見出し画像

わたしがコミュニティに求めるものは「エラマの森」に住んでみると見えてきた

新型コロナの感染拡大により日常の過ごし方がこれまでと変わったことで、家と職場以外の場所に足を運びにくくなった方は多いのではないでしょうか。また、今回の出来事をきっかけにオンラインサロンなどに興味を持った方もたくさんいるかもしれませんね。習い事やオンラインサロンをはじめとするコミュニティがありすぎると、何を選択しようか迷うこともあるのではないでしょうか。

今回は、わたしがエラマプロジェクトが運営する「エラマの森」に参加したいきさつや体験をお話します。
あなたがコミュニティに何を求めているか、あなたの幸福度が上がるものは何なのかについて深掘りするきっかけになれば嬉しいです。

コミュニティは無数にある

今の世の中、何においても選択肢は多いです。オンラインサロンも魅力的に感じるところがたくさんありますよね。興味の範囲が広い方であれば気になるところは数知れずかもしれないと想像します。

わたしの友人でお稽古事などをたくさんしている方がいて、その方は6つほど掛け持ちしています。好奇心旺盛でやりたいと思ったことにはチャレンジする人ですし、自宅から遠い場所に通わなければならなくてもやりたいことであれば毎週通うことを苦にしないとてもアクティブな人です。
(やめたいなと思っても諸事情でやめられないお稽古もあるようですが)

一方、ある友人は長年ひとつのお稽古事に集中して取り組んでいましたが、それをやめたあと別のことを習い始めました。
やめて何もしないという選択はその友人にはないのだなと思いました。向上心なのかサードプレイスを持ちたいからなのかは本人に聞いたことがないので分からないですが。

あとはどんなオンラインサロンなのか参考までに(他との比較や情報だけは取りたいなどで)入るという人もいますね。会費の設定が低いところであればそういった形も可能になるので、何を基準に選ぶのか何を期待しているのかは様々です。

そこをコミュニティと意識しなくても流れで属さなければいけなくなったもの(PTAやマンションの管理組合など)を考えると、人がいくつものグループに所属することは日常の中で起きうることだと思います。

小さな「好き」という感覚の積み重ねが森への道になった

画像1

オンラインサロンをはじめとするコミュニティというものでわたしが参加しているものは現在は「エラマの森」だけです。

「エラマの森」に入るきっかけとなったのが、エラマプロジェクトが主催していたライティング講座に参加したことでした。

エラマプロジェクトは以前から知っていましたが、それまでに気になる講座がありつつも、日程が合わないなどで参加できずにいたのです。
あと、「北欧」というキーワードから「おしゃれな人ばかり集まっていそう」というようなハードルを感じてしまい、意味のわからない不安を持っていました(笑)。
そんな気持ちになってしまう自分が情けなかったですが、それも今では笑えます。

それまでも自分の文章が好きではなくて、上手くなれたらないいなという気持ちから文章講座の類には興味を持つことが多かったですが、エラマプロジェクトのライティング講座に参加してみて、この人たちと一緒に「書くこと」や「スキル以外に大切なこと」などについて学んでいきたいと感じました。

その後オンライン生涯学習サロン「エラマの森」がオープン。
エラマプロジェクトのキーワードで一番最初に出てくるのは「フィンランド」になるので、それだけ見ればもっと興味があることは他にもありました。
ただ、ライティング講座を通じて知ったフィンランドの情報には「わたしが理想とする考え方や状況」が存在していました。また、こだわり過ぎずに参加できる環境を提供してくださっていると感じられたことで、オンラインサロンにも参加してみようという気持ちになりました。

コミュニティに参加する際に、人とのつながりを求めて入る人も多いのではないかと考えます。
その理由として、人とのつながり(どれだけ知り合いが多いかや大勢で過ごすのが良いなど)が多い人が良い、少ない・あまりない人はダメというような風潮があることを感じます。
それぞれの人のペースやスタンスを否定する人がいたり、たくさんの人とつながっているように見えて中身がなかったりする場合を考えると、「コミュニケーション」や「つながる」という言葉の本質的な部分を一人ひとりが見つめ直す必要があるのではないかと感じることも多いです。

そんななかで、わたしは、エラマプロジェクトのビジョンや想い、世界観の中にある「つながる」に関する考え方がすごく好きです。

人と、自然と、自分と、社会と、
全てのつながりを大切に

一人は好きだけど
孤独は嫌い

「わたし」が自立するからこそ
優しくつながれる

(「エラマの基本」より)

わたしは気づいた

わたしは「エラマの森」に参加するずっと以前から、別のコミュニティ(Aとします)に所属していました。
もともとはオンラインサロンではなかったのですが、新型コロナの影響でオンライン開催が多くなりました。
そこで何となく違和感を覚えるようになりました。「エラマの森」に参加してみたことでAで感じていたその違和感がはっきりしました。

