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【米国市況】速報! 6月雇用統計 雇用者増加が止まらない

・6月の雇用者数が372,000人増
・失業率は前月同様 3.6%
・平均賃金は前年対比で5.1%増

1.雇用者数の勢いが止まらない

予想の250,000人に対して、6月の雇用者数は372,000増加した。5月の雇用者数は390,000人増だった。

これだけ雇用者数が増加すれば景気後退の懸念は払拭されると思われがちだが、どうしてもFederal Reserveの政策金利の利上げが気になる。

前回でも話しましたが、アメリカの夏休み期間であっても雇用者数をもう少し低めに抑えないと積極的な利上げが実行されてしまう。

https://note.com/elvis_toushi/n/nd64882da2fcc#7f70e124-e5a4-4224-bafe-f464760cb9e0


2.失業率は5月と変わらず

6月の失業率は5月と同じ3.6%、予想通りの数値であった。

安定的な失業率であっても雇用者数増加が落ち着かない。


3.平均賃金増加で積極的な利上げがほぼ確定

平均賃金の前月比が0.3%増(予想 0.3%増)。前年対比では5.1%増(予想 5%増)。

インフレが加速している中、平均賃金は相変わらず増加傾向。

しかし、どこかで阻止しないと思うFederal Reserveは今後積極的な大幅利上げを発動するでしょう。7月の0.75%利上げはほぼ確定


参考資料:
https://www.bls.gov/news.release/empsit.nr0.htm

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