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妹が欲しいという娘に、大きな妹のプレゼント!

モラハラ夫とやっと離婚ができて自由を手に入れ
これからは子供とふたり楽しく生きて行こう!
そう思った矢先、子供の発達障害が発覚。

一時は些細なことでキレまくり
大声で怒鳴ったり、自傷行為をしたり
物を壊したりとかなり荒れていました。

病院で処方された薬が合わずに
さらに症状は悪化。
今後どうしたら良いのか途方に暮れていたときに
あるセラピーの存在を教えてもらい
ワラにもすがる気持ちで受けたセラピーが功を奏して
とても穏やかな毎日を送っていました。

そんな矢先
近くに住む母が救急車で運ばれました。
元々リウマチがあって、最近は思うように動けないことも多く
家に引きこもりがちでした。
その日は突然まったく動けなくなってしまったそうです。

病院での結果はインフルエンザで発熱があったそうです。
結局色々な検査をしてその日のうちに帰宅。
検査結果は特に問題なし。
ただ認知症のような脳の萎縮はないが、
認知機能が落ちているということでした。

この一件から母はドンドン人間としての尊厳を失っていきます。
話は普通にできるのですが、トイレの粗相が増えました。
寝てばかりいることもあり、時間の感覚がなくなりました。

娘におばあちゃんの家に言ったら
色々お話してあげてね!
そう伝えると娘は
「鼻はどこ?じゃあおへそは?」
そう聞いたそうです。
母の答えは
鼻は正解、おへそは背中だったそうです。

お風呂もトイレもひとりではムリ。
赤ちゃんと同じように優しくしてあげてね!
娘にはそう伝えました。
妹を欲しがっている娘には
「大きな妹ができたんだからよろしくね」
と言うと
最近とても成長している娘は
言葉少ないながらも
毎日おばあちゃんの顔を見に行くようになりました。

たった2、3か月前まではごく普通に会話もしていたし、
母らしく人の心配ばかりしていました。

それが今では笑うこともなくなり、
会話もほとんどなくなり
ベッドで寝てばかりいます。

人間ってこんな短期間で変わり果ててしまうのか。
今でも本当に信じられません。

終活しないとね!
という話を私の妹としていたという母。

結局自らの意志で終活することは
不可能となってしまいました。

自分は大丈夫!
誰でも思うことです。

しかしそんなに人生甘くないのです。
いつどうなるのかなんて
誰にもわからないのですから。

明日でいいや。
なんて考えていてはいけません。

メンドウなことを後回しにせず
真っ先に片付けていくようにしようと
このことで強く思い知らされました。

ちなみにこの続きがあり
そちらがもっと恐ろしいことになりそうな予感が…。

このお話はまた後日。


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