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eliaの本棚、はじめます。

 この度、神保町にある共同書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」の棚主になりました! あこがれの本屋さんをはじめます。

本の街・神保町の共同書店

 「PASSAGE by ALL REVIEWS」は、2022年3月にオープンした一棚一棚に店主がいる共同書店。無料書評閲覧サイト「ALL REVIEWS」の延長という位置づけだという。プロデュースは仏文学者の鹿島茂さん。新聞の書評欄でよく記事を読んでいた。

 PASSAGEを知ったのは、お名前は覚えていないのだけれど、noteで棚主の方の記事を読んだことがきっかけ。興味を持ち調べたところ、既に棚は埋まっていて空きがない状態だった。

 今年1月にシェアラウンジ兼PASSAGEの支店「PASSAGE bis!」がオープン。新たに棚主を募集するという情報を目にし、興味津々。お店も見に行き、申し込むことにした。
 締め切りをチェックしていなくて、一次募集には間に合わず、二次募集に申し込み。複数応募があった場合は抽選になる。私が希望した棚は2分の1の確率。当選するだろうと根拠のない自信を持っていたのだが、YouTubeで中継された抽選会を見ていたところ、早々に行われた抽選で、あっさりハズレ。その後は先着募集に切り替わったので、急いで申し込んだ。

 どの棚にするか悩んだものの、モネの睡蓮の絵が好きなので、その名のついた 「クロード・モネ小路」 を選んだ。上から2番目が私たちの本棚になる。

左側、上から2番目が私たちの本棚

 旅と食と本。私たちの好きなものを中心に、ささやかな日々のできごとや、小さなしあわせに目を向ける。そんな本棚になればと願っている。

noteからちょっと外へ

本棚の様子

 このnoteを始めて、もうすぐ3年。なかなか旅へ出かけられないから、写真と文章で旅を振り返ろう。そう思って旅の思い出を中心に綴ってきたが、その後、話題が広がり、気づけば随分、本の話が増えていた。

 本棚には、旅を感じる本や、このnoteで紹介した本も並べられたら、と思っている。「本屋さんになりたい」とぼんやり思っていた子どもの頃の夢が実現し、とても楽しみ。noteから一歩外へ踏み出すようで、ものすごくワクワクしている。

私たちの本棚は「PASSAGE」横からエレベーターで3階へ

 本棚オープンに合わせ、過去のnoteの記事を振り返り、記事の中で触れた本の中からまずは7冊選び、注文した。
 最初に届いたのは、「#読書の秋2022」コンテストでnote賞をいただいた記事で紹介した山本文緒さんの「無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―」だった。

本棚で待っています

 お近くの方はぜひ神保町のお店を覗いてみてください。そして、オンラインでも本棚を開けるようなので、いずれオンライン書店もオープンする予定。遠くの方にも見ていただけるとうれしいです。

▼「PASSAGE bis!」「クロード・モネ小路 2番地」

 noteを読んでくださった方とも本棚を通して交流できればと願っています。今後は、本棚に並べる本の紹介も行っていきたいと思います。noteも本棚も、よろしくお願いいたします。

(Text:Shoko & Noriko , Photos: Shoko) ©︎elia

▼初めて「PASSAGE」を訪れた時の記事

▼本について触れた記事を集めたマガジン


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やってみた

わたしの本棚

ご覧いただきありがとうございます。noteのおかげで旅の思い出を懐かしく振り返っています。サポートは旅の本を作ることを目標に、今後の活動費に役立てます。