見出し画像

【断言】2023年全世界の音楽シーンがQueenDNAに染まり続けていると言う厳然たる証明を此処に書き記そう。


 最近まで聴き逃していたが、10年近く前の米オルタナバンドのメイデー・パレードが、楽曲にさらっとクイーン風味を入れていた。当時はマニアックなサウンドを草葉の陰でこっそり聴いてはニンマリするだけで、こういう音楽性が脚光を浴びる日は、かなり遠いと感じていた・・。

「Ghosts」 Mayday Parade (2013)

10年の月日が流れ、世界の音楽シーンはクイーン風味一色に彩られた。その潮流は韓国から訪れた。日本人1名を含む、アイドルグループの楽曲に“クイーンみがある!”とSNSで話題になったのだ。

「I AM」 IVE (2023) 

1995年から活動を続けるピアノパンクロッカーのベンフォールズも、今年の最新作で、クイーンサウンドに接近してみせた。

「Exhausting Lover」 Ben Folds(2023)

そして、英国から奇跡の歌声をもつギタリスト、サム・ライダーが登場した。クイーンのブライアン・メイも自身のインスタでイチオシしていた2023年クイーン遺伝子アーティストの筆頭格だ。

「Fought & Lost」Sam Ryder(2023)

その流れは、日本の最新JPOPにも飛び火。2021年より活動をしているオルタナユニットのビアリストックスの楽曲は、芳醇で濃厚なストレンジポップとなっており、初期クイーンや10CC的なマジカルなスタジオサウンドを彷彿とさせた。

「Branches」Bialystocks(2023)

2010年代より活躍しているイギリスのマルチプレイヤーのジェイコブ・コリアーの最新作は、クイーン風スタジアムロックアンセムに仕上がっており、クイーンを含めた音楽ファンを歓喜させている。

「WELLLL」Jacob Collier(2023)

そして2023年、日本音楽シーンの先頭をひた走るヒゲダン。
彼らが合唱コンクール向けに書き下ろした楽曲は、超難易度ながら中間部や、ギターサウンドにクイーン風味が潜んでいる。

「Chessboard」Official髭男dism(2023)

・・・この流れは、そこかしこで勃発&誘発しており、まだまだ枚挙に暇はない。

2023年現在、全世界の音楽シーンが、クイーン遺伝子一色に染まってしまったという事は、
紛れない、
まごうかたない、
厳然たる、
最上の理(ことわり)であることは、
言わずもがな、
なのである。

アディオス、アミーゴ。
よい夢を・・・。

2023.08.22
クイーン遺伝子探究堂 堂主VARUBA

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?