見出し画像

GOAL-B退職、起業、新宿BARオープンの過程



こんにちは!株式会社Emotionalの長畑です。

画像2

SNSで知ってくれている方もいると思いますが、題名の通りGOAL-Bを退職して起業しました。(形式上は退職しましたが、今でもGOAL-Bの中でガッツリ一緒にお仕事させてもらっています。)

このnoteでは起業に至った経緯や、最近どんなことを考えて挑戦してきたか等の過程を書いていきます!

1. 社員から業務委託契約に変更


1月末、GOAL-Bの中で1つ大きな変化が起きた。

それは約半数のメンバーが、雇用形態を正社員から業務委託契約へと変更したことである。

※ 詳細については AKIOBLOGのnote を参照ください。

こうして僕も社員ではなく個人事業主という形の契約になった。

個人、そして社外で価値を出してる人材が「あえてGOAL-Bにいる」のって「なんかいいな」って思えたから。

※社内で発言した自分の意見は以下。やっぱ俺どこまでもアメフト好きやん。

画像1


一見やってることが違いバラバラに見えても、それぞれの個性で突き抜けた人がGOAL-Bの理念を元に、同じ方向に向かっている。
これが新しいGOAL-Bの形だ。


そしてもう一つの目的は、個人事業主として強くなるため。やはり社員として活動するよりも、個人事業主として活動した方が普段の収入や支出にも敏感になり、知識や経験の濃さも変わってくる。


これらの方針が決まって自分を含む数人が退職という形を取り、社員から業務委託契約に変更になった。

向き合う問い
1人でもやっていける強い個人が、それでも組織で共に働きたいと思う組織をどうつくり続けるか?
これは全ての経営者が向き合い続ける問いだと思いますが、僕らなりのやり方でやります。


これで新しい道が開ける!!!

.
..
...


とは思ったものの、ここからどうしようかと悩んでいた。


2022年6月までの年収1000万を目指していた僕は、「もっと劇的に新しい何かをしたい!!!」と思っていた。

個人事業主になり、その想いはより強くなった。

もっと自分の力で切り開いていこうと思うようになった。

そして行き着いたのは"とりあえず起業しちゃおう"というものだった。

実は2年前ぐらいから「俺、起業するわ!」と周りに言い続けてきたけど結局できていない。
三菱電機を辞める前も「辞めて起業するわ!」と言って出てきたけど結局できていない。

あの頃は「起業すること」が目的になってたし、「起業しました」って言いたいだけだったんだなと思う。とことん幼かった。薄い。

でも今回はなぜか「今までの俺とは何か違う」気がした。

別に明確な事業戦略があったわけじゃないし、周りから見れば幼かった2年前とそこまで変わらないかもしれない。

それでも新しく環境が変わったこのタイミングは絶好のチャンスで、「ここしかない!」と思った。厨二病なので、神様が自分にやれと言ってる感覚だった。

この絶好のタイミングで「個人事業主」ではなく、会社をつくると決め、オフィスで唐突に「よし俺起業するわ!!」と仲間に言い放った。

あの時の、「またなんか言い出したわこいつ…」というみんなの顔は忘れられない。

2. 会社設立

こうしていよいよ起業を決意。

とりあえずTwitterでつぶやいて、やらざるを得ない状況へと自分自身を追い込んだ。よくやるパターンだ。

画像3

起業する前はよく分からないから、株式会社と合同会社の違いを調べたり、どっちが自分に合っているか、どっちが簡単かなどを調べる日々が続いた。

結果的に一旦合同会社で設立するという結論に至った。

そして近くにいる経営者の大先輩・AKIOBLOGに「会社つくる中で1番むずかったん何?」と聞いたが「まなみに全任せしたから何もわからん!」と即答された。なるほど、やはり経営者は人に任せてナンボなんだな。

そうして自分でやることを諦めて、会社設立サービスのHPから行政書士に依頼した。
※僕が使ったのはこちらのサービスです。

次に、社名がどうしても思い付かなかったので、次の日にInstagramのアンケートで会社のネーミングを募集したところ、皆さんがたくさんの候補をあげてくれた。

みんな驚くほどワンパターンで、ほとんどの回答が
・「エモ」
・「インキャ」
・「フェルナンド」
に近いものだった。

株式会社インキャはさすがにおかしいやろとか思いながら、何か良い名前ないかな〜と考えていた。

画像4

どこまでもフェルナンド推しの社長。

株式会社フェルナンド、ありだな。でも普通すぎるんだよな。

ここで、自分の目を惹く回答が。

画像5

おお!有史!!!エモーショナルめっちゃいいやん!!!笑
となり、この1発で自分の会社の名前は「Emotional」に決まった。
日本語にすると「株式会社感情的」

ちなみに、「合同会社」の予定だったのに「株式会社Emotional」の響きが好きすぎるという理由だけで「株式会社」に変更することにした。
(これのせいで費用が20万円ほど多くかかった…)

