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「鍋」を食べてください:時短・団らん・栄養100点トリプルコンボ

おはようございます!
本日は、
「鍋」を食べてください:時短・団らん栄養100点トリプルコンボ
といったテーマでお話ししようと思います。

『食』のお話。
これでも元パティシエ。国家資格でもある「製菓衛生士」を保有しています。「製菓衛生士」とはつまり調理師のお菓子バージョン。栄養学を学び「食育」に強い関心を持つようになりました。
「食べたもので身体はつくられる」
これは大げさではなく本当のこと。みなさん日々お忙しいとは思いますが、さりげなく、サラッと体に思いやりを持った食事を心がけてあげてくださいね。
結論から申し上げると…
お鍋は最強の調理法。
「いやいや、お鍋って手抜き料理でしょ…?」なんて言ってるお父さん。
ラリアットです。(`・ω・´)ノ!!
働く忙しいお母さん。負い目を感じる必要は一切ありません。
その理由を実体験を交えながら解説していこうと思います。


〇お鍋3つのメリット

①簡単・時短

働くママにとって一番のメリット。それは調理に時間がかからないことです。あの…これ本当に先日あった出来事なんですけど…就業終了時刻の18時。仕事でトラブル発生。残業を余儀なくされ、会社を出たのは19時半を回っていました。主人もまだ仕事で、晩ごはんの支度を変わってもらうことはできません。帰宅は20時。ここからごはんの支度…
カオス オブ カオス!!( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)
雄叫びです。
そんなときの救世主が「お鍋」。なんていっても簡単、早い。そして食材を選ばないところもメリットです。例えば「とんかつ」を作ろうと思ったら、豚肉、卵、パン粉…それにサラダやお味噌汁も用意して…と時間も食材もさまざまなアイテムが必要となります。衣つけて…揚げて…と工程も複雑で多い。しかしお鍋は冷蔵庫にある食材を基本的になんでもぶち込んでOK。むしろ冷蔵庫の大掃除に一役買ってくれます。笑
そしてお出汁も今は手軽に入れるだけ。液体タイプやキューブ型とさまざまなバリエーションで味に飽きることがありません。


鍋キューブ神。


豆乳鍋も最高

真面目なお母さんは「手の込んだ料理」でなければ…と固定概念があるかもしれません。しかし大事なのは栄養をしっかりとれているか。その点において、手が込んでいるか否かは関係がありません。もちろん愛情は伝わるとは思いますが、お鍋も立派な料理です。(*^^*)

②ヘルシーなのに栄養100点

具材を選ばない。つまりたくさんの品目を同時にとれるということ。
野菜、きのこ、豆腐、お肉、お魚…
こんなにたくさん一つの器で食べれる料理って他にありますか?めっちゃ画期的な料理だと思うんです。特に寒いこの時期は身体をあたためる効果がある根菜がおすすめ。大根、カブ、ごぼう、にんじん、ネギ…あたたかいスープと根菜で冷え性さんにはこの上ないホッカイロ。また、ほうれん草や小松菜など緑黄色野菜はカロテンを多く含んでいるためインフルエンザなどの感染症を吹き飛ばす効果も。
また、「煮る」という調理法も素晴らしいです。揚げ物や焼き料理と違って余計な油を使わない分ヘルシー。ダイエット効果も期待できます。さらに〆に雑炊やラーメンでいただけば、具材から染み出したうま味も余すことなく摂取することができます。捨てるところなし。エコでサステナブルな料理です。

五大栄養素をまるっと。

➂家族とのコミュニケーション

ここ、見落としがちなんですけど…食事って大切なコミュニケーションツールなんです。目的としては身体に必要な栄養を摂取する行為。と思うかもしれませんが、人間は心の動物です。
知っていますか?
富裕層が商談の際になぜ食事を共にするのか…。
それは人間の本能。食欲という欲望を満たすとで脳がリラックスし「自分のことを話しやすくなる」という効果が研究でも明らかになっています。これは家族とのコミュニケーションにも応用可能。たとえば反抗期や思春期のお子さんをお持ちのお父さん、お母さん。「言うことを聞かない」「話しかけても無視される」「何を考えれるのかわからなくて心配…」こんな不安はお鍋をつついて解消しましょう。近年、大人も子どもも忙しくて時間が合わず別々の食事になりがちです。ところがお鍋なら集まる理由になります。お腹も満たされリラックスしたお子さんにさりげなく話しかけると思った以上に会話がはずみますよ。
我が家では夫婦で休みの時は意図的に、お鍋やすき焼き、焼き肉など、家族全員で一緒に食べられるメニューを選ぶようにしています。ハフハフしながら雑談したり学校での出来事を聴いたり…家族の笑顔は最高のスパイス。みなさんも意図的に取りいれてみてくださいね(*^^*)

〇まとめ

お鍋はまさに時短・団らん・栄養100点トリプルコンボ。食べない理由がありません。旬の食材をふんだんに楽しめるのも嬉しいポイントですね。やっぱり一押しはコミュニケーションツール。家族だけでなく友達や仕事の同僚と囲むのもグット。よく「同じ釜の飯を食う」といいますが、食事を共にするという行為は親睦を深め、心とこころを繋いでくれると思います。
みなさんもぜひ、今夜はお鍋!!カラダも心も温まってくださいね~!

本日もご一読いただきありがとうございました。

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