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【27日間沖縄旅行】26日め。

旅行もいよいよ26日め。明日は朝イチで帰るだけなので、実質沖縄を回れるのは今日が最後。

あと全然この日ではないんですが書き忘れてたことがあって、実は21日めにうるま市の駐車場で我々のレンタカーに小さいトカゲが迷い込み、出してあげようにも奥に逃げてしまうのでもうそのまま旅の一員として「トカゲの一郎(以下一郎)」と呼んで行動を共にしていました。
我々としては「芭蕉の家」で彼が外に出れば楽園生活で結果大勝利では、と思って期待してたのですが心配で何度か車内を見に行っても姿を見せず、暑い中車内で飲まず食わずの一郎の身を案じ、せめて水だけでもとペットボトルのフタに水を入れておいて置いたりしていました。
しかし芭蕉の家から那覇に動く際に(もう流石に乾涸びているかもしれぬ・・一郎よ・・うう・・)と思い始めていたところ、ホテルの駐車場でピョロっと小さいトカゲが車から這い出したのです。
我々大歓喜!!謎に屋内駐車場のスミを見つめる我々に、警備員のおっちゃんは非常に怪しんでおりましたが、そういうわけで那覇に来てから心のつかえもとれて大満喫できました。うるま市ボーイから急に那覇の国際通りボーイになってしまったけど、彼なら立派に生きてくれると思います。またね、一郎!〜Fin〜

どうでもいいっちゃいいんですが、我々にとっては結構大事な出来事だったので書きました。笑

さてこの日は朝早く起きて行きたいところがあったのです!

こちらは朝のホテルからの景色、10Fなので眺めが良かった。

宿から歩いて5分くらいのこのお店。金壺食堂のバイキングです。

こちらは以前も訪問したことがあり、名物のちまきをテイクアウトで食べたんですがそれがとても美味しかったので今回は中で食べたいと思っていたのです。
台湾精進料理「台湾素食」を提供するこちらのお店は動物性の食材を一切使わず、ネギやニラ、玉ねぎなど匂いの強いものも使用されていません。

優しいおかずが並ぶバイキングは600円。ご飯、お粥、スープも選べます。
スープが体に染み入る感じで凄い美味しかった。
こちらの一番の名物はこのちまき。この日も取り置き用のちまきの山ができており、私たちが食べている間にも購入者や予約の電話が入っていました。売り切れ次第終了なので、朝一で来れない時は予約した方が良さそうです。
せっかくなのでちまきも追加で注文。
色んなお米が混ざったたっぷりのご飯の中から、具がゴロゴロ出てきて凄い食べ応えなんですよ!
具は豆や豆腐?なのかな。お肉みたいな雰囲気もあるんだけど、使ってないはずだから豆腐だと思う。
色んな食感に優しいけどしっかりした味付けで満足感がすごいです。
台湾の食材も売っています。
営業時間はこんな感じです。
正直ちまきのクオリティは東京ならデパ地下で1個1000円くらいしても
おかしくないような気がします・・。

お腹いっぱい食べても罪悪感の少ない、体に嬉しいバイキングでした。
実は前回訪れた時に、こちらのご主人の声が今まで出会った人の中でダントツの癒し波を発しておりすごく衝撃を受けたので今回も楽しみにしてたんですが、残念ながらこの日ご主人はいませんでした。笑

さてせっかく朝から動いたのでまたその辺の市場をぶらぶら。

朝の市場はまた違った顔を見せてくれて面白い。市場はいつ行ったって面白い!!
舞い踊る食材(米の手の出方よ)

牧志のあたりをぶらぶらした後、行ったことのなかった「のうれんプラザ」の方へ行ってみることに。

時間的にちょっと活気が出てきた。
よく八百屋のおばちゃんたちがもやしの根をとっている光景を見るんだけど、
商店街の端から端まで届く声で
「〇〇さーん!!!!!もやしー!!!も・や・しー!!」

って叫んでるおばちゃんもいた。
もやしはいつだって重要度が高いんだきっと。
沖縄のてんぷら屋さんのワクワク感はなんなんだろう。
多分ホットスナックと同じ種類のワクワク感を提供してくれている。

ぶらぶらしてたら急に現れたのがこちら。

Jef サンライズ那覇店!!!
完全に油断してたのでびっくりした。サンライズ那覇店があるとは知ってたんだけど、名前でどんな洒落た店舗かと思ってたらJefはJefでした。最高ですね!!!
この看板の消しゴム欲しい。
お腹いっぱいだったのでこの店舗は拝んで終わりました 笑
今回Jefコンプリートできてめっちゃ有意義・・・永遠であれ・・

のうれんプラザ内はさらっと回って終わりました。
以前「農連中央市場」という名前だった市場が老朽化のため閉鎖され、新たにこの「のうれんプラザ」に生まれ変わったそうです。
八百屋さんから飲食店など色んなお店が入っています。

