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第10話:プログラミングの要素?

「プログラミングの要素って?」

ボードゲームの魅力はわかった。
プログラミングをする上で必要な力
「アイデア・スキル・ゴールからの逆算」を身につけることができる。
 
ただ、プログラミング教室としてのボードゲームだから、
より具体的なプログラミング的要素をプラスで盛り込みたいところ・・・

実際にプログラミングをする際に使う要素ってなんだろう・・・?
 
私はプログラミングが怖い。訳のわからない英語の羅列、文字の嵐・・・

そろそろ奴と真剣に向き合う必要が出てきたか?もう逃れられないのか?
でもプログラミングを知らないとボードゲームが作れん!!
 
ということで社長の元へ・・・
 
私 :「あのープログラミングについて具体的に知りたいんですが・・・」
社長:「んー。じゃあ、この前作ってくれたゲームのプログラムでも見てみる?」

ブロックを貼り付けただけで、中身がさっぱり分からなかったシューティングゲーム。
 
まずは、登場人物を見てみようか。
(Scratchはそれぞれにプログラムを組む)
1.ロケット
2.タコ
3.球

次は、それぞれの役割は何か見てみようか。
 
・ロケット (もし、矢印キーが押されたら上下に動く)
・タコ (出現、もし、球が当たったら消える)
・球 (もし、スペースキーが押されたら、ロケットの場所から発射、左から右へ飛ぶ。もし、タコに当たったら消える)

 それぞれにこんなプログラムが組まれていることがわかるかな?
私 :「あれ、思ったより単純な役割・・・
   こうやって日本語で言われれば理解できる。」

ここまで理解できればほぼプログラミングは理解できたも同然!
あとはプログラムのお約束として、プログラム(指示)は上から下に見ていくよ。

それと、指示は基本的に1回で終わってしまうよ。
 
私 :「1回で終わると、ボールやタコが1回しか出てこないってこと?」
 
社長:「ゲームのように、ずっと遊べるようにしたい時は、いつでもロケットの操作やボールが出てくるようにしないといけないね。
そんな時は、指示を繰り返すプログラムを入れるよ。

そうすることで、指示が何度も繰り返されてずっとゲームで遊ぶことができるようになるんだ。
 
つまり、プログラムには、
①    指示は上から順に見る(順次処理)
②    もし〜だったら、〇〇する(条件分岐)
③    指示を繰り返す(繰り返し)

の3つしかない!
 
プログラミングが、ごちゃごちゃして見えていたのは、

楽できるように、数字や文字の省略(変数・引数など)を使っていたからで、これは基本的にプログラミングに慣れてから、または、つまづいた時に調べて使えばOK!

ごちゃごちゃいらない!」
 

楽できるように数字とか使うんだ、こういう感じ?違う?違うか。 

社長:「・・・ま、だから、とても簡単にいうと、「もし、〜だったら、してね」という指示の集まりをコンピュータに教えてあげるのがプログラミング。

ただコンピュータは、日本語だと理解できないから、コンピュータ語(これがプログラミング言語!)を使って、わかりやすく伝えてあげるんだ。」

 私 :「なるほど〜〜〜
こうやって説明されるとすごいシンプルで急にわかってきた!!」

 プログラミングは

①上から順に(順次処理)
②もし〜だったら、〇〇する(条件分岐)
③繰り返し(繰り返し)


だけ♪簡単簡単♪
 
さっ、ボードゲーム制作に戻りましょ〜〜
 
第11話につづく・・・

【前回のお話】

ドタバタ奮闘記第9話はこちら▼


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