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歌詞を読む90 「 百鬼夜行 」

うずくまる 蠢(うごめ)くモノ 出発の時はきた
生暖かい風が吹く 見回せば仲間がいる

今ぞ 誓いの盃を 朧月夜に

朝がくれば この身体 暗闇に紛れ往く
手と手とりて 進むがよい
我らの恐さ 知らしめる

真夜中の零(ぜろ) 出発の時だ 怯える心 振り捨てて
真夜中の零(ぜろ) 心をひとつに 私の元につどいしモノよ 進行せよ

漆黒の闇に浮かぶ 青白い行列よ
躊躇(ためら)うことはないさ 人間は皆弱い

今宵 足を踏み出せ 新たな道へ

明日がくれば この身体 記憶の中溶けてゆく
いないものと扱われる 乾いた心 あふれだす

決断の零(ぜろ) 出発の時だ 我らの姿 焼き付けろ
決断の零(ぜろ) 心を壊すな 今こそゆこう 妖怪たちよ

真夜中の零(ぜろ) 旅立ちの時だ 消えない朝は もう近い
真夜中の零(ぜろ) 心を自由に 私の元に集いしモノよ 信仰せよ

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