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発達障がいの病院決め

天高く馬肥ゆる秋。陽向は暑くとも過ごしやすくなった気温と秋雨が降ったりやんだりな季節の変わり目に最近の私は疲れていた。季節の移ろいは好きだが情緒不安定に拍車が掛かったり神経痛率が降水確率より高くなったりするからだ。更に言うなれば今よりずっとずっと遠く離れた新天地での病院決めでモヤモヤしていて、今日やっと目星が着いたと思ったら「一般の新規受け入れはしていない。現在の主治医から予約をしてもらい、そこから診れるかこちら側が決めます」……はぁ😃電話で小難しい話をされ、現在の病院に連絡をすれば紹介状まで1週間かかると言われ、ようやくゴールかと思いきやスタートラインに立ったところだ。

かと思えば私の荷物の多さ故に引越し業者を頼もうと提案すれば、🐼さんはお金を使わずにいこう!と普通に荷物を郵送してもらおうとし、「は?引越し業者にしたらええやん」と少し意見が食い違ったりたり今朝は洗濯の時間が洗剤の不足でいつも通り行かないなど何だかなぁ…な一日だった。

発達障がいを診てくれるクリニックはあれど「大人の発達障がい」「大人のてんかんを診て脳波も撮れる機械がある」という条件で診てくれる所は案外少ない。あったかと思えば18歳以上の新患は受け付けていません、などとホームページに書かれていたり、駐車場が狭かったり高かったり…。発達障がいに理解に対して優しい世の中になあれ!と願う人は多いだろう。しかし私は欲望深いので「出来れば大人の発達障がいを診てくれる病院もっと増えて〜☆」とも願ってしまう。

病院探しというのはどんな障がいや病気があろうとも難しく、条件が合っても医師との相性もある。病院って健康な状態じゃなきゃいけないな、ということも何度もあった。全くもって皮肉だけどそれと同時に健康な心身ってとても尊いものだなぁとも思う。言い過ぎだと思うかもしれない。でもこれは私が障がいや病気、そして365日欠かさず飲む薬をほぼ10錠以上飲んでいるからだとは思う。薬局といえば食品も売ってるストアではなく、薬剤師が調剤してくれる場所、病院とは悪い時期だけではなく月に必ず一度は行く場所、薬とは常に飲むもの。なんだか病んでいる人みたいな書き方だけど決して病んでは無い。ただの私のリアルな日常である。

病院探しが終わったら月は薬局探し、そのまえに市役所で自立支援の申請と手帳とその他諸々の変更をせねばならない、そして相談員と今通っているB型支援事業所と同じ雰囲気の居場所を探すと思うと頭が痛いし、なにが不安って手続きを手伝ってくれた母が近くにいなくなることだ。不安すぎる。私はやっていけるのだろうか。

今まで呑気に鼻をほじりながらなんとかなるだろう、と思っていた。しかし後ろには何とかしてきた、していた母がいたのだなぁ…と感じたのでした。

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