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高校留学に出会うまでの私

私は16歳まで東京で父、母、弟と私の4人家族で暮らしていました。
父も母も大阪の人。東京で出会い結婚に至り現在も東京で暮らしています。
父親は会社員、母親は私が小学3年生の時にパートを始めるまで専業主婦でした。(私が高校留学中~現在はフルタイムで仕事をしています)
と、見ても分かるように特別お金持ちだというわけではありませんでした。

父は寡黙で亭主関白。
怒ると手がつけられなくて私は小さいころから一度も懐きませんでした。
母は超がつく楽天家。大らかで優しくて、計画することを嫌う人。
弟は家では物静かだったのですが、学校では皆を引っ張るリーダー的な存在だったようです。

私はというと、自分のしたいことがいつもハッキリしていて、
当時はあまり人の言うことに耳を傾けるタイプではありませんでした。

習い事は、バレエ、水泳、テニス、習字をしていました。
(バレエ12年間、水泳10年間、テニス2年間、習字2年間)
地域のリーダープログラムにも
小学5年生から中学3年の5年間参加していました。
しかし小さいころから特に熱心になれる趣味もなく、
将来の夢もありませんでした。
本当になりたい将来像がなく、小学校の卒業文集は母親にもらったアイディアをそのまま書いたくらいです。:世の中の役に立つ人?(抽象的過ぎる(笑))
だったような気がします。

高校で、且つ、単身で海外留学ときくと、
どんな子どもだったのかと興味をもたれる方も多いのですが、
カナダに行くまでの私は学校に馴染めなかったわけでも、
特別英語が得意だったわけでもありませんでした。
当時は物事を深く考えるタイプではなく極々平凡に過ごしていました。
特に突飛な行動もなく今振り返っても
"フツーの中学生"だったと認識しています。

だからこそ高校留学という言葉と出会ってからは

高校から留学に行かなくてもいいのではないか、

私なんかがやり遂げることができるのか、

両親に相談する前から一人で悩み、葛藤していました。

当たり前ですが、私本人も両親も簡単に決断できたことではありません。

では、何がそこまで私をプッシュしたのか。
主な理由は3点ありました。

詳細は後のnoteでお話しますが、一番の理由は「家族」でした。

学校はというと、好きでも嫌いでもありませんでしたが
勉強は一度も好きになったことはありませんでした。
(高校から徐々に学ぶことが好きになりました。
この理由も後のnoteで説明していきます。)
小学生の頃は進研ゼミにも入会してたけれど、
きちんとコンプリートすることはありませんでしたし、
見かねた母親が私を塾に通わせましたが、
行っているだけで何も頭に入っていなかったのが正直なところでした。

中学校の頃の成績は基本的に3。
2,3科目4があるかなという程度でした。

勉強以外ではある程度充実した学校生活を送っていたように思います。
部活は演劇部、生徒会役員選挙にも2回立候補して
2年間半広報を担当していました。
中学校は勉強が嫌いだったため
部活と委員会のために通っていたと言っても過言ではありません。
当時は何も考えていなかったのですが
バレエ、演劇、広報担当からも分かるように
人前に出る(人前で表現する)機会を常に求めていた子だったと思います。

友達もそこまで多くなかったのですが、同じグループの子たちと休憩時間に
話したり、放課後はファストフードでたむろしたり、プリクラを撮ったりと、それなりに楽しく過ごしていました。

しかし、通っていた中学校は荒れていて
関わりたくない人たちも多くいました。
私たちの学年から少し落ち着いたと聞いていましたが、
それでも先生たちの頭を悩ませる生徒は多い印象でした。
上の学年の生徒は後輩の胸倉を掴んだり、
先生をババアと平気で呼んでいたり・・・。
沢山の怖い先輩たちを度々目にしていましたし、
他校から生徒が押し寄せることもあり
決して向上心が高まるような環境ではなかったように思います。

すでにこういった状況からも推察できるかと思いますが
東京の中でもあまり良いエリアに住んでいませんでした。

勉強は苦手だったけど不良グループに入る気も、
でもだからって陰気なグループに入るのも嫌でしたが、
いつも同じグループのメンバーとつるむのも本当は本意ではなく…
それでも自分が好きなことで力を発揮できる「演劇部」と「生徒会」に
自分の居場所があったおかげで
学校生活を嫌いにならずに済んだのだと思います。

そして中学3年生の夏、私は高校留学の存在を知りました。

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・特別お金持ちの家族ではなかった。
・勉強は苦手(成績は基本3)だったが、所属していた演劇部と
  生徒会役員の活動のおかげで荒れた学校でも充実した学校生活を
  送っていた。
・習い事は色々やらせてもらっていたが、
 没頭できる趣味や将来の夢はなし。
・人前に出る(人前で表現する)ことが好きだった。
・高校留学を決めた理由は3点あり、一番の理由は「家族」
(追々説明していきます。)
・中学3年生の時に高校留学の存在を知る。
(そう、ギリギリだったんです。)

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