えみ ゆうり

えみゆうりです(笑み 悠里) 日常とか簡単に読める文章を書きたいです

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虹のはじまりには愛が埋まっている1話目

桜の樹の下には死体が埋まっているんだよ、という名文を書いた梶井基次郎の「櫻の樹の下には」は有名な話だと鹿野すずは思う。十一月一日、すずは十八歳の誕生日を迎えた。法律的には成人を迎えたもののお酒はまだ飲めない歳。そんな目出度い素晴らしき日にすずは法事に来ていた。何よりも大好きで誰よりも自分の味方をしていてくれた祖母の一周忌だからだ。享年、八十五歳。バースデーソングの代わりにお経、ケーキの蝋燭の代わりに線香が鼻腔をくすぐる。大きく低い抑揚のないお坊さんの声はずっと昔から大嫌いだっ

    • 最近の悩み

      最近の私は陰鬱とした気持ちでいました 家族のこと、自分のこと、自分の病気のこと それら全てが私を悩ませては不安にさせる 未来は分からない、なんて当たり前なのです 分かってはいるのですが どうにも私はせっかちで先のことが見通せないと 異様なまでに不安になってしまうらしいのです 新しい家族の健康のこと、価値観の違い 同居の難しさ、それらから逃げるように私は実家に帰省していました。 理由は他にもあるのですが割愛です。 それでも逃げには限界があります どうしたものかなぁ どうや

      • 痩せなさいと言われた話

        今日はお義父さんから「太っているから痩せなさい。ご飯のカロリー計算したり…」などと言う有り難い助言を頂いた。 というのも私が階段で転んだのは太って筋力がないから。同じ状態でも転ばない人はいるということをつらつらと教えていただいた。 確かに私は痩せていると言い難い体型だ。一理あるところも認める。しかしお義父さんに言われたくは無い。お父さんではなく、お義父さん(血的には他人)に言われるのが1番腹立たしい。 なにが腹立たしいかって自分が言っていることが正しいと自信持って悪びれ

        • 腰痛がMAXな話

          昨日、noteをインストールしてから続けてきた日記を、何十日もかけて続けてきたものを忘れてしまった…。 それもぜんぶ腰痛のせい。と言いたい。昨日の夕方、冷えたのかいきなり腰が痛み始めてコルセットを付けて湿布をして痛み止めも飲んで過ごしているけれど全く良くならない。立ってるのも座ってるのも辛く、横になってる時が1番楽だ。ということで横になって楽になったら寝てしまったという。 今日からまた頑張ろう。

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        虹のはじまりには愛が埋まっている1話目

          家の階段でお尻を打った話

          両手に荷物を持って階段を優雅に降りてリビングへと行こうとしたその時、視界が一気に下がった。というよりは足を滑らせた。 片手には家で使っているミニバッグ、もう片手にはお気に入りのマグカップ。その時に思ったのは「あ、やばい!」そして滑るようにお尻を打ったのだった。 私の「うぉお!?」という声を聞いてリビングから駆けつけた🐼さんは慌てて大丈夫か聞いてくれたのだけど私の第一声は「痛いー!けどマグカップ割れてない!?」だった。 マグカップになぜここまで執着しているのかと言うと私の

          家の階段でお尻を打った話

          結婚指輪を取りに行った話

          「今日は中心街に用事があるから一緒に行こう」といった🐼さんに着いていく…と結婚指輪を頼んだ宝石店に辿り着いた。 「えっ😃」と驚く私に🐼さんは早めに出来上がったといって店内へと入って行った。後に続いて行くと桐の箱に入ったそれはそれは綺麗な結婚指輪があって…見本では無い、自分と🐼さんだけの指輪に感動した。 取扱の説明を聞いて店を出る時に店員さんが「今日は晴れているのでより一層指輪が綺麗に見えますよ」というので陽にかざしてみると「せせらぎ」という名前に違わず清らかな川の水面がキ

          結婚指輪を取りに行った話

          父母が来た話

          今日は久しぶりに新天地に実父母が来た。というのも私の残りの荷物を持ってきたのだ。 今生の別れのように泣きながら旅立った日から二週間である。母に会った瞬間、また泣いてしまった。 母の手を握り、抱きつき、そして笑った。 なんだかんだまた来月会うので今生の別れ…というのは大袈裟だったけれど気持ちはそうなのだから仕方なし。 昼過ぎ、父母が帰る時も泣いてしまい、最近は涙腺が酷くゆるい。緊張していた場で安心する人が来たらそれは泣くわな、と自分に言い聞かせた。

          父母が来た話

          憧れのプリンセスの話

          ディズニープリンセスで誰が好き?と言われたら昔はジャスミン、アリエル!と答えたのだけど今、いうなればシンデレラ。 どんな状況でも夢を持つことは忘れない、誠実で強いプリンセスだから。あと歌が上手い! 私は強い女が好きだ。というのも私は意思が弱く、そして脆い精神の持ち主だから。でもシンデレラは断固として自分の夢を見つめ大切にし叶うことを信じている。そのひたむきさに惹かれつつあるから。 その次に好きなのは美女と野獣のベルで、野獣が人間に戻ったとき不思議な顔で頬を触り、そして野

