歌詞を読む50 「 雫したたる 」

白い背中　白い雨
うかぶ景色はだれのもの？
目と目が合えば　そらすふり
手と手をふれず　そらすふり

白い太もも　白い雨
めぐむ温もりだれのもの？
指すらふれず　近づいて
命を奪う　口づけを

男らしくない細い指　なぞられたならば　嬉しかろう

「触れられてないのに　濡れているの」
嗚呼家へ　嗚呼家へ　嗚呼家へ　

白い胸元　白い雨
落ちる雫はだれのもの？
やり場のない目を　たぐりよせ
骨すらきしむ　ひと時を

男らしくも大きい手　つかまれたならば　嬉しかろう

「触れられてないのに　濡れているの」
嗚呼家へ　嗚呼家へ　嗚呼家へ

男らしくない細い指　なぞられたならば　嬉しかろう
男らしくも大きい手　つかまれたならば　嬉しかろう
男らしくない細い人　すいこまれたなら　嬉しかろう
男らしくも大きい人　かきみだされたら　嬉しかろう

「触れられてないのに　濡れているの」
嗚呼家へ　嗚呼家へ　嗚呼家へ　嗚呼家へ　嗚呼家へ　嗚呼家へ…