった。「絶対に風邪を引いちやいけない!」と、かなり気を付けて過ごしている。
例えば、少しでも喉に異変が現れると、うがいをしまくり、養生を心掛けて、用心する。早く良くなるように、細心の注意を払う。などなど…
トップアスリートでもないのに、行事日に標準を合わせて、異変が起きないよう体調キープを意識するようになった。これが結構大変だったりする。

そこに今月は、社会を揺るがす大きなニュースが加わってきて、気分が滅入ることが増えてきた。報道に触れるのがストレスで、メンタルもやられ気味だ。心身共にかなりお疲れモードかも…。
本当に大変なご時世だわ。

いつまで続くんだろうね、この大混乱。
今年は特に、ヘビー過ぎて大変な一年だわ。

来年の今頃には、「昨年は大変だったね~」と懐かしめるくらい、世の中が落ち着いてくれると良いな。

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