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結婚するって本当ですか?

3月の地上波でのドラマが終わり、何か連ドラを見たいなと思っていたら、このドラマをアマプラで発見。2022年の秋に開始されていたらしいが、アマプラオリジナルドラマだったらしい。
いつもの様に、スマホをセットして料理をしながら視聴開始。
(ネタバレありです。)

内容はざっくり言うと、旅行代理店に勤める2人(葵わかなさんと佐藤寛太さんW主演)がアラスカ支社への転勤をしたくない事を理由に、偽装結婚するというお話から始まる。
現実ではほぼ無さそうな、けれどもドラマや漫画にはよくありそうなシチュエーションなのだが、最近こういったお話を観ていなかったので、逆に新鮮だった。
私は既婚者だが、結婚について同意できる事、色々な結婚の形が、コメディタッチで描かれていて笑ったり、時に涙したりもした。

ただ、極度の人見知りとあり、旅行代理店でそれは成り立つのかと疑問にも感じたが、両者恋愛にのみ奥手らしく、仕事中は平常心で切り替えも出来ていたのだろう。
大人だし、葵わかなさん演じる本成寺さんはかなり仕事は出来るようだったし。
なので、特に2人の会話のシーンになると、回を重ねると次第に慣れてきたが、まぁ、かなりもどかしくもあった。
結末は何となく想像できたが、何と言っても”わ~♪ 素敵な景色☆彡 ”と思えるロケーションが最高だった。
視聴者に感動を与えるシーンが散りばめられていたので、やはり最後まで見たいと思わされた。
本成寺さんの”地図を広げて旅する”趣味も素敵だったし、実際に玉川上水や、デートコース横浜、鎌倉散歩、修学旅行の日光やカルデラの熊本も随所に旅行代理店ならではの場所や建造物のちょっとした知識により、一層ドラマを楽しませてくれた。
特にラストシーンの福山城は4年前に行った思い出の地でもあり、ドローンであろうカメラワークからのエンドロールが流れてきた時には涙腺が緩んでしまった。更に極めつけ鞆の浦!!港町からの瀬戸内海がきれいなのに、涙で霞んでしまい、よく見えなかった。
コロナ禍で簡単に行ける場所も、行ける様になってきてもしばらく足が向かなくなっていたのは確かで、ドラマを通して疑似体験できたし、また行きたいなと前向きにもなれた。

連載漫画ビックコミックスピリッツが原作らしく、ドラマを10話見た後に少し漫画を読んでみたが、主演2人がイメージピッタリの印象だった。
そうそう、毎回オープニングでの各国の結婚式の衣装やメイクもかわいいお2人でした♬

そしてドラマと言えば主題歌 Aimerさんの『Ivy Ivy Ivy』最高に盛り上げてくれた。
残響賛歌のAimerさんと同一人物とは知らず、"LOVE PSYCHEDELICO"以来の衝撃かつ感動を味わった。やさしいハスキーボイスで、毎回クライマックスでかかるこの曲がドラマをどれほど盛り上げてくれたのかと思うと、また蘇ってきた。

先代がこうやって来たからこうなのだ!とか、関係ないし、そうしなければいけない事などない。もどかしい2人だったけれど、結婚するって嘘をついていた時とは一変、説得力のある芯のある2人に変化していた。
このドラマ(お話)の評価が高いのは、きっとこんな人いるいる、そう思うよなと、それぞれの登場人物に同意できるのだけど、でも、みんないい人で最終的にホッコリできたから、なのかもしれない。
嫌な人が登場するとやっぱり後味が悪いものだし、嫌み自体このドラマには必要なかったのだと思う。カマちゃん目線もよかったし、最後の最後のおまけにも癒された。

それにしても、葵わかなさん、本当に可愛らしくて、全然変わらない。ずっと芸能活動しているイメージだったけれど、まだ24歳なの?!♡
佐藤寛太さんも眼鏡とったらイケメンなのは想像できていたけれど、なんと、またまた劇団EXILEとは!!(以前の記事でも調べた後に知った)
近い将来 どっちが好き?ジャニーズorEXILE?ってなりそう♪

結婚に対する思い悩む方達に送りたい、と伝わるとてもいいドラマでした。
最後のシーンから本成寺さんの語りが一層ぐっときました。
素敵なドラマありがとうございます!

結婚とは何でしょう?
結婚は人生の墓場と言う人もいます。
結婚は人生のゴールだと言う人もまたいます。
でも実際は墓場でもゴールでもなく
新しい冒険の始まりなのです。
結婚 それは一人を愛する二人の冒険
そして、その冒険はどこまでも続く
もし、冒険の途中で道に迷っても、大丈夫。
地図を広げてまた歩きだせばいい。

本成寺さんの語り

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