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1年越しの入社エントリーを書いてみた✍️〜拝啓、去年の私へ〜

レイド株式会社に入社してからまるっと1年が経ちました。

という記事を書きたいと思ってから、まるっと1ヶ月が経ってしまっておりました。笑(私が入社したのは2022年4月の頭なので、正確には現在レイドに入社してから1年と2ヶ月が経っております。)

出遅れてしまいがちな私とは打って変わって、レイド1人目広報を務めるシゴデキ山口さん(またの顔はハナスイラジオのひなちゃん🐣)が、私の入社1年ぴったりのタイミングで、とても素敵なインタビュー記事を自社の広報用noteアカウントにアップしてくださいました。

もう私の方から入社1年の節目に発信出来ることは残っていないのでは…?と思ってしまうほど、伝えたいことがこの記事の中にほとんど網羅されているのですが、今回はせっかくの個人noteなので、少し変わった形で入社1年記念のnoteをしたためていきたいと思います。

『入社エントリー』が書いてみたい

入社エントリーって響き、いいですよね。

私もこの1年間で、HRコンサルタントや広報を担当するための学びやインプットの為に、様々な入社エントリーや退職エントリーを拝読しました。
入社エントリと記載した方がもっとカッコいいのでしょうか?教えて偉い人。)

そもそも入社エントリーとはなんだ?って思われている方に向けて、Indeedさんの文章を引用しますね。

「入社エントリ」とは、企業への「入社」にまつわる文章をネット上に「投稿」=「エントリ」したもの全般を指します。入社エントリと同じような形で、企業を退職したことを報告する「退職エントリ」も存在します。

入社エントリとは?新入社員が情報発信するメリット

新入社員が文章(入社エントリー)を書くことは、その人のパーソナルな部分やこれまでのストーリー、そして入社にかける思いや今後の目標などを会社の仲間に届けるためにとても有効な手段です。
またそれだけではなく、自社の採用に興味を持ってくれている候補者の方(未来の仲間)に向けて、どんな人がどのような意思決定でその会社に入社することを選んだのか?という重要な情報をキャッチアップできる安心材料にもなり得ます。

つまり、入社エントリーとは、コミュニケーションの活性化やチームワークの強化、そして採用広報施策として候補者体験が向上する、社内外問わず良い影響の与えられる記事だということなのです。

私もレイドに入社してからこの個人noteを立ち上げ、1発目に自己紹介記事をアップしました。

これがいわゆる私の『入社エントリー』に当たると思われるのですが…

入社エントリーってどこにも書いていなかったのです!
内容的にその機能はかろうじて果たしているかもしれませんが、入社エントリーってどこにも書いていないんですよ!(大切なことなので2回言う。)

これまでレイドでのHRコンサルタントとしての業務や、広報担当としての発信活動を通して、他社様の様々な記事を読ませていただく機会があったと先述しましたが、やはり『入社エントリー』という字面が目に触れる度、カッコいいな…と憧れてしまいます。(どミーハー。)

そんな訳で前置きが長くなりましたが、ここからは1年越しの入社エントリーを書きたいです。

当時のことを思い出しながら普通に書いていくのじゃあまり面白くないよね、ということで、1年前の転職を決める前の私をペルソナに設定し、お手紙という形で届けようと思います。

よろしければ、『へー、こんな入社エントリーの書き方もあるんだあ。』くらいのお気持ちで、ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

1年前のえるこへ

どうも、1年後のあなた(私)です。

お元気ですか?
と、言いたいところですが、きっと今は心が少し疲れてしまい休職をしている頃かと思います。(こうして公言するのは初めてですね。)

まず安心してください、1年後の私は心身共にとても元気です。

なんと、先日はこんなに沢山の方達にお誕生日をお祝いしてもらい、無事に28歳を迎えることができました。💐

しっかり心を休める為、前職の広報担当としてのSNSでの発信活動もお休みした方がいいとのアドバイスを受けたこともあり、大好きなフォロワーさんたちとこういった交流ができなかった約1ヶ月の期間がとても寂しかったことを覚えています。

前職では農業系スタートアップ企業の1人目広報として、様々な新しい挑戦をさせてもらいながら、事業の魅力を伝える記事の執筆、求人票の作成や採用オペレーション業務、そして前職経験を活かした営業活動に携わっていました。