沖縄はかまぼこ屋さんが多いんだけど、元々魚を生で食べるより蒲鉾にしたほうが美味しいという文化があったそうです。脂がそんなにのっていない魚が多かったのか、今も刺身には醤油ではなく酢味噌をつけて出されることが多いです。
こちらはたまたま入ったのうれんプラザ内の多肉屋さん。
ここ、ものすごい品揃えだった・・!
私は葉の硬いサンセベリアが好きで、中でもサンセベリアの王様と呼ばれる
「サンセベリア・ロリダ」という品種を生で見るのが夢だったんですが、
普通に売ってた。
他にも見たことない珍奇植物だらけだし値段もお手頃・・凄い・・
(それでもロリダは高いので買えませんでしたが)

ぶらぶらして宿の方へ戻ることに。

タオル屋さんの名物猫ちゃん。

帰りに桜坂劇場により、昨日悩んだやちむんを買うことにしました。

こちら からや窯 登川均さんの器。
滲みが綺麗で持ってないタイプの深皿だったので。
悩んだけど昨晩の居酒屋でのやちむん使いを見て料理を盛るイメージが湧いたので買いました。
実際使われてるのを見るのはとても大事。

ちょっと疲れたのでそのまま桜坂劇場のカフェでお茶をすることに。

桜坂劇場は昔ならのポップコーンの売り方をしている。
自分の行動範囲内にこのポップコーン販売の映画館があったら絶対会員になる。
映画のラインナップもセンス良さげで気になるものばかり。
そしてカフェの手作りバナナケーキとドリンクセットで600円。
飲み物めちゃくちゃおっきいんですよびっくりした!
あー通いたい。この劇場に通いたい。
実は観たいなあと思っていた映画もあったのです。
旅の前半にこのフライヤーを何処かで見つけて、時間に余裕があれば見ようと思っていた。
琉球王国の時代より400年続いてきた久高島の祭礼についての映像記録です。
1978年を最後に途絶えてしまったそうで、これは17時間もの映像記録を元に編集し直した映画です。
沖縄の食文化も祭事も、独特すぎてとても興味がある。
お茶が終わった後に通った希望が公園のにゃんこ。

朝活を終え、お茶もしてお腹いっぱいなのでホテルに帰って一旦休むことに。
14時ごろになり、小腹も空いてきて今ならまだ富久屋のランチに間に合うかも、ということで昨日に引き続き富久屋へ向かいます。

14:30のラストオーダーにギリギリ間に合った!
私は今回沖縄そばを注文。これが今回食べた沖縄そばの中で一番好みだった〜。
富久屋すご〜!!!来て良かった〜!!

美味しすぎて旅中3回来ました、とおばちゃんに伝えたら、桜の時期は庭の桜がとても綺麗だからまたきてね。と言ってくれました。沖縄の桜は12月ごろ咲くらしい。いくー。1ヶ月後またいくー行きたいー 笑

旦那は富久屋が好きすぎて街中で富久屋のシーサーを見かけて買おうかと言ってた。
持ち家ないから止めときました。

その後旦那が写真を撮りたいと言ってた金城町の石畳道へ。

シーサーは門に1対のタイプと屋根に1匹のタイプがあって、
屋根に1匹の子は躍動感があって好き
金城の大アカギ郡。
樹齢300年を超えるそうです。本当に見事でした。
(蚊が半端なくいるのでご注意)
旅行が終わってから読み終わった沖縄のエッセイ本にこの辺りのことが出てくるので、
来て良かったなって後からも思った。


そして夜は昨日予約しておいた「カラカラとちぶぐわ〜」に再訪。

泡盛のシークワーサーとアセロラ割。めっちゃ美味しい。
海ぶどうの海鮮サラダ
もちろん頼むイカ握りと
イカスミソーメンタシヤー!!
海老の石垣ラー油炒め
自家製ジーマーミ豆腐。
なんだかんだ薄めの水割りなら泡盛も飲めるようになって、
昨日に引き続きとても良い時間を過ごせました。
また来たーい。


こちらは夜のパームロイヤル那覇です。

今回パームロイヤルにしてすごく良かったのは、
・国際通りの真ん中なのでどっち方面にも動きやすい
・向かいが那覇市伝統工芸館なのでお土産が買いやすかった
・ドンキに近くて便利
・牧志市場などに行きやすい
・桜坂劇場徒歩5分くらい
・やちむん通り入り口も徒歩5分くらい
・大浴場があったこと

デメリットとしては
エントランスが独特な匂いなのと、駐車場がちょっと分かりにくいことでした。向かいの提携駐車場は出し入れ時間が決まっているみたいで、それ以外はホテル裏手駐車場になるのでぐるっと回って行かねばならずちょっと不便です。

私達はやちむん通りは既にしっかり見ていたので最終日近辺には全く見ませんでしたが、近くのハイアットリージェンシー那覇沖縄もやちむん通りの入り口にあるのでとても便利そうです。
後この辺の市場歩きで迷ってもハイアットリージェンシーは大体どこからでも見えるので目印になって便利でした 笑

そんな感じで26日目を終えました。
明日は帰るのみです。あっという間だったなー。

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