Aに参加しているメンバーのことは好き、なのに少し息苦しさを感じる、安心してアウトプットできない、アウトプットしたいという気持ちにならないのです。

それを強く実感したのがエラマプロジェクトで開催している「エラマ哲学バー」に参加した時でした。ひさびさ且つ途中参加で、当たり前ですが知らない人が大勢いて、にもかかわらずオンライン上でも安心感を感じられて「何だろうこの感じ」と不思議な気分になりました。

それがとても気になり考えてみた結果、こんな結論になりました。

●Aはある一つの強いキーワードで集まっている、だから目指すものは同じ方向だけど、一緒に過ごす中で大事にしたい考え方や思いが違うのではと感じることが多くなってきた。
それは時には不快感を伴うものもあったので、余計に強く感じるようになった。

●また、そう感じてしまう人たちがトップの位置にいるようなコミュニティなので息苦しさを感じやすかったのかもしれない。

●「エラマの森」に入った人たちのきっかけはきっと様々であり、性格や環境ももちろんバラバラだろうけど、大切にしたいことのベースが同じ人が集まっている、だから心地よくいられるのではないか。

環境が人のメンタルに与える影響は大きいので、やりたいことを選択したにも関わらず環境により何かしらストレスや心の負担を感じることは当然あると考えます。

上記の考えがまとまった以降もコミュニティAに対する気持ちが覆ることはありませんでした。
(ちなみに今まで参加したコミュニティ等の中で「エラマの森」は一番好きです)

その後も、エラマの森の講座やイベントでは「ひさびさに参加するけど緊張感なく参加できる」というのは常にあり、参加している方々の空気感なんだろうなと感じていました。

「エラマの森」のメンバー限定イベントのひとつに「月間オンラインサウナ〜1ヶ月の自分のエラマを振り返る〜」があります。フィンランドサウナの音を聴きながら1ヶ月間の自分の生活を振り返り、翌月を新たな気持ちで迎えるというものです。1ヶ月のなかであった出来事そのものではなく、自分はどんな心の状態であったかなどに向き合う時間で、翌月に向けてやりたいことやヤメたいことも考えたりします。
1人で完結ではなく参加者との対話の時間もあり、参加して一番グッときたのは、主催者も「弱さ」を見せる姿があったことでした。

コミュニティの主催者やトップが過去の失敗体験などを話すことはあっても現状の苦しかったことや悩んだことを参加者みんなを前にして共有するのは基本的にない印象です。なぜならそういった発言はネガティブに捉えらえるかもしれない怖さもあるだろうし、運営にも支障がでるだろうから。
(会社に置き換えてみても同じことが言えるのではないでしょうか?)

自分の弱さを見せるって簡単にできるわけではないんですよね。
そういう意味でもエラマの森は信頼できる場所だと感じました。

そのほかにも会員限定LIVEにフィンランドから生中継で登場してくださる、エラマプロジェクト創設者の一人ミッラ・クンプライネンさんの話や言葉に毎回励まされたり、じんわり幸せを感じたりしています。(そもそもミッラさん自身が癒しの存在だなと感じます。)

そして過去のちょっとした判断や些細なことに思える選択に対して違う視点に気づかされることも多いです。
たとえばこんな事がありました。
わたしは学びたいことや知りたいことができて講座などに参加する外出予定があった場合、その日についでにいろんな用事や予定をかためる傾向がありました。しかしミッラさんは講座の勉強がある日はそれ以外は予定を入れず、勉強したことを振り返ったり浸ったりしてゆったりと一日の残りの時間を過ごすと話していたのです。
それを聞いた瞬間にわたしは、時間を有効に使おうとしているようで実は大事な時間を作り出せていなかったこと、結局学びっぱなしになっていることが多かったことに気づきました。一番重要視しないといけないことは何なのか、それを判断して実践できる力が不足していたなとも感じました。

こんなふうに、エラマの森では日々をどう過ごすのが幸せなのか、人生をどう生きていくのが幸せなのかと立ち止まって自分と向き合うきっかけをいただけるんです。

画像2

現実に直面して苦しくなっても、日々のせわしなさで大切にしたいことが後回しになってしまっても、「エラマの森」に帰ると豊かで幸せに生きることへの希望がまたよみがえってきます。
まさに「わたしの豊かで幸せな生き方」を追究する気持ちを忘れない場所になっているんですよね。

ところで。すでにお気づきの方が多いと思いますが、例のコミュニティAは(できる努力をした上で)やめました。

コミュニティ疲れを感じている方、「エラマの森」やエラマプロジェクトを初めて知った!気になる!という方はこちらを見てみてくださいね!

Text by nakagawa momo(フリーライター)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?