          憧れのプリンセスの話

          低気圧に惨敗した話

          今、まさに雨が降り、風が吹き荒れる。まさに嵐のような夜、私は低気圧に惨敗していた。 もともと気圧に弱く、そしてPMSにも振り回されがちな自分にとって、冬が近くなるとか季節の変わり目などは特に身体が悲鳴を上げやすかった。 今日は朝から具合が悪かった。いつもの物である、と思いきや昼も頑張れなければ夕方は頭痛がしたり急に眠くなったり…それで起きたのが20時。全くダメダメな日だった。実家にいた時であれば慣れている両親は「あらら」で済んでいたかもしれないが、ここは実家では無いのでハ

          低気圧に惨敗した話

          夕飯を22時過ぎまで待った話

          昨日は本当に空腹だった。そしてタイトル通り。 なぜ昨日の話を今になってしているのかというと今日もその可能性があるからだった。 🐼さんは帰りが遅い。それは仕方ない。なにも恨んでは無い。何が悪いのか?というと私がNOと言えない性格にある。 義家族は良かれと思って🐼さんと夕飯を食べな、と言ったけれど私はてっきり19時に帰ってくると思ってたのだ。しかし20時になっても21時になっても帰ってこない。 さすがに空腹だけどここまで待ったなら最後まで…とおもうこと数時間。結局22時を過

          夕飯を22時過ぎまで待った話

          ベッドが届いた話

          ニトリで頼んでいた1人で使うダブルベッドが届いた きのう、🐼さんと打ち合わせしたベッドの位置が予想外に場所をとって やっぱり違う置き方のほうが良かったんじゃ…と今更後悔してしまう。 どうぶつの森のようにポンッと出したり閉まったりが出来ればいいのになぁ、と出来ないことに思いを馳せつつ、設置員さんが出ていって30分、このベッドの位置をいつか直してもらいたいと切に願ってしまう。 次は本棚が欲しいなぁ、とか 収納ボックス増やしたいな、とか 希望を言ったらキリがない。そしてダブルベ

          ベッドが届いた話

          同居の難しさを噛み締めた話

          義両親と同居、それはとても難しい。相手には私が来るまでのライフスタイルがあって、洗濯物の量やお風呂の時間までも全て出来上がっている。 そんな中、私という新しい人間が入ってくる。洗濯物は増えるし自分のペースが乱されているかもしれない。 それが私は一番イヤで、もしかして今の言葉で怒っちゃったかな?とか、傷つけてないかな?と困惑してしまい、最近疲れ気味なのにそこに低気圧ときたら情緒不安定もいいところだ。 明日は家具の設置が来るものの対処するのは私のみ。🐼さんがいてくれたら良か

          同居の難しさを噛み締めた話

          ででにープラスに入った話

          今日、かの有名なででにー(ディズニープラス)をiPadに入れた。 これで大好きなヘラクレスやノートルダムの鐘、リメンバーミーを心置きなく見れる。 それでも1つ問題があった。映画にハマりすぎて部屋から出なくなる可能性が無きにしも非ず。なんとか部屋から出る解決策を今のうちから考えておかないと新居にも馴染めないと思う。 幸い、🐼さんは休みの日かならず外に連れ出してくれそうなので引きこもりにはならないかもしれないけど早く家事や人に馴染んでいこうと思う。

          ででにープラスに入った話

          疲れが出た話

          新天地、新居。何度も来た場所だとしても、旅行ではないそれに私の身体は疲れていたらしく、心の中では穏やかでゆっくりな生活だなぁと思っていたものの、緊張や環境が変わったこともあって久しぶりに早起きが出来なくなってしまった。 といっても前に比べたら早起きの方なのだけど、もっと早く起きて家事を教えてもらおうと思っていたのに、最近は早起きが出来ていたのに、など少しショックで身体も重く、横たわっていた。 🐼さんがなんとか気分転換にドライブや食材の買い出しなどに連れ出してくれたから良か

          疲れが出た話

          家具の組み立ての話

          2日前に買った組み立ての簡単そうな服を入れる家具をようやく組み立てた。というのも私は工作がとっても苦手で出来たら家具屋さんに組み立てて貰いたいくらい。 もちろん今回購入した家具も1人で組みたてられなかった。ダンボールを開けはしたものの説明書をみて挫折をした。 私、1人でできたよ!と🐼さんに自慢しようとしたがそれは無理だった。8割🐼さんに組み立ててもらい難なく完成した家具に一言添えるならば「1人でやらなくてよかった☆」な自分は小学生の頃、ノコギリを使う作業で手を必ず怪我をし

          家具の組み立ての話

          初めて新居で肉じゃがを作った話

          肉じゃがを作った。作るのはこれが初めてじゃないけれど何だか初めて作っているように何度も何度もレシピを見ながら作った。 私は料理が好きで大抵のものは作れる。肉じゃがもそのうちの一つだったのに場所が変わるだけで料理経験ゼロのような気持ちだった。見知らぬキッチンといえど全く知らないわけではないし調味料の場所もわかっているけど実際住んで料理しているのは不思議な気持ちだった。 緊張して来て住み始めて三日。まだ日は浅く、実感があるのかと言われれば薄い気がする。でもやっぱり私はここで生

          初めて新居で肉じゃがを作った話