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ぐだぐだ介護同居日記・・・・の予定

三人の子持ちの母子家庭生活を経て、やっとこさ子ども達も巣立ち、犬二匹、猫一匹との気楽な一人暮し生活を送っていたところ、いきなり「気楽な独り身なんだから」と、親の介護の同居生活が私に回ってきました。

前回のnoteに少し書きましたが・・・・
https://note.com/emi_oth/n/nc6ed99f64396

三人の子ども達は皆、社会人で忙しくしているので、引っ越しは当然私ひとりでやることに。見かねた心友が、何度か助けに来てくれて泣けました。
母の退院の前日に、とりあえず生活必需品を運び込んで同居をスタート。前の家の片付けもありますが、2月末まで借りているのでゆるりとしましょう、なんて思っている間に月末が来てしまうのでしょうけれど。

入院時、私と姉がわからない、自分の年を100歳だと言い切る(実際は89歳)など、少し認知症も始まっているので、この先、どうなっていくのやら、と思っていたのですが、いざ帰ってきて同居を始めて見ると、ケアマネさんも驚くほどに元気です。

どうやら、父に頼ってばかりで家事を一切やらずに寝てばかりだった母が、私が同居することによって、私の世話を焼かねばと思ったことが功を奏したようです。
「ご飯を食べなさい」「風邪を引くから靴下をはきなさい」なんだかんだと子どもの頃のように私のことを気にかけます。
父は母の世話を焼くことで元気を維持していましたが、母は父に依存しきってすべてを父に任せきることで、弱っていったのかもしれません。これを父に言うと傷つくので言いませんが。
そこへ、私のことを母親として気にかけるという「仕事」が母にもたらされた。そのことによって入院前より元気になったと言うのは単なる推測ですが、あながち外れてはいない気がします。

なんだ、これなら同居しないで、今まで通りスープの冷めない距離で毎日様子を見に来るというので十分じゃない、と正直なところ思ったりもしていますが、もう、引っ越してきてしまっているので致し方ありません。それに、母に依存しきられている父の負担のことを考えると、私が父をサポートすることでその負担も軽減されるかと。

もっぱら私は二階に引きこもって、両親にはなるべく二人で生活していたときの状態を維持してもらっています。
両親のできることを減らさないというのがメインではあるものの、私の時間や世界を守るためというのもあります。
自分の時間や世界を守る手段の一つとして同居開始時から、なるべく食事は二階でとるようにしています。もちろん、両親は一緒に食べようと不満げですが。
両親の考えでは、一緒に食卓に座ってこそ同居、家族、なのでしょうけれど、食生活は違いますし、何よりも、耳が遠くなった両親の食事時のテレビの爆音が耐えられないのです。
テレビの最大音量というのを初めて経験しました。
これ以上ボリューム上がりませんよ、というところまで音量が上げられ、テレビが悲鳴を上げているかのごとく音も割れています。
こっそり下げはしますが、それでも普通よりはかなり大きめ。
〝耳の敏感〟な私には苦痛です。

耳が良すぎて、高校時代の電車通学の中で、あちらこちらの話し声が一気に耳に入ってきて吐き気がして電車を降り遅刻するということを当時繰り返していました。
その上、どんな音も階名に変換されてしまいます。
雨の音も、工事の金槌の音もドレミファソラシドに聞こえます。ただし、移動ドですが(笑)
今は私自身も加齢に伴い、聴覚が衰えたのか高校時代ほどではなくなりましたが。今でも、レストランなどで、あちらこちらの話し声が聞こえてくることにあまり変わりはありません。

それよりなにより、そもそも、私と母は価値観やら思考回路やらが違い、あまり相性が良いとは言えないので、「なんでこんなことを言うんだろう」「なんでこんな言い方ができるんだろう」と気にしていると同居なんてできませんし、こちらの方がイライラして嫌な人間になってしまいます。
そんなとき、心がけるのが「諦観」。
私とは違うんだから仕方がないよ。親子でも生きてきた環境や経験が違うのだから違ってしまっているのだから、母の世界と私の世界は違うのだからと良い意味で諦め、だからといって、自分の考えは捨てない、変えない、というのを心がけるようになって、昔ほど母の言動にいらついたり傷ついたりすることが今のところ減っている気がしています。
とはいえ、この先、ツイッターやnoteで愚痴ることもあるかもしれませんが、ご笑読いただければ幸いです。

これから、ちょくちょく、高齢者の両親と暮らして気づいたことなども書いていこうと思います。


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カウンセラー・作家。カウンセリングルーム「おーぷんざはーと」(大阪)1991年設立(https://othpage.com/)。 著書「モラハラ環境を生きた人たち」(而立書房)「カウンセラーが語るモラルハラスメント」(晶文社刊 現在9刷)他 共著あり。執筆依頼、お待ちしています。