見出し画像

1.発達障害の診断

これは、今現在、我が子が自閉症スペクトラムと言われてショックを受けている方に宛てて書きたいと思った内容で、私が実際に体験した事を書いていこうと思います。我が子は今は小6です。

何故、これを書こうと思ったかというと、最近、無駄に「発達障害」診断される子が多いような気がするからです。名前が名前だけに、何か障害児みたいだし、こんな診断を他人からされたら辛いと思うので安心してもらう為にこの記事を書こうと思いました。

結論としては、自閉症スペクトラムはかなり怪しくても成長とともにそれなりになるから安心して下さいと言いたいのですが、、それでは書いてまいります。

私の息子は1歳4ヶ月まで歩く事がなく、赤ちゃんの時にはよく泣きまくっていました。1歳半検診ですでに自閉症グレー判定、3歳児検診前に子育て支援センターで「育てにくい感じならお母さんも辛いと思うし、悩みを解消するために一回、病院で検査を受けてみてください」と言われました。その頃の息子の特徴として、周りの子と遊ばない、記号、形、国旗に異様なまでの興味がある、他の子と反応が何か違う(例えば、節分の鬼が来てもきょとんとして近づいていく)ある意味凄いとは言われていました。

それで地域の発達外来を受診してみたら、医師からたった5分の診察で「バリバリの自閉症児ですね。これはゴツいです。」と言われました。

私は凄いショックで、「自閉症って、これからどうしたらいいんですか?治るんですか?」と先生に聞きかえしました。そしたら「自閉症スペクトラムは虹みたいに幅が広くて、どんな症状があるか一概に言えないんです。とにかくこの冊子を読んでください」と1冊の冊子を渡されました。何の解決にもなりませんでした。しまいには、脳波まで測定する羽目になり、「異常なし」だったので医者も何か言葉を濁していました。

医者から「我が子は普通では無い」と言われた様で、自分が思うだけならともかく、他人からそう言われた事は本当にショックでした。自分のことなら改善出来るけど、子供の事はどうすることも出来ないので尚更辛かったです。

この診断を受けてから「もしかしたら、私が妊娠中にストレスのかかる仕事をしていたから子供が障害児に?」とか「これから息子は一体どうなってしまうのだろうか?」と、この後の何年間か本当にあらぬ心配をする羽目になりました。

次回、療育へ続く、、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?