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【神々の悪戯が仕組んだ幸運な偶然】クイーン+アダムランバート2024年2月14日東京ドーム参戦のQueen遺伝子超エモ覚書き
2024年2月14日(水)クイーン+アダム・ランバートの東京ドーム最終日。観て、感動して、泣いて、歌って、とにかく最高としか言いようがなかった。 無論フレディ不在のあれこれは、もう掃いて捨てられた議論だとは思うが、その十字架を誰よりも、人知れず背負っていたのはアダム自身だったと思う。BS松竹で事前に見ていた『The Show Must Go On - The Queen + Adam Lambert Story』の内容が素晴らしすぎて、古く強固なQueenファン達にアダムが
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ロジャー・ダルトリー×ウィルコ・ジョンソン『Going Back Home』~パブロックのすべて/英国反骨精神の文化土壌~
「パブ・ロックのすべて」を読了し、日本の中でのパブ・ロックの概略がなんとなく分りました。 パブロックという言葉からは、Kinksの名盤「Muswell Hillbillies」しか連想できなかった僕。Kinksを評して“偉大なる労働者階級のバンド”という風にロック評論家の小松崎健郎氏がおっしゃっていたように、パブ・ロックは労働者階級の“ウサバラシ”として、しっかり需要があったし、現在もその役割を担っている。 70年代当時、ロックがビックビジネスと結びついたとき、黒人奴隷の