記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

えまだより。vol.10





 お気に入りの音楽10曲くらいで、紹介するやつもやりましょう!っていうのは、どうなったんですか!?すみませんッ!!飽きちゃたわけではないんですけどね…。また、ゆる~く紹介しますね。
 今回は5月の鑑賞録でも。ネタバレもあるかもしれませんので、これから鑑賞予定の方はご注意ください。






虐待の証明

 韓国で実際に起こった虐待事件をもとにして作られた作品。過去にも1度観たことあるんだけど、何度見ても観ていて気分のいい作品ではないよね。定期的にこういうテイストの作品気になって見漁ってしまう時期があって観てしまう。日本の作品で言うと、『子宮に沈める』とか、『誰も知らない』とか、そんな作品。もちろん、気分が沈む。わたしの場合は、勝手に沈んでおくので、沈ませておいてくれたら勝手にまた通常のところまで戻ってくるけど、鑑賞するときの精神状態にはどうぞお気をつけて。胸糞系です。
 どの時代も、どの国にも、こういう悲しい事件はたくさんあってね。どうしようもないですね。なくなってくれたらいいのにね。避妊って、簡単なことなのに、どうしてできない人がいるんだろうな。経済的な問題が絡む場合もあるだろうし、どんな方法をとっても100%の避妊は難しいけど、育てられない人が子を持つのはやめませんかと、いつも思う。いや、生んでから環境などが絡んで育てることが難しくなってしまう場合もあるのだろうけど。難しい問題だよね。



流浪の月

 原作は読了済で、文章としてはかなり好きだったのだけど、映像化されるとかなり衝撃的な作品だったね。DVやラストのシーンが過激すぎると、ネットでも話題になっていた。しかしながら、俳優陣が実力派ぞろいだったので、迫力満点でしたね。
 誰の立場になっても、苦しくて辛くて、たまらないね。更紗にとって文の存在は、家に居ても辛かった小学生時代を救ってくれた恩人のように見えた。でも、当事者以外の周りの人は誰も彼らの日々についてなかったことばかりを想像する。洗脳されたり、ショックで記憶がないものだと、そんな風に片づけてしまう。実際に、ストックホルム症候群のように、誘拐犯に好意的な感情を表すケースや、ショックの受容の中でその事実をなかったものとして捉えるというケースは少なくないので、その可能性含めて考えることは必要なのだろうけど。更紗が子供であったがゆえに、聞き入れてもらえなかったことや、誘導するようなやり方があったことも容易に想像できる。大人は、目の前の人の年齢に関係なく、相手の言葉にもう少し耳を傾けてもいいと思う。これからのふたりが、穏やかに暮らせる未来が待っていますように。



成瀬は天下を取りにいく

 同僚が貸してくれたのだけど、あっさり読めるし、おもしろかった。
 成瀬は、けっこうな変わり者。200歳まで生きることが目標で、幼いころから、何かと話題になる人物だった。なんとなく、学年に1人はこういう子いたかもなぁと思ったり。小さな町を舞台としていることもあって、みんながどこかでつながっていることを感じ取れるところも好きだった。表情がころころ変わって、喜怒哀楽のはっきりとした、かわいい人と言う印象ではないけど、近くに居たら面白いだろうなとは思うし、なんとなく気になる存在。ちょっとわかりにくいから、ぞんざいに扱ってしまったりして、罪悪感で謝っても、なんのこと?と行ってくるような、ほんとうに自分の道を進んでいる。周りのことちょっと気にしちゃう人は、これくらい自分のことばっかり考えてても、割り切ってそばにいてくれる人がいる彼女にちょっと嫉妬しちゃうかもね。成瀬、200歳まで生きてくれ。




 今月は、この3作品。今度はドラマとかも、記録してみることにします。語彙力がなさ過ぎて、いいところ1つも伝えられていないかもなぁと思うのだけど、noteはかなり自己満でやっているので、きょうもやってますね~くらいで見守っていただけたら嬉しいです。

 きょうも読んでくれてありがとうございます。また、次回の『えまだより。』でね。






この記事が参加している募集

わたしのペースで、のんびり頑張ります。よかったら応援もよろしくお願いします。