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Queen遺伝子探究者の或る酔夢譚

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【第1回】クイーン遺伝子Hour

南アフリカのStingrayをご紹介します。

【神々の悪戯が仕組んだ幸運な偶然】クイーン+アダムランバート2024年2月14日東京ドーム参戦のQueen遺伝子超エモ覚書き

2024年2月14日(水)クイーン+アダム・ランバートの東京ドーム最終日。観て、感動して、泣いて、歌って、とにかく最高としか言いようがなかった。 無論フレディ不在のあれこれは、もう掃いて捨てられた議論だとは思うが、その十字架を誰よりも、人知れず背負っていたのはアダム自身だったと思う。BS松竹で事前に見ていた『The Show Must Go On - The Queen + Adam Lambert Story』の内容が素晴らしすぎて、古く強固なQueenファン達にアダムが

【評論】The Bargainsというブリティッシュな幸福。

◆BARGAINSは渋谷系だった!?自身は2000年に上京し音楽好きが高じて某ブリティッシュロック誌の門を叩いたのだが、その当時日本中を覆っていた“渋谷系”からの影響も計り知れず、御多分に漏れずアンテナの端っこをそちらに向けていた。 自分にとって渋谷系イメージの最たるはピチカート・ファイブなのだが、1990年代にフジテレビ系で放送されていた『ウゴウゴルーガ』のテーマ曲「東京は夜の七時」のイメージが強烈にありピチカート・ファイブのビジュアルイメージだけが思春期の脳裏に刻まれて

【断言】2023年全世界の音楽シーンがQueenDNAに染まり続けていると言う厳然たる証明を此処に書き記そう。

 最近まで聴き逃していたが、10年近く前の米オルタナバンドのメイデー・パレードが、楽曲にさらっとクイーン風味を入れていた。当時はマニアックなサウンドを草葉の陰でこっそり聴いてはニンマリするだけで、こういう音楽性が脚光を浴びる日は、かなり遠いと感じていた・・。 「Ghosts」 Mayday Parade (2013)10年の月日が流れ、世界の音楽シーンはクイーン風味一色に彩られた。その潮流は韓国から訪れた。日本人1名を含む、アイドルグループの楽曲に“クイーンみがある!”と

【コラム】2022年は全方位的なクイーン遺伝子楽曲の大量投入時代に突入したッ!!!!!

オミクロン株が猛威を振るっている2022年1月。 今年に入ってから、ありとあらゆるジャンルにて、目もくらむ勢いでクイーン遺伝子楽曲が次々と発信されている。 毎年末にクイーン遺伝子アワードが開催されているが、その年に発表された楽曲という縛りがある中で、8曲~10曲のノミネート曲を選出するだけでも四苦八苦だと、クイーン遺伝子アワード実行委員会の知人から話を聞いた事がある・・。 それに引き換え、2022年は一体どうしたことだろうか?? クイーン遺伝子界が確変に入ったかのような

【コラム】ワンオク・キングヌー・ミセスグリーンアップル...etc/2022年クイーン遺伝子地殻変動の厳然たる証明。

2022年も、残り2か月弱で終わろうとしている、秋の夕まぐれ。 今年の初頭にクイーン遺伝子探究堂は一つの予言を行った。 「2022年は全方位のクイーン遺伝子大量投入時代に突入する!」 この予言を裏付けるように、2022年JPOPシーンのトップランナー達が、恐るべきクオリティのクイーン遺伝子ソングを次々と繰り出しているのだ。ごく一部ではあるが、現在、鼓膜に止まったものをご紹介しておこう。 マカロニえんぴつ まずは、マカロニえんぴつだ。彼らのビンテージ風なギターサウンドは