私は関わってくれた人、もの、全てに深い思い入れを持つ性格をしています。

そしてもちろん、当時の仲間たちや事業のことも例外なく大好きです。

退職をした今でも、前職の代表とはLINEで他愛のない連絡を取り合っていたり、元同僚のお姉さんとは互いの家に遊びに行き合うくらいとても仲良くしていただいています。

私は”人間”のことが物凄く好きです。それが長所であり、そして少し厄介な短所でもあると思っています。
人間関係におけるほんの些細な違和感のようなものでも、「どうでもいい」と片付けられない気質なので、それによる大きなストレスを抱えてしまいがちなのです。

※写真はイメージです。笑

『人間同士だから話をしたらきっと分かり合える』『想いは必ず伝わるはず』とディズニー培養されたバイアスが、稀に自分の首を絞めていることには気がついていて。私の心の不調の大元の原因となった直属の上司との関係性についても、いくら周囲に『時には諦めも肝心。』と言われようが、物理的にぶっ倒れるまでは諦められなかった。
どんなに会社や仲間に対して愛を持っていて、熱い信念を持って働こうが、認めて欲しい人に「いらないもの」として扱われ続けたら、心も体も疲れてしまったのです。

当時、第三者として側で見てくれていた師匠のような方からは、転職してから半年ほど経った頃に「あれは一人で解決できる問題じゃなかったし、あの頃の君はよく頑張ったよ。」という言葉をもらいました。
それは気持ちが救われるメッセージではありましたが、その言葉に安心するだけでは、きっと私は成長できないだろうなという危機感も同時に抱いて。(こういう思考に至ってしまうのは、やや認知の歪みな気もしますが。)

前職で直面していた問題を自分のスキルだけでは解決できなかったこと、そのせいで思い描いていた通りに事業に貢献できなかったこと、そしてそんな状態のまま転職してしまった悔しさは今でも忘れてはいません。
いつかまた社会に貢献する仲間として、どこか何かで繋がれるように、そしてどこか他の会社の組織づくりを支援するための材料になるように、ポジティブな経験も含め当時抱いた感情や経験は変わらず大切にしています。

私が活きる会社と繋いでくれた人

前職の会社のこと、そして仲間たちのことを体当たりで愛して働いていたからこそ深く悩んでいたこと。
そんな面も含めて評価をしてくれて、救い出してくれる人に実はとっくに出会えていたということを、1年前の心が折れていた私に伝えたいです。

聞いて驚け、レイド株式会社の広報兼HRコンサルタントを務める山口さん。

です。

1年前の出来事たちを振り返るために、山口さんのTwitterの画像も振り返ってみていたのですが、この写真が美しすぎて思わず3度見したので勝手にこのツイートを貼ります。(残念ながらどの写真ももれなく美しいのですが…)(残念と言うな。)

山口さんとはTwitterで繋がれた #ひとり広報 さん仲間の1人として交流が始まりました。

彼女がHRコンサルタントとして、人と人との相性を見抜くスキルを大いに発揮してくれたお陰もあり、今は株式会社ジャパンプ様で広報を務めているあやぴょんさんと3人でPodcast『花の広報になりたい水曜日(通称;ハナスイラジオ)』の活動も1年以上続いてます。

お2人と共同の発信活動が、例の休職期間中も自分と社会と繋いでくれる唯一の砦になってくれていたので、この記事を書きながらもあらためて感謝の想いが溢れてきています。が、ハナスイラジオに宛てたラブレターは以前書いたのでここでは割愛。

山口さんのお仕事への真摯な姿勢や、コンスタントなコンテンツ配信、そして隠しきれぬプロ意識など、私にとって彼女は憧れオブ憧れの存在だったので、今、その人と毎日一緒にお仕事をしていることを1年前の私が知ったらおったまげるな、と。

ハナスイラジオの活動などを通じても、彼女の働く姿勢やHRコンサルタントとしての考え方に触れるたび、組織づくりへの興味がどんどん湧いてきて。
目の前のことに100%で悩んでしまう自分の視野をもっと広げた上で、組織の課題解決ができる存在になりたい。私のような多感&全力投球タイプのポケモンも楽しく働ける社会を作れる人間になりたい。
その為に、副業でもいいからもっと専門的な組織づくりやHR領域の知識、そして経営視点が身につく場所に関わりたいという思いが自然と生まれていました。

約1年半前に初めてのランチデートをした時のツイート文のスクショ。
#ひとり広報 同士の2人の関係性が初々しすぎて泣きました。

そんな時にレイドが新しい仲間を募集する発信に出会ったのです。

最初は業務委託としてお仕事の話を聞きたいですとご連絡をさせていただいたのがきっかけで、カジュアル面談の場を設けてもらいました。

私が抱えている課題、そしてそれに合わせて成長したい姿、今後挑戦してみたいことなどをベースに、面談時のトークを展開してくれる代表と山口さんのスタイルにも、レイドが掲げている個が活きる社会の実現という共通言語の存在をリアルに感じられたし、今では私も一緒にその考え方を大切にできています。

