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歌詞を読む21 「 リーフォ 」

( 月の雫 肩におちた
ぼくは見上げる 口づけがふった
はちみつのこころ れもんのからだ
やわらかい褥
汗ばむ肌 もものかみ跡
空高い夏 雲深い夏 そして

ニレの木と白樺にひいらぎの葉をかざして飛びたいな )

空の中の ぼくの鼓動
きみにも鳥にも伝えたい
ここにおいで ぼくの中に
息さえぼくと共に吐き出していて

月の雫 肩におちた
ぼくは見上げる 口づけがふった
はちみつのこころ れもんのからだ
やわらかい褥
汗ばむ肌 もものかみ跡
空高い夏 雲深い夏 そして

ニレの木と白樺はここにもみつからなくて・・・
飛べないよ

空が遠い 人が遠い
くたびれた声をひきずって
助け出して ぼくの命
いつでもぼくから聞こえないふりして

はえてた薄い羽 きれいな沙羅双樹
とべない薄い羽 木々さえ許せない

空の赤も 虫のつぶも 
ひとつもぼくには愛せない
きみのひとみ 月のひとみ
すべてがぼくから遠ざかる

花の風も 鳥の声も
すべてをこの手で歌いたい
きみの笑顔 月の笑顔
なんにもぼくには奪えないのだから・・・

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