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何事にもバランスが欲しい

インタビュアーとして、誰かの話を聞き始め、早3か月。
緊張もだいぶほぐれ、相手の話を純粋に楽しく聞けるようになってきました。

出てくる言葉を全身で受け止めるというスタイルだと、時に感情移入をしてしまい、時に自我の芽生えを感じてしまうので、
最近は、自分をもう1個作り(テニスのダブルスのように)、前衛は相手にツッコんでいく自分、後衛は全体を俯瞰して自分をコントロールし、質問を考える自分というスタイルを模索中。感情が表には出にくいのに、奥の方で煮えたぎってしまう性格なので、このスタイルがなんだかんだ合っているような気がします。

そうすると、感情移入しすぎて共感が表に出過ぎることもないし、冷たく興味のない印象を与えてしまうこともないし、自我が暴走して俯瞰的な視点が失われることもないし、相手の話を素直に受け止められるような気がします。まだまだ実現はできていないけれど…。

考えてみると、自分に対してもダブルス体制で接したら上手くいくような気がします。私は元々感情100%人間なので、すぐ自分の状況を悲観して嘆く厄介な癖があります。今も、仕事の納期が間に合わなくて、あぁぁぁぁと自分の良くなかった行動を振り返ろうとしてしまっています。

そこで、もう1人の冷静な自分が、「伸ばしてもらったんだから、質の良いものを出すためにとかく頑張ろうぜ。計画性は、今後どうにかしていこうな~」みたく、今の状況を見てやるべきことを指し示してくれたら、いいバランスが取れるように思うのです。

そもそも、旅行を考慮せず納期を延長申請しなかった私が甘かっただけの話なので、本当に改善するべきなのは計画性なんだけれど。でも、こういった状況に限らず、どんな状況にあっても感情と理性が半々で動いてくれたら、私はとても助かると思うんですよね。

最近、バランスというものをよーく考えています。
昨日書いた、友達と過ごす時間もそう。1人でいるか、誰かといるか。楽しさを取るか、将来性を取るか。留まるか、行動するか。利己的か利他的か。柔軟性か、こだわりか。感情的か、理性的か。
いろんな面で、バランスというものは大事だと思っていて。まずは中庸を目指すことで、どちらにも振り切れるような対応力がつくような気がしています。インタビュアーのスタイルも、その1つの訓練をしているという感覚。

*マキさんのイラストをお借りしています。

2023/06/28


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