転職という言葉をはっきり意識したのは、山口さんから「なんで転職という選択肢はないんですか?」というズバッとした質問をもらったのがきっかけでした。

私の考えをヒアリングした上で純粋に生まれた疑問だったのだろうな、と今冷静に振り返ってみると物凄く納得ができて。
当時は自分の本当の願いと、環境に依存している状況(他責思考的な部分)を上手に頭の中で切り分けられていない状態だったといいますか。
『逃げちゃダメだ』という考え方から言葉通り逃れられず、自分自身が何をしたいか、どんなキャリアを築いた上で自己実現をしたいか、という観点をガン無視してしまっていたみたいで。

「認めてもらえないのは私が悪い。」
「企画書が悪いから、どんなに提案しても一蹴されるんだ。」
「自分は嫌われて当然の人間。」

などと自己肯定感が下がりまくりだった私は、転職活動をしても絶対に誰からも求められない、だから今いる環境でどうにか成長する方法を模索するしかないと決めつけていて。

そんな自力で抜け出せなかった負のバイアスから私を救い出してくれたのが山口さんであり、私が今働いているレイド株式会社です。

これまでの約1年の間、レイドの広報を2人体制で進めさせてもらえることになり、山口さんと1on1の機会が多くありました。
彼女と私はこだわりのタイプが真逆…とまでは言わずとも、かなり異なっている性質も多く、互いに『何でここまで私たちの意見は合わないのだろう』と声に出して頭を抱える場面なんかも実はありました。(逆にここまで言える関係性もすごい。)

ですが、やはり何度意見がぶつかっても、時に甘々な飴ちゃんをくれるギャップがたまらなかったり、最初に出会った時と変わらず凛と美しく、組織の一員としても目指すべき姿を示し続けてくれる頼れる大好きな先輩なのです。

私は自分のことをよくネガティブ、隠キャ、などマイナスな言葉で表現してしまうことがあるのですが、レイドで働いていると「実は全然そんなことなかったわ」と楽観的に思えるようになっていて。人って環境でここまで変わるのかって正直自分でも驚いています。

こうしてありのままの自分の存在に価値があり、好きだと思える場所に繋いでくださった山口さんに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
たまにメンがヘラって迷惑をかけてしまうことは反省しつつ、2年目はもっと成長した姿を見せて先輩を安心させたいです。

心理的安全性という言葉の擬人化

ここまでも勝手に会社愛を爆発させております。が、レイドでの私の1年間を語る上でこの方のお話は欠かせない、ということで我らがレイド代表の蒲原さんについて最後に触れていこうと思います。

転職についてはっきり意識したのは山口さんの言葉がきっかけだったと先述しましたが、入社の決め手は蒲原さんの存在でした。

2度目にお話をしたオファー面談の時、私からヒアリングした理想のキャリアから提案できるレイドでの働き方をしっかり説明していただいた上で、『あなたが自己実現できる環境を約束する』と力強く届けてくださった言葉が、レイドの仲間になりたいという思いを確信に変えてくれました。

当時の私は自尊心やメンタルがどん底状態だった為、「(そんなん誰にでも言えるやんか…)」と疑ってしまう気持ちが全くなかったと言うと嘘になります。

ですが、実際に活き活き働いてる山口さんの発信は、蒲原さんの伝えてくれた言葉に信憑性を十分に与えていたし、入社したその瞬間から平等な仲間として扱ってくれる組織づくりの形によって、働く日数を重ねるごとに安心感が増していきました。

一般的に入社してからギャップや違和感(入社前に聞かされていた条件と違うなど)のようなものを感じはじめて、会社に対して不信感を抱く転職者がいるというお話はたまに耳にしますが、レイドで働いている私はそういう意味での悪いギャップは一切感じていないです。

  • 新入社員でもMTG中に発言がしやすい雰囲気

  • 入社してすぐ新しい福利厚生のネーミングが採用される

  • 手を挙げたことは基本的に挑戦させてもらえる

  • 無駄な意見はないという考え方が醸成されている

  • 積極的にメンバーが参加する読書会の質が高すぎる

他にも本当にフルリモートなの!?と疑う社内コミュニケーションの活発さだったり、会社の好きなところや実際に起こった嬉しい出来事を挙げていったらキリがないのですが、こういった社内で"個"を認めてもらう成功体験のようなものを積み重ねているお陰で、心理的安全性が保たれています。

