見出し画像

モラハラアンテナ

【メンバーシップサポータープラン用連載記事 ①】

どこにでも意地悪な人はいるものだ。
「私がモラハラパーソナリティ(拙著の中で、モラハラを自分の心の処理のために常態的に行う人をこう呼んでいます)を引き寄せてしまうようだ。モラハラをされるのは、やはり私に原因があるのでは」という人が多い。
被害者心理に陥って、自分を信用できなくなっているからこその思考ではあるが。

モラハラな人は必ずどこにでもいる。
モラハラパーソナリティと言わずとも、ストレス社会で、その発散方法をたやすく出来てしまうハラスメント行為に依存する人が増えているようにも思う。

自分はモラハラを引き寄せている、と考えてしまう人。そんな風に思わないでほしい。
モラハラを経験したが故、気づきやすくなっているのだ。
相手の言動のモラハラ気質に気付いてしまうのだ。引き寄せているのでは決してない。
誰だって被害者になるし、どこにだってそういう人はいる。
時には、悲しいかな、モラハラ行為が伝統のように引き継がれている場さえある。

ここから先は

2,277字
この記事のみ ¥ 350

サポートありがとうございます。自営業で、人と接する仕事をしており、コロナの影響でダメージを受けている中、本当にありがたいです。