「脳内ナレーション」があなたを救う
いつもお世話になっております。
まちづくり法人の事務局をしながら、挑戦をシェアするコミュニティBAKAMONOの運営をしながら、普段はスーパーでレジをしているものです。
僕はたまに死ぬほど落ち込みます。
どんな時かというと、それは
他人の幸せに触れたとき
スーパーでレジをしていると、自分と同世代ぐらいの人が家族づれで買い物に来ることがあります。
28歳にもなれば、結婚して子どもがいてもおかしくない年齢なので、別に普通の光景かもしれません。
でも、未だパートで働き、数ヶ月に一回くらいお金に困ることがあって、独身で、地元に同級生もほとんどいない。そんな僕にとっては、それは普通の後継ではなく、特別な光景に見えてきます。
自分で選んだ道だから、後悔はないけれど、やっぱり同世代で幸せそうな家庭を築いている人を間近で見るのは、なんだか、辛い。
ふと、考えてしまう。
「僕は将来、あんな幸せを感じられるのかな」
「もしかしたら、一生このまま何も成し遂げることもできずに死んでしまうんじゃ」
漠然とした不安に襲われ、死ぬほど落ち込んでしまいます。
幸せは自分の心が決めるんだ!誰かと比べることなんかじゃない!とよく聞きますが、その通り実践できている人って、ほんのわずかな人だけじゃないですかね?
頭でわかってはいても、心は正直なもので「うらやましいな」とか「なんで自分だけこんなに辛いんだろう・・・」とか思ってしまうものです。もちろん、僕もそんな風に感じてしまう人間の一人です。
さてさて、今回はそんな風に思ってしまいがちな豆腐メンタルの皆さんに、僕から素敵なサプライズです。
僕が落ち込んだ時によくやる、ライフハック術をお教えします。それが、
「脳内ナレーション」です。
これは、変な宗教的な話でも、スピリチュアルな話でもなく、誰でも簡単にできて、効果バツグンの心を楽にする方法です。
方法はシンプルで、すごく落ち込んでしまった時、自分の頭の中でナレーションを唱えるだけです。多分いまいちピンと来ない方も多いと思うので、僕が実際に唱えているナレーションも交えて紹介します。
ケース①
スーパーで働く僕「はあ、幸せそうな家族だなぁ、僕はあんな風にはなれないんだろうなぁ」
脳内ナレーション「(まさか数ヶ月後、この男が運命的な出会いをするとはこの時はまだ誰も知るよしもなかった・・・)」
スーパーで働く僕「なんだって、よし!その出会いのためにがんばるぞ・・・!」
ケース②
仕事がうまくいかない僕「失敗続きでついに怒られた、最近何やってもダメだ、もういっそのこと死んでしまいたい」
脳内ナレーション「(この男が後に世界を救うことになるとは、この時まだ誰も気づいていなかった・・・)」
仕事がうまくいかない僕「...ふっ。仕方ねえな世界を救わなきゃならねえから・・・もうちっとだけ生きてやるか!」
こんな具合です。
よく物語に出てくる、ダメダメな主人公がその世界で大活躍をする前に流れるあのナレーションです。
これを頭に流すことで、ちょっとだけ気持ちが楽になるので、ぜひ使ってみてください。(今ググったら、他にも実践している方がいるようで、その方は「思い返せばあの日が始まりだった」と使っていました。素敵なナレーションですね。)
映画や小説の主人公には、苦難や困難がつきものです。
そして僕たちは、その苦難や困難を乗り越えた主人公の姿に感動し、涙し、心が動かされます。
もちろん物語の主人公だけでなく、僕たちも普段たくさんの苦難や困難を経験します。
他の誰かと比べられたり
上司から理不尽に怒られたり
SNSの友人と今の自分を比べて落ち込んだり
嫌なこと辛いこと沢山経験します。
でも、今感じているその苦難や困難を乗り越えた時、それはきっと誰かを感動させ、心を動かします。
あなたの物語の主人公は、当然「あなた」。
観覧席には、あなたに関わる全ての人が座っています。
そしてあなたが、困難を乗り越えるのをいまかいまかと待っています。
乗り越えた時、観客は声をあげ、拍手し、感動します。その瞬間はあなた自身も感動しているかもしれませんね。
そして、僕も誰かの人生の観覧席に座る人であり、自分の物語の主人公でもあります。
多くの物語に出会い、感動し、惜しみない拍手を送り、僕自身も誰かを感動させられる存在でありたいと願っています。
書きながらなんだか言いようもない
エモい
気持ちになってしまったので、今日はこれで終わりにします。
大変なことばっかりだけど、それを乗り越えたらきっと誰かを感動させられる。そんな希望を持ってまた、明日から生きていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
いいねやコメントをいただくことが、こんなに嬉しいことだとは思いませんでした。もし、よければご感想お聞かせください。返信させてください。
おやすみなさい。
(まさか、この男が後に世界から争いをなくし、平和の象徴になるとは、この時まだ誰も知らなかった・・・)
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