時間がない、という神話

ここ最近4年前の事を書いていたけど、
ちょっと話を現在に飛ばします。笑

仕事をしながらご飯を食べる。
電話しながら家事をする。

これ、効率化を目指した時
してしまうんだけど、
ながらで何かを進行している時の口癖は、

『時間がない』

だった。

時間がない、だからこれとこれを同時進行しよう!
ではなくて、実は、時間がある、と思って
目の前の人や物事について
自分のための目的を持って、

ああ、今自分が楽しむためにご飯を食べているなぁ、とか

自分がスッキリ気持ちよく生活するために掃除しているなぁ、
とか

リフレッシュするためにお風呂に入ってるなぁ、

とか、味わいつつ丁寧にその物事に取り組むと
充実感と共に時間が増えてくる。

これ、本当。

私、24時間時間があるけど、自分の時間は
22時から2時の間しかない、と思っていた。

寝る時間も、
起きて仕事してる時間も
ご飯の時間も
掃除の時間も
自分の時間であると認識して無かった。

一年前、脳トレをスタートしてすぐ、コンサルタント鈴木さんに言われてたのが、
人間の脳みそって、毎日6万回も思考しているのに、その8割近くの解釈がネガティブになってると言われた。

そして、実際どうか確認してみましょう。
自分の24時間の中で10分以上の行動をまず書き出してみてほしい、と言われ
書いてみた。

寝る
起きてぼーっとする
子供を起こす
お支度させる
ご飯を食べさせる
登園登校付き添い
洗濯
仕事
お昼
仕事
トータルトイレ時間
宿題の手伝い
お迎え
家事
お風呂
頭を乾かす
歯磨き
寝かしつけ
自分の時間

書いたら、その時思ってる事を、書いてみてほしい。と言われ、書いた。

酷いもんだった。

寝る→無
起きてぼーっとする→ダル…しんど
子供を起こす→早くしてよ
お支度させる→早くしてよ
ご飯を食べさせる→早くしてよ
登園登校付き添い→早くしてよ
洗濯→無、これうちの仕事じゃ無いんだがな
仕事→無
お昼→ながら食べ
仕事→無
トータルトイレ時間→限界まで我慢していく、早くしないと
宿題の手伝い→発狂しそう
お迎え→疲れた
家事→少し楽しくも面倒
夕飯→急がなきゃー
お風呂→早くしてよ
頭を乾かす→ →早くしてよ、急がなきゃ
歯磨き→早くしてよ
寝かしつけ→早く寝てくれ
自分の時間→あーーーお疲れ様自分、癒そう…

酷い…笑
時間がないので早くして、が蔓延していた。

これらの行動ひとつひとつに、自分のメリットはなんですか、と言われた。
考えた。
ひとつずつ、なんだろうなー、と思いながら。

寝る→自分を癒してリラックスせるため
起きてぼーっとする→自分のために太陽が昇ったことを噛み締めるため
子供を起こす→目的無かった
お支度させる→目的無かった
ご飯を食べさせる→目的無かった
登園登校付き添い→自分が子供から癒される時間
洗濯→自分が気持ちよく生活するため
仕事→自分にお金を与えるため?うーん、しっくりこない
お昼→自分を楽しませるため
仕事→保留
トータルトイレ時間→自分をスッキリ気持ちよくするため
宿題の手伝い→わからん、保留
お迎え→自分が癒されるため
家事→ものづくりを楽しむため
お風呂→自分が気持ちよくなるため
頭を乾かす→自分がリフレッシュするため
歯磨き→気持ちよくするため
寝かしつけ→自分が癒されるため
自分の時間→自分を癒し楽しませるため

目的不明もあったけど、なんだろうなー?
と自分に問いかけては、しっくりする目的を書いていった。

その日から、行動する前、最中、後に
メリットを言ってから、言いながら、メリットのために◯◯したなぁ、と言って生活した。

したら、24時間が自分の時間だと認識できるよになった。

もうね、充実感が全然違うし、
イライラが減るし良い事だらけだった。

女性ってさ、生活の中で、自分のことを息をするように我慢して、家族のために、家族優先で動いていて
家族のために、ってその裏に
自分を犠牲にして、
が潜んでいる。

潜んでない人は良いけど、あ、と思う人はさ
もちろん女性に限らずだけど、
自覚のない自己犠牲をしている。
それやっている限り、私は俺は誰々のために

こんなにやって、
あ げ て る の に
って思ってる。

感謝されない、私、俺、
って思っている。

その。良かれと思って、最善と思って、払ってる自己犠牲を振りかざして
目の前の人を責めたくなる。

それがね、無くなったよ、
かなりの確率で。
激変だよ。

誰でも出来ると思う。
オススメする。
全人類が自己犠牲してると思う。
みんなやったら良いと思うよ。


目的が、しっくりこなければ、そのうち書き換えても良いし
思いつかないものはさ、実は必要性がない行動なのかもしれないし、
必要なのかな?って自分に聞いてみて
辞めてみても良いかもしれない。

私の場合、なぜか、子供の世話に関する目的がね、当初ちっとも浮かばずで。笑

親としてなんかおかしいかも?
と思っていたけど、
その辺は別途自分に何でなのー、と聞いてみつつ
実験したりした。

起こすのやめてみる。とかね。笑
食べたいって言ってから、やる、とかね。
先読みしたところで進みやしないから、
子供の意思に任せてみたり。
意思に任せて遅刻させてみても良いかも。
子供自身がこの時間に起きると遅刻する、という経験が必要かもしれないし。

自分がメリットを見つけられないなら、
家族がいる場合は、その人に分担してもらう、とか、実験しても良いかもしれない。
相談の上。

時間がない、というほどに
時間に囚われてるし
真の自分の時間を見失っているのかもしれない。

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