画像6


公証役場や法務局に行くのも資本金の振り込み証明も死ぬほど面倒臭かったが、なんだかんだ良い経験になった。
こんな感じでノリのままどんどん進んでいき、2月7日に株式会社Emotionalの登記が完了した。

画像10

1月19日に起業宣言
1月31日にGOAL-Bを退職
2月7日に法人を設立

ここまで怒涛だった。訳もわからないまま本当にノリだけで走り続けた。
仕事もしながらで手続きはかなりキツかったけど、社長になるワクワク感もあり、すぐに設立まで動くことができた。

ノリで行動してきたため、事業として何をするか詳しく決めていなかった。

でも、
"GOALの自分なら起業してる" 
"とりあえず行動したら次やることが決まってくる"
"いったん会社つくっちゃえば何やるかガチで考えるだろう"
という確信はあったため、ノリだけど自信を持って会社をつくった。

3. BAR3店舗目オープン



会社を設立してからは、毎日無意識に「これから何しようかな」と考え情報収集をしていた。東京で経営者の人と会ったり、BARのつながりで人を紹介してもらったりと交流の機会が増えていた。

その中である日、「歌舞伎町でBARを出店しないか」という話が回ってきていた。
話を聞いてみると家賃が50万。現状の外側を通り越してもはや妄想の領域。

この話を聞いた時、

「他の仕事もあるしフルコミットできないのに月50万は無理無理ww」

という感情。

とはいえ、直感で何かご縁がありそうだなと思い、一度詳しく話を聞いてみた。

zoomで管理会社の人と話し、「やっぱさすがに無理だな」と思ってその日は終了。

しかし、後日その方からLINEが。
別の物件が空いたと新しく連絡が入ったのである。

画像7

別の物件のBARは「家賃が35万・収容人数が40人」と、以前もらっていた話より家賃が安かった。

こっちなら可能性あるぞ。そう思った。それでも正直家賃35万はきついので「今じゃないけど半年後、1年後とかいつかできるはず!」と思っていた。
そう思えたら行動はできる。自分がその場所で経営しているという「臨場感」を取りに行こう!と足が動いた。

実際にBARの内見をして担当者から深い部分の話を聞いたが、結局今の自分では無理だなと感じ、「いつか絶対やろう」と思い悔しさを噛みしめながらその日は帰った。

画像8



ただ、面白いことに、現地に立って「本当にここでやりたい」と思えた自分の脳は「できない理由よりもできる理由を探す」ようになっていた。



「誰かと共同でやれば」できるんじゃないか。

そう思い、どんな方向性であれ一緒にやる人を探すためにSNSで発信をした。

そうすると昔の先輩が反応をくれた。僕とは正反対で、僕の弱みを助けてくれるタイプの人である。


「この人とやればできる!」そう思い、久々に連絡を取り毎日のように電話会議をした。

自分が物事を思いっ切り進めることは得意だからこそ、リスクを考えたり、細かいところを詰めてくれるような人がいてとても助かった。
人に頼るということは尊い。

そして先輩の全面協力の元、本当にいけるんじゃないかと思えてきた。

物件の担当者に再度連絡をしてもう一度下見に行った。今度はもはやできる気しかしなくなった。前回と同じ場所で同じ景色を見ているはずなのに、見え方が圧倒的に違っていた。大成長した気分。

そうして想像できなかったようなスピード感で話がどんどん進み、3/25に契約してオープンすることに決まった。
(というか無理矢理GOAL設定をした)

画像11

そうすると今度は3/25にオープンするために体が動くし脳が情報収集をし始める。狙い通りだ。

まさにGOALが先、プロセスは後。

そして待ちに待った3/25のオープニングイベントには30人以上の人が来てくれた。

画像9

この日の帰りは夜風に浸りながら「やって良かった」と言って泣いていた。

4.最後に

今回のBARは今までと比べてリスクも高く、間違いなく人生最大の挑戦です。
ノリでつくった株式会社Emotionalもいつ倒産するかわかりません。


正直怖さもあります。


ただ、"やった未来とやらなかった未来"だったら、やった未来の方が面白いに決まってる。だからやる。(失敗したらそのときは笑ってください!)

僕はどこまでも ''人生を面白くしたい'' っていう一心だけでやってます。

ここまで来たらね、とことんやりますよ。
面白いイベント打ちまくりますよ。

死ぬほど挑戦しまくって、今までならありえない経験を得ることで「エモい」という感情が作られるため、僕はまだまだ日々挑戦を続けます。

こんな感じでやっておりますので、皆さんぜひBARに遊びに来てください!!!!!
そして株式会社Emotionalと共に挑戦したいという方もご連絡お待ちしております!!!!!

それではまた次の記事で!

長畑遼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?