見出しにも書いたのですが、蒲原さん自身が歩く心理的安全性みたいな人でして。

どんな会社にしたいか、ではなく、どんなメンバー(個性)がいるからどんな会社に育っていくのかをワクワクしながら一緒に考えてくれて、決して他人の言葉に対して自分の考え方や経験を軸に評価をしたりせず、クライアントワークの際も同様ですが、しっかり耳を傾けた上で物事の本質を見失わぬよう、その後の対話や方向性もじっくり組み立ててくれるのです。

全ての人や組織にリスペクトを忘れず、とても丁寧な言葉選びをされている姿も含め、心から素敵で見習いたいなと思える、人生のロールモデルのような存在が自社の代表であることは、本当に幸せなことだなあと日々噛み締めております。

仕事について私は特に「何かが上手くいかないのは自分のスキル不足のせいだ」と抱え込んでしまうタイプなのですが、組織に属する個人が直面している悩みや問題は、組織の課題でもあると親身にソリューションを提示してくれることも、相談しやすい関係性が生まれている理由であり、いつも私の心は救われております。

山口さんがインタビュー内で広報を務める思いとしてもお話ししてくださった、「純粋に自慢がしたくなる会社」であるのと同時に、声を大にして「自慢がしたくなる代表」の元で働いているので、1年前の私はどうか楽しみにしていてください。

これは余談ですが、私がレイドに転職してからも広報のキャリアは諦めたくないとお伝えしていたのもあり、代表が1番最初に依頼してくれたお仕事は山口さんのインタビュー記事執筆でした。(公開するまでのラグが凄くてすみません。笑)
入社早々メンバーの結婚式へのお祝いサプライズの企画を任せてもらったり、メンバー同士のあたたかな愛情にも感動し続けています。

私って何の役に立つの?などとうじうじ考えて病んでいる暇もないくらい、レイドで働く毎日は心理的安全性が保たれていて、挑戦してみたいことで溢れてます。(いや、まだ未熟な自分にたまに病みはします。)(保険をかける。)

なぜレイドでは心理的安全性が高いのか?最近では蒲原さんのマネジメントのスタイルなども含めた組織づくりの秘訣について教えて欲しいという有難い声をいただく機会が増えてきていて。今後はそういった部分も採用と事業広報の両軸で、山口さんと共に発信を強化していきたいです。

自身の存在意義について熟考してしまいがちな私が、人が活きる社会を実現するというMVVならぬレゾンデートル(存在意義)を掲げている会社と出会うことが出来たのは、もはや運命だったのではないかなとも感じています。

HRコンサルタントとして実際にクライアント様や候補者様の役に立てているという実感や喜びの中で、なりたい自分に成長できている手応えも感じられています。

など、私主体で任せてもらっているプロジェクトも徐々に増えてきているので、これからもレイドのHRコンサルタント兼広報としてあらゆるステークホルダーに想いを馳せながら、社会に貢献できる幅を増やしていきたいです!

さいごに

1年前の自分に宛てた手紙風の入社エントリーを書くつもりが、なんだかまたレイドへのオープンラブレターみたいになってしまいました。

あらためてこれまで投稿した記事を読み返してみると、書いている内容の軸はほとんど変わっていないものの、今回は自分の内面を見つめながらを振り返れたこと、そして1年前よりもっとレイドへの愛が深まったことにより、以前の記事よりかなり赤裸々にエモさMAXで語れているのではないかなと思います。

とりあえず、タイトルに入社エントリーって書けたので満足しました。笑

毎月投稿している個人noteのネタに悩み、単純に1年間を振り返るだけじゃつまらないかな〜とぼやいていた私に、「去年の自分に宛てたお手紙風に執筆してみるのはどうですか?」と。

なんとも私のセルフブランディングに寄り添った素敵なアイディアを提案してくださったのは、レイド代表の蒲原さんでございました。
ご期待に添えているかはやや不安ですが、今日の1on1で感想を聞いてみようと思います。

約1年前の私のように、今の環境や、キャリア、転職について悩みを抱えている方に向けて、レイドに体験入社ができてしまうこちらのエピソードも、ぜひ併せて聞いてみてください。

ボリューミーな自分語り入社エントリーを最後まで読んでいただき誠にありがとうございました🙇‍♀️


■Rayd is

レイド株式会社は、採用から組織づくり、またそのための企業ブランディングまで、企業の「人」にまつわる課題をコンサルティングおよび実務まで介入するHRソリューション企業です。

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