見出し画像

人を馬鹿にする/人から馬鹿にされたと感じる

◆馬鹿にする
・相手を愚か者のように扱う。
 転じて、対象とする事柄を軽視したり、なめてかかったりする。
・相手を軽く見て侮る。

日本国語大辞典・デジタル大辞泉

 「相手が私のことを馬鹿にした!」と思ったとたん、
 私は感情に飲まれて、相手に対して激昂しやすい。

◆激昂
 感情がはげしく高ぶること。いきり立つこと。はげしく怒ること。

コトバンク

  感情が高ぶった自分は、面白いほど頭に全血流が集結しているのが
 分かる。顔~頭がカーッと熱くなる。
  すぐにその場で自分を省みるのが難しいことが多く、
 一度、その場を離れて深呼吸をして落ち着いて、振り返ることが必要。

  相手の言葉に対して、自分が馬鹿にされたと考え、
 そのことに対して激昂する。
 まるで『激昂するから、どうか見逃してくれ』と言わんばかりだ。
 
 【問い】
  私は、何から目を背けたいのだろうか?
  私は、何をそんなに自分を/相手を、馬鹿にしているのだろうか?


  私には、
 卑しく、愚かで、烏滸がましい、相手に勝手に抱く期待を押し付ける
 自分がいる。
 
 なんて、批判がましく、浮かんだ。

 こういう時は、感情を実感せず、素直でもなく、正直でもなくなる。
 めっちゃブスってことね。。。


  何故なら、どんな感情であれ、感情を実感して生きている時は、
 相手が私に対してどう振舞っていたとしても、
  自分が自分に対して誇らしく、堂々と胸を張って生きていると、
 身体に実感があるのだ。
 (なんなら、誇らしく愚かで、誇らしく卑しく、誇らしく烏滸がましい。 
  清々しく、人に期待をする自分がいる。笑)

  わざわざ、頭に血を昇らせてまで向き合いたくない自分がいる。
 ということを今日も知る。

  頭の血管にも負荷が掛かり続けると、傷んじゃうからなー。
 私の祖父も、私の母も、過去、頭の血管が切れた経験があるのだ。

  家族の病歴は私に、
 『どんな自分とも向き合って、自分をひとつずつ許していくのだよ。
  すこやかにあれ』
 と、教えてくれているように感じる。

  その教えを想う時、先人の学びに触れた気がして、ホッと落ち着く。
  先立つ人々からの、愛を感じる。

  相手を、自分を、馬鹿にする自分。
  めちゃくちゃ向き合いたくないが、向き合った先にあるのは
  かなり大きな許しだろう。
  私の魂は、私自身を許し、私自身を癒すことを求めている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?