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卒業シーズンなので…

ひとりごと…

私の仕事では、クライエントの採用が決まれば支援終了となる。ある意味卒業。

まだ経験が浅かった頃には、「良かったね、おめでとう」としか言えずに送り出していた。
それは戻って来るのが怖かったんだな。うまく行かなかったらどうしよう…なんて、心の片隅にちょっぴりの不安と、戻って来たクライエントを受けとめる自信のなさがあったんだな。

いつの頃からか、戻ってきても、またそこから始めれば大丈夫だよな、と思えるようになった。うまくいかなくても、仕事に行く前のその人と、少しでも仕事=社会を経験したその人は似て非なるものだから、その経験を聞き取って、また始められる。
なんだかそこに揺るぎないものが持てるようになったんだな。

だから、送り出すときに不安そうだったり、名残惜しんでくれそうな人には、「私の気持ち」を伝えられるようになった。

「一番いいのはね、此処のことや私のことを思い出さないくらいに楽しく働いて行ってくれることなんだよね。だけどもし、困ったなーとか、うまくいかないなーとか、そういうことを相談できる人が周りにいなかったら、その時は電話でもいいから、連絡ちょうだいね😊」

そう言えるこの仕事が好きだった。
なので、
私はここに居るからねと言えることに仕事の価値を置いていたけれど。

次のステップへ促されているようです。
私も卒業です。


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