頼み事のコツ2 深堀
こんにちは、えるあです。
さて前回書いた『頼み事のコツ』という記事を若干、深堀したいと思います。
多少、前回の記事、意見での反応がありましたので、実際にあった実験を元にお話しをしたいかなと思います。
心理学者エレン・ランガーはコピーを5枚、優先的に印刷させてもらうには、前回お話したように、理由をつけるだけで十分な事を証明しました。
しかしながらこの実験には続きがあります。枚数を20枚に増やした実験をしてみたのです。
理由のないお願いと、『コピーしなければ』というもっともらしいお願いの交渉成功術が同程度まで下がり、唯一本当のお願い『急いでいるので』という理由のみが成功率は高めだったのです。
これは難易度の高いお願いをするには、それなりの人を納得させる理由が必要だという事の証明になります。
わたしは前回集客の例え話をしました。
集客は500円のチケットと3000円のチケット6000円のチケットでは当然お願いのしかたも変わってくると思います。
お客さんはお金を使うだけではありません、、人にとってもっとも大切な時間、これも使ってしまうからです。
ですが500円のライブと6000円のライブ、これに必要な理由ずけは色々と変わってきます。
なぜならば、6000円のチケットにはそれなりの料金のプレミアがついているからです。
高額なチケットほど個人的なお願いより物理的なお願い、フライヤーやポスター、またネットなど多々ある媒介を通してのほうが効果的かもしれませんね。
個人的に6000円のチケットを理由ずけをするならば、上記のように権威性の高いお願いが良いですよ。
また音楽をやると機材搬入とても重いですよね。
これもただ
持ってほしいより
重いから持つのを手伝ってほしい
さらには
こんな重いもの一人では絶対運べない、どうしても手伝ってほしい
といったように
理由ずけ…カチッサー効果にも色々と段階ずけができます。
是非、実用的なので使ってみてくださいね。
今回はこのへんで
また次回お話しましょう。
では・・・。
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