メディテーションで病気を予防する

私にとってのメディテーション/瞑想とは、医者いらずの万能薬です。
自分の心と体が今どう感じているかを常に察知していれば、感情に飲まれて抜け出せなくなるのが避けれたり、痛みになって体がサインを出す前に気付けたりします。
感情はその中に入ってしまうと、冷静さを失い、次から次へとドラマを引き起こしたりしてしまう、取扱注意なものです。
私は、その自分の奥から湧き出る感情を俯瞰し、丁寧に扱えばすぐ平穏な心に戻れるという経験を何度も繰り返し、それが習慣化しました。
瞑想中には思考が消えて、
”ただ自分がそこにいる。”
という感じになるのですが、そのゾーンに入ると、全てが肯定的に変換される感覚になります。
そこからどんどん深い瞑想に入る肯定を超えて感じたくなかった感情やそのトリガーになった人や出来事など全て愛で溢れている感覚になる。
これ本当の話です。
そうなると全部が愛おしくなるので、問題なんてどこにも無かったんだ。
となるわけです。
不思議だけどとてもパワフルで確かな感覚なのです。
そうなると体温も2、3度上がったかのような体感で体がポカポカ、肩の緊張や歯の食いしばりなど抜けて体もリラックスします。
この状態で体が不調になり難い。
まさに、病気予防、治癒に最適のメソッドです。

私は元々体力が無く虚弱体質で、26歳の頃原因不明の動悸や不眠が長らく続き、総合病院で全身検査しても以上なし。治しようが無かった時に、ヨガに出会い、瞑想を体得し、2週間もしないうちに全ての不調が治っていました。
もちろん、瞑想だけでなく呼吸法、アーサナのおかげでもありますが、瞑想を通して知った真実のようなものは人生を変えた大きなターニングポイントでした。
親からも、ヨガを学んだ時から性格がネガティヴ人間からポジティヴ人間に変わったといまだに言われます。(親から見ても子の真逆の変貌ぶりがインパクトのある出来事だったのでしょうね)
この体験から、病気は病院に行って治すようなものでも、治るようなものでもない。という概念が自分の中で生まれたと同時に、何があってもヨガがあれば大丈夫。という力強い心のお守りになりました。

ひとつポイントがあるとすれば、瞑想をするときは環境がとても大事。
当たり前ですが、一人静かになれる空間、そしてそこが心静まりリラックスできるあまりものがない空間が深い瞑想に入りやすいです。

瞑想と深い関係にある呼吸法のお話もまた書きます。


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