すずめ～

　
　ある日、何気なくYoutubeを観ていたら、
おすすめに上がってきた『すずめ』という曲。
　声の透明感と息の音に引き込まれて、
それから歌詞が、人の変化・進化に
ついて語っているような気がして、
何度も何度も聴いた。

　何度か聴いた後、
この曲が『すずめの戸締り』という
映画の曲だと知った。
　そして、映画にも興味が湧いたので、
観てみた。

　まとまってないけど、感想を書いてみる。

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　わたしのように
”何かを決める時の軸が長らく
自分の外にあったが、
”自分の中にも実は何かある”と
気づき始めている人に、
とても響く作品だと思った。
　それ位『地震』という現象について、
どういった風にも捉えられる描き方を
していたと思う。

　また、この世界のあちらこちらの
エネルギーの話をしているとも思った。

　この世界は様々な振動数のエネルギーで
出来ていて、私たちの実体もエネルギーの
集まり。
　人の想いも、エネルギー。
　それらのエネルギーをこの身で感じられる
　一番最初のものが、感情。

　　サブ主人公の親友が、何気ないシーンの中で
　『アイツは、自分の扱いが雑過ぎるんだ。
　　腹が立つ。』と、
　はっきり自分の感情を言った。
　その言葉が、やけにくっきり聴こえた。
　　
　　思考が悪いわけではない。
　身体とも、知性とも、感情とも
　切り離された思考がなんと多いことだろう！
　推測推測、また推測。。。
　前頭葉が軋んじゃうほどに、疲れるよね！

　　本当は、身体も、知性も、感情も、
人生を生きる目的も、全部繋がっていて、
それで『わたし』のはずなんだ。
　わたしの心が動いたことは、
どんなことであろうと、
なかったことに出来ない。

　わたしは、誰かの価値観に沿って生きる
奴隷じゃなかったはずだ。
奴隷という立場にも、
メリットがあるかもしれないけれど、
少なくとも、奴隷という立場では、
自分の人生を始めることは出来ないだろう。
今世もそれでいいのか？
自分に還ろう。
自分に還る、を、始めていこう。

自分に還り始める人が増えれば増えるほど、
どんなエネルギーがあふれ、
どんな世界が始まっていくのだろう？
感じてみたい。